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2023年1月27日金曜日

GT-R風のGT-R

 

これはR34風ですねぇ。


サプライズ?で発表された2024モデルのR35、デザインが少し変わってR34っぽくなりました。ぽいだけですが、意外とよくできてます。

そもそもR35に関しては開発中止だとかハイブリッド化だとか色々噂があったのに、結局は全部ハズレで継続販売してます。騒音規制対応もクリア。ほんと、噂はアテになりませんね。「騒音規制に対応できないからハイブリッド化」は完全に根拠がなくなりました。

ちなみに中身はほぼ変更なし。細々とした変更で微妙に速くなっているらしいですが、エンジン周りはそのまま。もうこれ以上やることがないんでしょうか。元のR35から比べると全部絞り切っている感じもします。


個人的な推測ですが、「売れる間は売る」んじゃないですかね。規制とかで売れなくなったらオシマイだけど、それがクリアできるなら売る。別に人気がないわけじゃなく、イヤーモデルは毎年即完売が続いているので、売ろうと思えば買い手はつく状態かと思います。

Zもそうですが、じゃあもっと作れよ!って思いますけどね。売り切れで買えないからプレミア価格、みたいな状況がずーっと続いてます。これを解消するには、買い手が飽きるか売り手がもっと供給を増やすしかないハズ。売れる間にもっと売っちゃえばいいのに。


ところで、2023モデルがようやくデリバリーされた人もいるタイミングで新型が出ています。要するに2023モデルは型落ちになったわけですよね。イヤーモデルを出す方式だとここが厄介。数年経ってマイナーチェンジならわかりますが、翌年には型落ちになる仕組みはちょっと嫌ですね。

超限定生産だったTスペックもようやく納車されつつあると聞きますが、早くも型落ち。そういう売り方が流行りなんでしょうけど、やっぱりちょっと嫌かも。アホみたいに金持ってて毎年買い替えられる人向けの商品だからいいのか?


次期GT-Rはコンセプトモデルも何も出ないままなので、本格的にR35の後継の話が出てくるのは当分先の話になりそう。2025年モデルも普通に出ると見た。さて予想は当たるかな?

2023年1月13日金曜日

SAKURAってどうなん?

 

本当に出るんか、というのが発売時の感想。



いつだったかディーラーに行った際に「軽のEVが出ますよ」みたいな話を聞きまして、内心はどこまで本当か疑ってました。GT-Rがマイルドハイブリッド化される!Zもハイブリッドになる!…ってやつは結局ガセだったっぽいじゃないですか。でもSAKURAは名前まで合ってた。じゃあ他の車でも当てろってね。(まぁマーケティング前提のリーク情報なんでしょうけど。)



で、サクラってどうなんでしょうね。完全新規車種風ですが、要するにデイズのEV版と言える。

サクラはアリアをそのまま縮小したデザイン、明らかにアリアを意識しています。大・中・小(アリア・ノート・サクラ)の三段階で攻めるんですかね。


もうリーフを持っている私がサクラを買うことはないです。ないですが、人に勧められる車種かどうか。結構いい線行ってる車だと思いますよ。ただEVに関しては、完全にガソリン車を置き換える車のつもりで買うのは間違ってるし、絶対にガッカリする、そんな車でもある。


もうリーフに乗ってるとなんとなくサクラの使い勝手がわかるんですよ。要するにお得版リーフ。それゆえ不安なところもあります。


(1)2グレード、50万円差。上級仕様なら300万円!

補助金ありきの価格設定なので、サクラのカタログ価格を見るとぶったまげます。全部入りの上級グレードは驚きの約300万円。もうノートが買えちゃう。

これは補助金込みの価格設定なので、今の補助金がいつまで続くかどうかが問題です。ある程度EVが普及してくると補助金がなくなるのは間違いなし。本気で買う気なら早めがいいと思います。


(2) 20kwの電池

電池容量は20kw。完全に割り切っています。この容量では遠出はまず不可能。トータルで120km走れるかどうかだと思います。高速に乗るような行き先に行くような人は買うと後悔間違いなし。


リーフ(40kw)でも結構不安な容量ですからね。公称320kmの走行距離だそうですが、実際は片道100kmの往復(200km?)でも途中で一回急速充電したくなる感じ。容量20kwならこの半分。ガソリン車なら致命的な短さです。片道50kmで帰って来られるかギリギリかもしれない。電池残量30%を切ると結構不安になりますよ。

要するに、走行距離はリーフの半分。実にわかりやすい。


逆にいえば、サクラにプロパイロットはいらないと思うんです。だって高速に乗って遠出することはかなり厳しいから。体感では100kmごとに充電1回は必要と思われます。

SAはだいたい50km毎らしいので・・・各駅停車になりそうですね。SA毎に30分休憩、しかも急速充電では100%までチャージできないので、SAを一つ飛ばすと次まで辿り着けない可能性もあります。これならレンタカー借りた方が絶対安心。

なのでサクラで遠出するのは絶対無理。物理的に不可能なレベルです。遠距離走るならアリア買いましょう。


(3)馬力は軽=64ps、でもトルクは倍!

一応軽規格だから64馬力、しかしEVなのでトルクフルで195Nもあります。デイズのターボ仕様の倍。ちなみにマーチニスモS(1.5L・NA)でも156N。坂道で息切れすることはないでしょう。モーターはトルクが物凄いのが特徴です。

つまり、加速性能では今までの軽自動車では絶対に勝てないレベルです。


なお、リーフは340N、34.5kgfです。購入直後、EVの性能を試してやろうと停止状態からアクセルベタ踏みしたところ、首が取れるかと思いました。そんなにトルクいらない…。


(4)内装の質感は○、サイズはデイズと同じ

試乗はしていないので見ただけの感想ですが、内装の質感は高いです。軽にありがちな安っぽい簡素な内装ではなく、アリア・リーフの下位グレードにふさわしい内装です。シフトセレクターはリーフよりもいいんじゃないですかね。速度計もデジタルコクピットで先進的。E12ノートよりは完全に上です。軽なのに。

シャシーがデイズと共通なので、サイズ的な使い勝手はデイズと同じはず。EVだから室内のレイアウトがおかしかったりすることはないようです。


(5)家庭用蓄電池としても使えますよ

サクラはV2Hシステムで家庭用の蓄電池としても使えます。V2Hシステム自体が高いですが、蓄電池として考えるなら300万円でも結構お得です。蓄電池なら12kw程度でも400万円(定価)くらいするらしいです。サクラなら20kwでタイヤが4つ付いている。

リーフなら40kwで、我が家なら春秋で4日、夏冬で2.5日分使えるだけの電池容量があります。サクラはこの半分ということ。夏場に停電しても丸一日はいつも通り暮らせます。その後は知らん。

家庭用蓄電池は家から動かない(当たり前ですが)のでその前提の容量となりますが、蓄電池メーカーのニチコンでは12kwの製品が「大容量」として紹介されていました。ハイブリッド型で太陽光発電があること前提のようですが、要するに12kwあれば容量的には十分みたいです。


太陽光発電とV2Hシステムがある家を持っている人ならアリアとかもっといい車を買えそうですが…まぁそういうことです。蓄電池としても使える拡張性は良いところです。




こんな感じなので、同じ軽自動車でもガソリン仕様とは比較が難しいです。やっぱり航続距離の短さが気になりますかね。200km走れないのはさすがに…と敬遠する人が多いように感じます。

ただ、これも使い方の問題で、ちょっと近所に買い物に行くとか、家族の送迎で30分走るとか、1日に50kmも走らない人ならこれでも十分です。家に帰ったら充電すればいい。毎日送迎とか買い物で車を使う人なら週に1・2回ってところですかね。


あとは価格?やっぱりちょっと高い。リチウムの価格が高騰していますからね。世界中で蓄電池の需要がかなり高まっています。高級車もどんどんEVに参入してきて、テスラも絶好調。電池の価格が下がるには相当な技術革新が必要なので、少なくとも当分は高いままでしょう。

つまり、価格については諦めましょう。日本人の給料がずっと上がってなかったのが悪い。



全体的な感想。サクラは「デイズにリーフの半分を詰めた車」。これですよ。良くも悪くもね。

EVはガソリンエンジ車でいうところの「エンジンの良し悪し」が曖昧でよくわかりません。単純に馬力が同じエンジンでも、RB26とそのほかでは魅力が全然違うじゃないですか。そういう違いがモーターにはないように思います。エンジンの吹け上がり、エンジン音、クラッチのダイレクト感、高回転になるほどトルクが出る、アクセルレスポンス、こういうのが全部ない。モーターの出力に比例して出るパワーが変わるだけ。

なので、性能的な差はEV同士だと比較しやすそうです。タイカンターボまで行くとちょっと想像できないですが、サクラ・リーフ・アリアくらいならなんとなく想像がつきます。ある意味EVの欠点かもしれません。


カーオブザイヤーも受賞するくらい好調なサクラ。セカンドカーとしては完璧。補助金があるうちに一台いかが?



2022年8月4日木曜日

水没する・しない

"ラーマン山田と行く酷道シリーズ"に「洗い越し」という酷道が出ていました。雨が降ると道が川のようになる場所。もちろん走行注意。確かにひどい。


実はこの動画が出るよりもかなり前から「洗い越し」の動画が好きで結構見ていました。まぁ海外産なんで当然日本の「洗い越し」よりもハードな場所ですが。



イングランドにある「Rufford Ford」という道。ただし途中で川と交差していて、道の上を川が通っています。上記の「洗い越し」は雨が降ると水が溢れる場所のようですが、ここは雨が降らなくても常時水浸し。だって川の上だから。

橋はあるけど何故か歩道だけ。つまり車は強制的にウォータースプラッシュです。これは楽しそう。水没しなければ。


↑の動画は割と晴れている時=水量が少ないのでどうにかなっているだけ。雨が降ると溢れるらしく…


こうなります。普通に冠水。とても車が通れる場所ではないと思うんですが、どうやらわざと突っ込んでる紳士も居る様子。俺のSUVならいけるでしょ!みたいな感じですかね。

まぁSUVにも色々あります。タフギアみたいな雰囲気を出しておいて実質は都会しか走れないやつがあまりにも多すぎる。オフローダー=AWDで車高が高い、ではないんですよ。公式HPではどこでも走れる感を出してますけどね。どうせ走れないくせに。


ただこの道に関して言えば、悪路走破性が高めのディスカバリーでもエンストしているので、突破できる車種の方がおかしいんだと思われます。

ディフェンダー、ランクル、トライトン、F150辺りのガチ車じゃないと気軽には行けませんね。シュノーケル付きならさらに安心。ジムニーならどうだろう。


この道を通れるかどうか?でオフローダーを名乗っていいか決めるのはどうですかね。偽物が炙り出されるからちょうどいいのでは。

意外とテスラは大丈夫みたいです。グリルがないので電装系が耐えられるなら突破できるのか。なるほどね。



ラリー好きとしてはウォータースプラッシュは一度やってみたいものの一つ。見た目は派手でいいですが、ドライバーからすると外装は取れるし岩でも踏んだらバーストの危険もあるしであまりいいことないらしいですが。


↑ラリーカーだからって川をコースにしてはいけない例。




2022年8月2日火曜日

impossible climb

 不可能ならやめとけって…


なんだかよくわからない海外のYouTube動画シリーズ。魔改造のダートバイクで斜面、というか崖を登ろうとする方々。当然登れない。というか登れるのか?



斜面は岩だったり土だったり色々なようですが、斜面の角度がおかしいことは共通しているらしい。たまに制覇しちゃう人もいるのがすごい。

こんなもの見ていても事故る様子がチラつくだけ…と思いきや、意外とみなさん丈夫なようで、モザイク必至のシーンはありません。(カットしているだけかも)

改造の方向も様々。タイヤにスパイクをつけているマシンが多いです。自分のマシンに踏まれたら単純に危ないと思うんですが。


まぁ間違いなく日本では開催できないタイプの競技ですね。コケて頸椎が変になったり、制御不能になったバイクがライダーか係員にぶつかってアレなことになったり、そんな場面しか想像できません。


日本だと平面なのにスピンして観客に突っ込んでましたが、あれは西部警察でしたっけ。

一般的なダートバイクのレースとは根本的に違う競技。世界は広いなぁ。



2022年3月14日月曜日

「EV用タイヤ」が何故か巨大だった

 フォーミュラEのタイヤはスリックではなくて普通の全天候タイヤ。ミシュランが供給していることは知っていましたが、種類までは知りませんでした。

「PILOT SPORT EV」という種類で、硬さは1スペックのみ、雨でも同じタイヤ、レースごとに決められたセット数が供給される。ラジアルなのでグリップは低いらしく、プロドライバー目線では「明らかにローグリップ」とのこと。

実は一般向けにも販売中。なんかそれっぽくていいですよね。どうせEVに乗るならこれにしたい。

重さがパイロットスポーツと比較して20%軽いとか、寿命を長くして消費セット数を減らしているとか、100%リサイクルされるとか…全てで環境配慮的な側面をアピールしています。企業努力が凄まじいですね。消しゴムみたいに無くなるハイグリップタイヤも少しは見習うべきかも。


ただ、PILOT SPORT EVにはリーフに合うサイズがない。というか、まさかの「19インチ〜21インチ」という巨大な設定のみ。リーフの17インチでもタイヤの中では大概デカいと思っていたのに、どうしてこんなことになってるのか。現状6種類のみで、PILOT SPORT EVを装着できる車種は相当少ないことになります。

FIA公式のレギュレーションによると、フォーミュラE用のタイヤは18インチ。あれぇ?…。


19インチ以上なんかSUVじゃあるまいし、なんでそんな極端な設定しかないのか。ちょっと考えて、ふと気づいた。テスラか。


世界のEV販売のトップは圧倒的にテスラ。まぁ売れているらしいのは知っていましたが、世界で年間50万台も売っているとは思いませんでした。あのメーカーって全体的に「スマホにタイヤがついた」ような発想ですよね。

で、テスラの車はタイヤがデカい。コンセプトカーのイメージをそのまま具現化したようなデザインばかり。

ラインナップ中最安の「モデル3」は、ベースグレードでも19インチ、モデルSの上級グレードなら21インチ。なるほど。


日産は先代リーフでEV販売の先頭みたいな感じだったのに、いつの間にか販売数は年間6万台程度。桁が違った。そりゃタイヤも設定されませんわ。


テスラの50万台のうち36万台がモデル3らしいので、ミシュランもテスラオーナーを狙っているのかも。まぁ商売ですし、売れるところに売るのは当然ですけどね。ちょっと悲しい。


今のところ、EVは全体的に大きな車種ばかり。航続距離を伸ばす=車体が大きくなる=デカさを誤魔化すためにSUVボディ…という理屈だと個人的には思っています。軽サイズのEVも発売間近と聞きますが、航続距離は相当短くなるでしょう。



まぁ、EVだからといってタイヤまでEV専用にする必要はなさそうです。エコ重視のタイヤを選べば間違いはないはず。BMWのi3のように極端なタイヤ(極細)みたいな特殊設計ではないでしょう。

そもそもスポーツカーみたいな消耗もしないはず。たぶん…。



色々調べてみて、まだまだEVについて全然知らないなーと感じました。実はもう一段階考えています。ただ車として使うだけではない使い方。夢だけは広がっております…。



2022年1月31日月曜日

ノートNISMO Sの思い出

 ああ、いい車だったよ…。


5年乗りましたからね。クルマ自体の感想ももちろん、「人生の節目」的な意味でも結構思い出があります。

点数で言うなら95点くらい。ただ、不満がなかったわけではないです。

クルマ雑誌のレビュー風に星で出すならこんな↓感じですかね。満点は5つ。

  1. デザイン     ☆☆☆☆
  2. 内装       ☆☆
  3. エンジン     ☆☆☆
  4. 走行性能     ☆☆☆☆
  5. 乗り心地     ☆☆☆
  6. 燃費       ☆☆
  7. 後部座席     ☆☆☆☆☆
  8. 荷室       ☆☆☆
  9. 維持費      ☆☆☆
  10. 本体価格     ☆☆☆
  11. 改造性      ☆☆☆☆

そもそも他のクルマに乗った機会が少ないので比較が難しいですが、ちょっとでも不満のあったところを減点してこんな感じです。

1 デザイン ☆☆☆☆
見た目はとても良かったと思います。車をよく知らない人からは「ノート」と気づかれないくらいだったので、ぱっと見のインパクトはとても気に入っていました。
実際に後期型以降、特にe-POWERが追加されてから、ノートニスモをよく見かけるようになりましたが、ほとんどが非MTだったので、見た目が気に入って買った人も多いと感じています。

ただ、一応MT仕様乗りとしては「同じノートニスモでもこっちはMTだけどな!」と勝手に思ってました。ホイールとマフラーでわかるんですよ。「S」乗りの方ならわかってもらえるはず。加速音も全然違う。ええ、ただの自己満足です。



2 内装 ☆☆
反面、内装はもの足りない感じ。ただこれはニスモに限った話ではなくて、ベースの「ノート」がそもそも良くない。2012年の発売から内装はほぼ同じままで、同年代のクルマと比較してもシンプルそのもの。チープさは出てましたね。

特にスイッチ類。レイアウトも含めてマーチとほぼ同じなんですよ。ベースが150万円くらいのクルマなので贅沢は言えませんが、同クラスのクルマならもっと頑張っていましたからね。ノートだけがちょっと悪かったのかなと。

機能が同じでも質感が良い方が気分いいじゃないですか。運転手が見るのは内側からなので、やっぱり内装って大事ですよ。


シートはよかったです。私はレカロに替えていましたが、標準のスポーツシートもアルカンターラ張りでいい感じでした。

実は、本当に最終的にノートを手放す原因は内装だったと思っています。約10年前のデザインなので当たり前なんですが、現行のクルマと比較した時の差が大きくなってしまって、このままお金をかけて手を入れたとしても、自分の満足するクルマにはならないのでは?と思ってしまったんです。
例えばホイールとか、外装は割とどうにでもなるじゃないですか。でも内装はどうやっても改造が難しいから諦めちゃった。そんな感じです。



3 エンジン ☆☆☆
貴重なテンロクNAで140馬力。ベースグレードにはない仕様で、上位クラスのジュークのやつを強引に載せたらしいエンジンはとてもよかったです。

ただ、サーキットで走るとすればパワー不足で、NAなので改造に限界がある、という点は悪いところかもしれません。
ニスモからCPUチューニングも(随分後になって)出ていますが、タイム的にはあまり効果がなかった?という噂も。マフラーとか触媒とか、吸排気系+エンジンチューンを全部やったとしても、160馬力を超えることはないのかな、と思っていました。

社外品は別ですよ。マインズとかN -TECから色々出ていると聞きます。エンジンは壊れると厄介なので、私はニスモ以外のパーツを付ける気はなかったです。まぁGT-Rみたいなクルマが特殊なだけで、普通は馬力がバンバン上がるようなこと自体おかしいんですよ。


4 走行性能 ☆☆☆☆
無改造の状態でも足回りがしっかりしていて走りやすかったです。公道レベルなら遠心力で体が吹っ飛ばされることもなく、安定して走れました。
これはサーキットでも同じ。私は結局最後までほぼ無改造のままサーキットに出ていましたが、十分走れました。

もちろん、本気で走るならもっと硬いサスやデフが欲しかったですが、全部やると100万円近く必要で、軽い気持ちで走っている私にはちょっと厳しかった。

まぁ無改造でサーキットも完璧にこなせますよ!ってGT-Rニスモじゃないんだから、贅沢言い過ぎですね。

ノートニスモSでは、エンジンだけではなくリアブレーキがディスク化されているのもいいところでした。標準だとドラムブレーキだったものを、かなり無理やりディスク化していたらしいです。標準仕様から「エンジン載せ替え+MT化+大口径マフラー+17インチホイール+ディスクブレーキ」で230万円は破格。というか、やりすぎ?



初期状態でデフがないことは色々意見があるようですが、全員がサーキットに行くわけじゃないのでデフなんかなくていいです。500台限定の特別仕様じゃあるまいし、デフが必要なのは一部の人だけ。車体価格を考えてもデフなしは妥当でしょう。欲しけりゃ付ければいいだけ。


1点気になるとすれば、サーキット限定の話ですが、ノートニスモはドアンダーです。車体が長いせいで何をどうやってもスピンしないらしいです。
安心感はありますけどね。FFでアンダーステア強めなのは、ちょっと物足りない部分かもしれません。



5 乗り心地 ☆☆☆
まぁ、良くはなかったです。平らな道なら問題ないんですけどね。凹凸のある道では硬いサスのお陰で結構な突き上げがあります。標準のサスでこんな感じだとすれば、サーキット仕様にしちゃうともっと酷いんでしょう。公道とサーキットを両立させることがそもそも無茶なんですが…。

ただ、私は好きでした。同乗者にはやや不評。そんな感じ。

高速道路の継ぎ目でもガンガン来るので、クルマがそんなに好きではない人の文句は覚悟で乗るべきだと思います。やっぱりスポーツカーって同乗者のウケが悪いんですよね…。


6 燃費 ☆☆
お世辞にもよくはないです。リッターあたり14kmってところですかね。エコ運転を意識すると15km/Lを超えることもありました。
気分良く高回転までぶん回すと見る見る燃費は悪くなります。4000回転以上が楽しいクルマなんですけどね。燃費は悪くなるわうるさいわ、あまりいいことはないです、はい。

MTが5速なので、高速巡航で回転数が高めなのも気になりました。100kmで3500rpmは超えてたはず。トルクはあるのに巡航でずっと引っ張りっぱなし。なかなかの騒音具合でした。
サーキットで走るならクロスミッションでも良いのでは?と言われたこともあるんですが、岡山国際の裏ストレートでも5速まで入らなかったので、結局4速までしか使ってないんですよね。富士なら…いや、そもそも200km/hも出ないクルマで富士は厳しいかも。

燃料がハイオク指定で、コンパクトカーの割にガソリン代がかかるのは覚悟しておきましょう。今ってガソリン高いんですよね。現役の時はリッター160円でビビっていましたが、今後もガソリンは上がる可能性大。ますますスポーツカーには厳しい時代になりそうです。

燃費比較は同クラスでもちょっと見劣りする感じ。高速巡航なら20km/L以上出るんですが、街乗りオンリーだと辛いクルマでした。


7 後部座席 ☆☆☆☆☆
これは文句なしの満点。後部座席はスカイラインよりも広いです。E12型の先祖・T11ティーダの影響らしいですが、コンパクトカーで犠牲になりがちな後部座席がしっかり使えたのはとても良い部分でした。後ろに人を乗せるならこれ以上はないくらいの広さです。

そもそもコンパクトカーに後部座席の広さを求めることが無茶なんですが、ノートでは何をどうやったのか。私も不思議に思っていました。

これに慣れちゃったせいで私は「後部座席が狭いクルマ」がすごく嫌。アクアとかスイスポは非常に狭かった。まぁそれが普通なんですけどね。

ノートのいいところです。ニスモ仕様じゃなくても便利。このせいでサーキットではドアンダーだったわけですが、実質2シーターよりはずっと良かったです。そりゃ文句なしの満点ですよ。


8 荷室 ☆☆☆
まぁ可もなく不可もなし、といったところ。普通の状態ならキャリーケース2つか3つは積めます。コンパクトカーなら十分ですかね。「やや載る」くらいの積載量です。

ただ、前期型だけかもしれませんが、後部ハッチにライトがないので、暗い場所では何も見えません。ライトくらい付けてくれてもよかったと思うんですけどね。



9 維持費 ☆☆☆
コンパクトカーのいいところは維持費の安さだと思います。そこそこの性能で、そこそこ走れて、そこそこ人も乗る。
ノートニスモSの場合、これに加えてMTでエンジンが140馬力もあってサス硬めの面白いクルマでした。

…が、強引な改造?のせいで型式が「E12改」となっていて、車両保険や税金面で損していました。減税も何もなし、保険の優遇もなし、消耗品は高い、ガソリンもハイオク。見た目以上に維持費のかかるクルマだったと思います。

サーキットに出るならハイグリップタイヤは必須ですし、ブレーキパッドも高性能なものじゃないと危険。クルマ遊び全体がそうですけど、お金かかりまくりんぐでした。


それでね。どうせ色々改造もするじゃないですか。サスとかホイールとか。だったらちょっと上乗せして86でも維持費は同じだったのかな?と少し思います。まぁ2ドアクーペなので比較のしようがありませんが…というかホットハッチ自体がそういう意味で微妙なクルマでしたね。



10 本体価格 ☆☆☆
これも可もなく不可もなし。ベースのノートから大改造した割には安いといえるし、性能の割には高いともいえる。スイスポという比較対象があるだけに、激安とも言いにくい金額でした。

まぁこれは新車の話。中古車でいいなら結構安いじゃないですか。ちゃんとしてるやつなら良いのかもしれません。

私のノートもどこかで走ってるんですかねぇ。痛車にだけはなっていて欲しくないですが…。


11 改造性 ☆☆☆☆
これはサーキットで走ること前提の話。まぁまぁ改造できます。対応パーツは意外とたくさん用意されています。
パワーを上げることは難しいですが、駆動系などできることは色々あるらしく、改造パーツをたくさん積んだノートニスモは超速いです。

もちろん金額もかかりますが!…つまり、どこまで手を入れるか難しいところでもあります。ニスモ純正のオーリンズサスなんか40万円近くしますからね。工賃込みとはいえ、230万円のクルマで40万て。

調べるとわかりますが、ニスモ以外からも色んなパーツが出ています。サスペンションや駆動系の定番メニューから、変わったところの強化パーツまで色々あるので、86ほどではないにしても、割と思い通りにできるんじゃないですかね。速くなるかは別ですが。


私はあまり改造しないまま終わってしまいましたが、もしやるならデフとサスペンションと16インチ化はやってみたかったです。デフは必須として、16インチ化は結構スタンダードとのことで、意外と見た目もカッコよくなります。
「S」の証の17インチを捨てるのも変な話ですけどね。車格とタイヤ代・バネ下重量を考えると16インチが最適解だそう。ホイールが4穴で選択肢が少ないのがネックでしたが、ノートニスモを意識したホイールも多かったです。


16インチ化は特にタイヤ代が大きいですね。サーキットに行くならタイヤは消耗品。安いに越したことがないです。私は17インチのままでしたが、17インチのハイグリップタイヤって超高いんですよ。
プリウスがトミカみたいなタイヤな理由がわかりました。走れりゃいいならホイールが大きい必要もないですもんね。

クルマを手放し、次買うクルマはホイールは小さいやつにしよう…そう思っていた時期もありましたが、気づいたら17インチのやつを買ってました。やったね!




全体的に振り返って、やっぱり一番の欠点は…内装ですかね。メーターは前期型の使い回しだし、スイッチ類は安っぽいし。正直アルカンターラの感触以外に良いところがなかったです。ノートニスモの初期型はハンドルにスイッチ類が一切なく、オーディオの操作も全く不可。一応「Zニスモ」のハンドルを使っている!ということでしたが、スイッチが何もないならmomoステでも良いわけで…。(というか、Zのハンドルにはスイッチありますし)

外側の見た目が良かっただけに、内装はマイナス面が目立ちました。特にここ数年、クルマの安全装備やデジタル化が進化しているので、現行ノートの内装もかなり気合が入っています。E12型の反省かな、と個人的には思っています。




ニスモロードカー=硬派なイメージだったのが一気に変わったのがノートニスモあたりからですね。私も最初ノートニスモの存在を知った時、ニスモ仕様なんか400Rとか380RSみたいなガチのやつしかないと思っていたので、日産車で手頃な価格でサーキットも走れてしかもMTなホットハッチがあるとは思いませんでした。もういっそポロGTIかシロッコでも買おうかと思ってたくらいですからね。

ニスモのブランド向上にはとても意味のあったクルマだと思います。ブームが一周したのか乗り換えた人も多いと思いますが、その分中古車も出てきていいんじゃないですかね。私のノートも一瞬で売れたそうなので。状態良かったからね…。

現行の「オーラニスモ」もノートニスモがあったから存在するクルマ。e-POWERのみなのでそう言う意味では物足りませんが、ノートニスモもe-POWERばっかりだったので当然ですね。やっぱりMTって売れないんですよ。


振り返るとしんみりしますね。いろんなところに行った思い出とか。ノートニスモに乗っていて悪い思い出はひとつもないです。気になるところはありましたが、事故ったとかトラブルに遭遇したとか、そういう負の思い出がひとつもない。楽しかったですねぇ。



今、あのクルマがどうなっているのか、知れるなら見に行きたいですね。


2022年1月20日木曜日

Zのカスタマイズドプロトが良い感じ、とか

 

日本仕様のZが正式発表。名前はちゃんと「フェアレディZ」でした。型式はZ34型のままですが、もはやそんなことはどうでもいい。

3.0L・V6で400馬力とか、内外装も北米仕様から特に変更なし。割とそのまんまでした。日本仕様の発表まで変に間があったので気になっていたんですが、何も気にする必要はなかったようです。


また、標準仕様よりも、サプライズで発表されたエアロ仕様が非常に良い。「カスタマイズド・プロト」とのことですが、おそらくディーラーオプションになるらしいと。粋なことしますね。

まぁ標準の四角いお口は好みがありそうですが、私も昔のZ風のエアロ仕様の方が好きです。こっちが標準でも良かったのでは?と思うくらい。


いつかは買いたい。しかし肝心の価格については微妙に発表されていません。

240台限定のプロトスペックが「697万」、約700万円であることは発表されました。ここに諸経費やらその他諸々を入れると…もしかして800万円コースでしょうか。スープラと競合する価格と予想されていましたが、実際に金額を知ってしまうと辛い。

プロトスペックは「全部入り+限定モデル」なので、約700万円はそれを加味した値段だとは思いますが、これで標準仕様が400万円台ってことはないと思うんです。何をどう頑張っても500万円台、せいぜい550万円くらいかなぁと。ベースグレードでも気合の要る価格になりそうな予感。


実物は街中で見ることになるか、オートサロン的なところで見ることになるのか。変なウイルスのせいでまたイベント中止になったりしなければ近々見られるかな…。








ところで、リーフを買いました。



は?



…いやはや色々ありまして、セカンドカーの方を先に買っちまうという。あくまでセカンド。1stはZ。これは揺るがない。

1台しか持ってないのにセカンドカーとは不思議な話。しかし私には見える。リーフの隣にZの残像が!



契約したのはZ発表の直後くらいだったんですけど、まぁ一番の理由はストレスですかね。もうなんか色々嫌になってしまいまして。時代は電気ですよ、電気。



随分とZが遠のきましたが、本体価格やら維持費を考えての判断。実はそもそも車を買う余力があるかどうかも怪しい家計状況なんですが…頑張って残業しますかね。もうヤケになってます。

車代捻出のために暖房をストップした影響で既に家は極寒となっておりますが、私は逆に元気です。体調が悪かったのが一気にどこかへ吹き飛んだよう。暴走していた食費もAmazon爆買いもピタッと止まりました。頭の中では資金の計算が渦巻いています。

冴えてますね。なぜか仕事のやる気も出てきたくらい。やっぱり私には車のカンフル剤が必要だったか…。




いつかはZを買います。ただ、ちょっと先になりそうです。自分で契約しておいて変ですが、人生ってわからないものですねー。


さりげなくノートニスモSを手放していますが、その辺は別の機会に。



2022年1月4日火曜日

ゆく年くる年2021


 2021年は自分史上最大に何にもない年に。いや、ここまで何も起こらない1年になるとは思いませんでした。某感染症がなければもっと違ったのか?

イベント?的にはそこそこなのに、ずっと体調が悪いせいで気分はずっと最悪。悪循環です。


そういえば年始に目標とか立ててたなと。立てるだけで何もしないなら墓でも建てとけってことで、実際どうだったのか。年が明けてから反省会です。

ちなみに、私は墓はいらない派。最終的に残骸をロケット打ち上げの射点下にでも置いて跡形もなく吹っ飛ばしてくれたらそれでいいです。(上記画像参照)



2021年度の最初、こんな目標を立てていたようです。


  1. タッチタイピングをマスターする・・・△
  2. 英検取る・・・××の×
  3. 今年こそWRCジャパンに行く・・・不可能
  4. GTとDirtに復帰・・・△
  5. (発売されてたら)例の車を買う・・・不可能だけど?

あら、何も成し遂げてないじゃないか。


まずタイピングに関しては、主に触るパソコンが職場のPCで、これがク●-of-ク●であるためにどうしようもないことが判明しました。PCによって違いがあることはわかりますが、そこまでダメかと。じゃあ何ができるのさ。
職場PCあるあるとして、そもそもの性能が終わっているだけではなく、キー配列もダメっぽい。というのも、個人PCとしてMacbookを買ったので、キー配列の良し悪しがようやくわかってしまい、職場PCでは何をどうやってもタイピング力の向上=仕事効率の向上が不可能であることが判明したのです。

普通にMacbookならそこそこタイピングできてますからね。何でも環境のせいにするな、とは言いますが、これが環境が悪い。本当に辞めてやろうか。

ということで、タイピングのマスターができているかはさておき、最初からそれなりにできていたらしいです。環境が悪いことははっきりした、ということが収穫なんですかね。



次。英検。これは本当に×。何もできていない。
言い訳をするなら、ずっと体調不良(自律神経がちょっとアレ)なせいで、仕事以外の時間が体力回復で全部終わってしまうんですね。たぶん精神衛生上非常に良くない状態になってしまっているので、自己研鑽をやってる場合じゃないんです。自分磨きができるのは精神的な余裕がある時、というのが、私の人生の経験です。ダイエットでも料理研究でも勉強でも、余裕があればなんでもできます。

ま、今はそういうタイミングだということです。来年こそは取れるといいな。(本当にやる気あんのか?)

英語力を向上させたいのは本当です。というか、試験的な勉強をしていないだけで、YouTubeとかで勉強してますからね。リスニング能力はかなり向上してきました。あとは単語力だけ・・・。

すごく今更ですが、大学試験とかで使っている単語帳、アレって誤訳だらけですね。誤訳というか、翻訳のニュアンスが違うというか。英単語アプリで勉強していた時期があるものの、語学の勉強として役に立たないために続きませんでした。大学受験とかには良いんでしょうけどね。ビジネス英語・日常会話の向上には無意味だと感じました。(何目線で言っているのか・・・)



WRCジャパンは、そもそも中止だったので行くも何もない状況。ただ開催されていたとしても、仕事の都合で行けたかどうか不明です。おそらく行けてなかった気がする。
オジェが2021シーズンでフル参戦を終了し、コドラのイングラシアは引退とのことで、「セブとジュリアンのサインをセットでもらう計画」は永遠に頓挫しそうです。残念。
イメトレは完璧だったんですけどね。一応英語も(ちょっとだけ)話せるのに。しょーもない風邪のせいで全部パァです。人の人生をなんだと思っているのか。人生ごと自粛したろかいな。



GTとDirtに復帰、つまりレースゲームにもう一度本格的に取り組む計画は、多少はできています。これも体調との相談ですね。他のゲームは気晴らしでもできるんですが、レースゲームは適当にやると結果が出ないので、本気でできる時=体調がいい時=やる気がある時=気分もいい時、ということで、2021年はほぼ当てはまっていません。年中「そんな気分じゃない」。例えば今もそんな気分じゃないです。

まだラリーはやる気があるんですけどね。周回コースのレースは、長時間の集中が必要なのと、ある程度の下調べ+練習が必要なのと、まぁとにかく時間と手間がかかるので、そこまで準備できなかったです。年度の前半はチャンピオンシップにも参戦”できていた”ものが、7月?あたりから体調最悪でゲーム自体自粛していたような状況。

体調が回復すれば、とりあえずDirtから再開したいです。GTは・・・余暇時間が限られている中で、レースゲームに費やす時間がそこまでないので、取捨選択の中で対応することになりそうです。余裕があれば?



例の車、要するにZですが、まだ発売されていないので何もできません。

が、発売されていたとして、買えていたかというと・・・微妙。多分買うことはできていたと思いますが、その代わりに何もかも失っていた可能性が大です。ちょっと前の自分なら、そういう決断もできたと思うんですけどね。今の自分は、逆にちょっとだけ未来が見えてしまっているので、いろんなことに躊躇しがちになっています。特に金銭面。

ストレスが溜まると浪費しがちで、基本的に貯金はほとんどできていないので、2022年中に車を買うほどのパワーチャージができるか?すらかなり怪しいところ。

じゃあ2022年ならできるのか。相当なトラブルが起こらない限りは2022年には発売されますからね。買ったとして維持できるのか?も含めて、色々な部分で超超頑張らないと、夢のZオーナーは遠のくばかり。何かを根本的に見直す必要があるんですが・・・仕事の収入とかね。どうにかなるのかね。




さて、2022年はどうしようか。個人的には人生の分岐点だと思っています。2022年をどう生きるかで、今後一生が全部変わる気がする。

言うだけ言っておきましょうかね。体調はともかく、立てた目標をどうにか達成する!という意識も大事かもしれない。

  1. 体調を安定させる
  2. 伝えるパワーを向上させる(文章力とか)
  3. プログラミングを勉強する
  4. 語学力アップ
  5. 音楽をちょっと頑張る
  6. 車を買う

・・・目標としてどうなのか怪しいものもありますが。

体調は大事ですね。体調不良の原因は完全にわかっているので、あとはどう対処するかだけ。自分でどうにかする=辞める、なので解決方法としてはちょっとハテナですが、逆に言えば「転職してやる」のも手だと思うようになってきました。
ただ、転職宣言したところで誰も雇ってくれないんですわ。能力がないから。資格って大事ですね。そこで「プログラミング」につながってきます。


「伝えるパワー」については、自分自身の2021年の課題でもありました。このブログ程度なら誰も見ていなくても、もしかして誤クリックで1アクセスにカウントされていたとしても、別に私には何のダメージもありません。

でも、どうせなら見られた方がいいし、見て得するような中身にしたい。何でもかんでも発信するだけで満足するのはダメ。仕事でもこんな感じだったんです。自分のやったことが、世の中の誰かの何にもなっていなかった。とにかく無駄、やってもやらなくても同じ。そりゃ気分も落ち込みますわ。

ブログについても、発信内容を絞った上で、どういう中身なら見てもらえるか、ちょっと考えたいです。何でもかんでも垂れ流しはおしまい。このブログに関しては車関係だけに絞りましょうかね。


で、プログラミング。今の仕事は内緒ですが、はっきり言ってお先真っ暗な職業です。例えば5年後は大丈夫だったとして、10年後の自分の未来が全く見えません。損しかしない。
じゃあ何なら未来があるか?というと、やっぱりITだと思うんですよね。ということで、まずは勉強から始めようかなと。うまく行くとは全く思っていませんけど、探りは入れてみたい。自分に合っているかどうかもまだわかりませんからね。まず、趣味から。いいじゃない。


語学力は毎年言ってますけどね。2022年も継続的に英語力を向上させたい。YouTubeで海外の方が話している英語くらいは自然に聞き取れるようになりたい。
実は、今の語学力は体調に左右されています。Dirtのコドラの指示もそうですが、体調が悪いと英語が聞き取れません。要するに英語を聞き取るだけの集中力がないということだと思うんです。集中すればわかるけど、無意識だと怪しい。そんな語学力。

この中途半端な状態は脱出したいですね。頑張ろう。



ちょっと付け足した感のある目標が、音楽関係。現状、何も演奏できませんし、楽譜も読めませんし、読めるようになる予定もありません。作曲も何もできません。
でも楽器演奏くらいはちょっとでもできるようになりたい。この際リードカスタネットでもいいから、数人で演奏くらいはやってみたい。目標というより野望です。



そして車。これは運もあると思います。例えば自分の体調の問題も、ある意味運みたいなものですからね。1年を通して元気でいられるって、結構運がいいことですよ。
「車を買ってしまっても問題のない資金力と、買ってしまったとしても維持できるだけの精神力+体力」が揃うかどうか。なんとなく自分の努力でどうにかなる範囲が限られているような気もしますがね。やるだけやってみましょう。どうせ他に欲しいものもないですし。(たぶん)



こんなもんですかね。一番の目標は、「自分の発信したものが誰かの何かになっているのか?」「ただ投げつけてるだけになってないか?」という問題について、答えを知ること。発信力って大事。



2021年10月25日月曜日

ふるさと納税、コスパを取るか?欲で選ぶか?

 私はコスパ!(米、トイレットペーパー、タオル・・・)


多分そういう性格なんです。1万円でいいお肉もらっても、金額(実質一万円)が気になって味がよくわからないに決まってます。だったら消耗品をガンガン買っちゃおうって話。ちょうどタオルが買い替え時だったし。

とあるお笑い芸人の方(かなり金銭感覚がルーズそうな人)がテレビでふるさと納税の話をしていて、こりゃやばいなって思いましたね。節税対策としてそれほどのレベルとは思わなかった。

ふるさと納税が総務省の説明通りの仕組みなら、こんなに露骨な節税もないと思うんですけどね。どうせ納める税金なら、その金額で何かもらったほうがマシ。その辺の露骨さが合法なのかが直感的に理解できません。聞いた通りの仕組みなら、そりゃやらなきゃ損って言われますわ。しかもお金がある人ほど得をする。本来納めるべき税金で、下手したらパソコンが貰えたりする。私だってパソコン欲しいですけど、自腹で買ってます。でも収入が多い人は、節税ついでにパソコンがもらえる。そんな不公平があっていいのか!・・・また僻みが出てしまった。



さて、ふるさと納税の返礼品を考えているのはおそらく役所の職員なんでしょうけど、ふるさと納税の本質的な部分をわかっていそうなところと、「とりあえず地元のPRを!」としか考えていないところと、はっきり分かれていますね。

仕組み的に仕方ないんでしょうけど、地元の特産品だと全国的に内容がカブるので、美味しい食べ物系の返礼品でランキング上位を狙う場合、相手が非常に強力で難しいと思います。農産物ならどうやったって北海道みたいなところが強いし、米ならコメどころの地方が圧倒的に強いに決まってる。

こういう時、人口が多いことしか取り柄のないベッドタウンは、豊富な自然パワーに後押しされた地方勢の主砲一撃で爆沈待ったなし。そこらへんのお菓子屋さんのミルフィーユで北海道に勝てると思うなよ? 菓子はいいから米を食え米を。


・・・それはともかく。

ふるさと納税の返礼品を探していると、とことん自分が無欲なことを思い知らされます。

みかんもイチゴも好きだけど3個でいい。キロ単位で欲しいわけじゃない。お米も好きだけどツヤツヤのお米じゃなくていい。なんなら白けりゃいい。多分麦ご飯でも区別がつかない。

お肉も黒毛和牛や神戸牛じゃなくていい。別にオージービーフでもいいけど、オーストラリアはふるさと納税の対象ではないので・・・。


どこぞの街みたいに商品券を返礼品にして総務省に怒られた例もありますが、狙いは正しいと思うんです。露骨にやるからダメなのであって。その辺の「狙ってる感」がまだまだ足りないと思いました。節税狙いの人を効果的に集められるような返礼品。

返礼品ランキングでは、やはり美味しそうな農産物が上位独占のようですが、美味しそうな農産物に興味がない人(普通の農産物で美味しさのリミットに到達する貧乏舌)は、返礼品の選択に困ります。



とりあえず、来月にはトイレットペーパーが大量に届きます。これで拭き放題。美味しいものはそこまで求めていないんで、自分みたいな無欲・オブ・無欲な人間に刺さるような返礼品がもっと増えてほしいですね。


2021年8月15日日曜日

お願い神通力

 世の中はCOVID19のせいで大荒れ。コウモリ許すまじ。


既に1年以上。みんな疲れて、政府の「自粛要請」を無視しだした。まぁ1年以上もこんな生活をしていると疲れますわな。


お盆の直前になって帰省の自粛とか色々言っているようですが、一方で議員はいつもどおり地元入りしていたりむちゃくちゃな状態。でもそうなるのも当然だと思うんです。だって「要請」であって強制力はないから。別に従う必要は法律上ないし、究極的には裁判で負けることもない。どうしようが自由。「要請されているのに従わないのは何事だ」みたいな雰囲気で縛るのは間違ってる。

まぁ「帰省を中止して」と言ってる人が地元に帰っていたら、統一感はなく説得力も消え失せますが、それでもお上が強制力を持った行動をする気がないのなら、お願いを聞かなかったからって文句を言われる筋合いはないと思うんですが?


要請する側は別に損しないですからね。「お願い」をすると、「やった感」が大変よく出ます。たくさん出ます。

「ちゃんと要請しました」と言えますし、しかもお願いしただけだから責任も取らなくていい。


要請された側は、予定してた行動のキャンセル料とか人間関係の悪化とかストレスがマッハとか、何も得しないですけどね。そんな状態が1年も続けば、当然「お願い」されても無視するようになる。

お願いに従っても得がないですからね。得もなく強制力のないお願いを聞き続けるって、それができる人ばかりなら世の中こんなに殺伐としてませんて。

「目が合った」というだけでケンカを売ってくるような野性あふれる方、店員にはタメ口で高圧的に話さないと損という謎の損得バランスの方、「年上に対して失礼だ」と年下に対してだけ主張する方・・・全体的にアンガーマネジメントができていない人ばかりにも感じますが、とにかくこんな人たちが「お願い」を素直に聞いてくれるわけないでしょ。


「緊急事態宣言」とか言ってますが、言葉の割に緊急感は非常に薄い。なんか「緊急」と聞くと、常にヘリが上空を旋回しているとか、警察官があちこちで警戒しているような感じがしますが、別にそんなことはなくいつもどおり。

ただ「緊急」と言っているだけ。本当に言ってるだけ。緊急事態だからそれを踏まえた行動をしてくださいね、とお願いしているだけ。法的根拠は何もなし。「緊急事態」ってのは、そんなにぼんやりとしてていいんですかね。まさか海外からの武力行使みたいな緊急事態の時にも、今みたいな感じの「お願い」で色々進める気?


これに限らず、日本の慣習?にはそういう「お願い」で解決してきたことがあまりに多すぎる気がするんですよね。日本人は権力に弱いので、上の立場の人から「お願い」されると反発しにくい。社会の仕組みがその心情を利用して成り立っているように感じます。

「法的根拠のないお願い」だけど、お願いすれば従ってくれる人ばかりなら、これほど便利なシステムもないんですよね。明確に法的根拠がある命令だと、もしその命令の根拠となる判断が間違っていたり、命令の結果何かしらの損害が出た時に誰かが責任を取らないといけないかもしれない。

でも「お願い」なら、それに従った人の自主的な判断ということにできるので、お願いする側は特に責任が発生するわけでもない。柔軟に対応できるし、「お願いしない」場合でも違法ではなくなる。「お願いが効きそうな相手」にだけお願いすることもできるので便利便利。


自粛要請に従わない飲食店に対し、都の職員が繰り返し「お願い」に行って要請に従ってもらった、という報道も見かけましたが、本当に姑息なことするなぁと思いましたね。言う事聞かなかったら何度でも来るって、それってただの脅迫。匿名で暴力的な張り紙をする自粛警察と何が違うんですかね。

あくまで「法的根拠のないお願い」なので、無視されても違法ではない。もし無視されたら、またお願いに行く。お願いを受け入れてくれるまでお願いに行く。何度でも行く。相手が折れるまでお願いに行く。

これも「お願い」だからできる話。法的根拠のないお願いを何回しに行こうが別に法律違反じゃないですから。どんな形で、何人で、何回お願いに行こうが、それに法的根拠はないですから。

ただ、何回も何回も真摯に丁寧にお願いしに行っているにも関わらず従わない人がいたとして、その人は周囲にどう思われるんでしょうね!・・・みたいな。


本当に強制的に命令したいなら、法的な根拠を作って粛々とやればいいと思うし、ルール作りはできると思うんです。でもやらないし、やる気もない。代わりに「お願い」のバリエーションで対応して「命令したような雰囲気」だけ作る。その考え方が姑息だと思うんです。

「やった感」という言葉は天才的ですね。本当に日本のク○みたいなところをよく表している。



政府は強制力のある行動を取る判断をして責任を取りたくないから、原則はそれぞれの自己判断でやってもらうけど、国民にふんわりと「こうしてほしいなぁ」という願いを半ば強制的に押し付けることで、結局思い通りにさせる。そういうやり方。


まぁそもそも日本の法律とか条例にはそういう「お願い」で進めることが前提の内容が多いんですよ。みなさまの良心と共通認識を中心にして、たまにいる「困ったさん」には「お願い」で納得してもらう。あえて法規制で強制はしない。「お願い」の際のトラブルは、現場で対応している人が潰れることで吸収する。

ご近所トラブルで警察を呼んでも効果がなかった!みたいな話は多いですが、そういう案件はだいたい「お願い」レベルでしか対応できない話なんですよね。

警察官も違法行為でない事に強制力は使えないので「お願い」をする。でもご近所トラブルを起こすようなお困りさんはお願いなんか聞くわけないので何も解決しない。その繰り返し。警察が何もしてくれないんじゃなくて、システム上できることに限界があるだけなんです。


今まで「お願い」でどうにかなってきたのも良くないんでしょうね。災害時に軍隊が出動しなくても、お願いだけである程度統制が取れるじゃないですか。まぁそれでも買い占めは防げないようですが、暴動が起きないのはすごいことです。

ただ、もうその神通力が効きにくくなっているのは実感します。「お願い」みたいな柔らかいものじゃなくて、ショットガンを見せないと話を聞いてくれないような、猛烈に偏屈な人が増えました。増えたというか、元々潜在的にあったものが、もう隠れきれずに表に出てきちゃった感じ。

違法と合法の間のぼんやりした空間で自分勝手に生きてるような人。大きな声を出してなんでも自分の言うとおりの世界にしようとする人。言い方は色々。「お困りさん」というのは人道的な言い方です。


本来なら、そういう理不尽には暴力めいた強制力が必要なんですけどね。逮捕とか懲役とかそういうの。究極的にはピストルかアサルトライフルみたいなの。要するにナメられてるんですよ。自分がぶん殴られることがないとわかっているから強気に出ているだけ。相手が強いとわかるととたんに弱くなるのがこの手の輩。

お困りさんへ即座に特殊部隊でも投入するようにしたら、すぐに言うことを聞くでしょう。本当はお上にそれくらいの気迫が、何に対しても必要だと思うんですが、その判断をする気がない。

結局「お願い」を真面目に聞いている人が損なだけで、言うことを聞かない自分勝手な人は自由に生きてるだけじゃないですか?


「お願い」のナメられっぷりは、特に日本vs海外になると顕著ですね。日本はとにかく外圧に弱いし、物事をハッキリ言う海外の方にはとにかく弱い。私も、別に海外の人に限らず、強気な人に圧倒されてしまうと、後で反省するんですがね。

まぁ普通に考えて、諸外国との交渉で大した根拠もない「お願い」なんか通用するわけないじゃないですか。ちゃんと根拠となる法律とか条例とか、個人間でも契約みたいなものを示して交渉しないと上手く行くわけがない。

力って大事ですよ。相手に言うことを聞いてほしいなら、根拠なり理屈なり法的根拠なり、相手を従わせるだけのパワーがないとダメ。「お願い」みたいなナメられて当然な態度”だけ”で挑むことがそもそもおかしい。

普段からそういうパワーを前提に人と対峙している国と、そうでない国と。そりゃ差は付きますよね。


「お願い」でもやり方次第では効果はありますけどね。例えば、身長165cm・体重45kgの人の「お願い」と、身長200cm・体重120kgの人の「お願い」では全然違うはず。どうせ「お願い」するならバキバキの体でお願いをするべき。

もちろんお願い以外の強制力を持った上での話ですが、並行してこういう「お願いパワー」もあると更に説得力が増すかもしれない。


しかし、最優先すべきは「お願い」に頼らない強い力で要請すること。要請に従わない人の家にレーザー誘導爆弾を落としますと宣言するとか、効果てきめんじゃないですか?

まぁ爆弾でなくても、やっぱり「根拠のある強制」って重要なんじゃないですかね。諸外国のロックダウンには当然強制力あり。外出禁止令を出して違反者は逮捕するとか、現実的な強制力で対応したいなら当然の行動だと思うんですけど。

日本もてっきり外出禁止令みたいな話になるのかと思ったら、ついに1年以上「お願い」だけで戦ってるもんだから、さすがに呆れましたね。

ワクチン接種も全く進まず、どれだけダブルチェックをしても冷凍庫のコンセントは抜ける一方、自粛の「お願い」が効かなくなったら「どうすれば要請を聞いてもらえるか?」を延々議論しているだけ。誰も何も決められない。もはや現時点の”誰か”の問題ではなくて、これまでに蓄積した総合的な体質の問題ではないのかと。

交通機関を止めたり出勤停止を命令したり、外室禁止令を出して罰金なども課している国がある一方で、人の人生におけるあれこれを「お願い」だけで制御しようとしたり、街中を見回りして「路上飲み」を注意(当然強制力なし)しているとか、同じ地球上の話とは思えません。もしかして、本当にもしかしてですけど、バカなんですかね。


COVID19が流行る前から「お願い」にはうんざりしていましたが、歴史的な非常事態でも何も改善されない現状に、いよいよ限界を感じてきました。

いい加減現実を見なさいってね。人の行動を制限したいなら、ちゃんと誰かが責任を持って法的根拠のある命令をすべき。しないなら黙ってろ。それだけです。



2021年8月14日土曜日

ノッテグラ2022


2022年に新型のインテグラが出るらしい。NSXの販売終了と入れ替わりのニュースでしたが、まさかここでインテグラとは思わんかった。


まぁまずはNSXの販売終了ですよね。ずっと期待(というかファンの強い要望)をされていた「タイプR」はついに出ず、代わりに「タイプS」を限定発売して終了するようです。一応、タイプSは鈴鹿で2秒くらい速くなっているらしい。


2代目のNSXはついにパッとしないままでした。ハイブリッドのためにサーキットの連続走行が難しいとか、そもそも重さの関係でスポーツ走行に不向きだったりしましたが、個人的に一番の欠点はやっぱり内装がイマイチなこと。2000万円超えの車であれはちょっとね。内装はシビックRとそんなに変わらない気もする。


NSXのタイプRは、雑誌などでは「既定路線」「絶対に出る」みたいな感じで扱われていましたが、個人的には無理じゃないかと思っていました。ハイブリッドを下ろすわけにもいかないし、そもそも元のNSXが特段速いわけでもないので、ホンダ的にも「タイプR」を付けるグレードは出さないだろうなと。

それでも限定とは言えタイプSを出してくれるのは良いですね。デザインもステキ。最初からこの見た目だったらもっと印象が違ったかもしれません。


2代目のNSXはチューンドカーがほぼなかったので、スポーツカーが欲しい層の反応が微妙だったのは間違いないと思います。R35やWRX、86はなんだかんだで色々選択肢があったのに。

そういえばNSXは走行会でも全く見たことないですね。フェラーリやポルシェみたいな路線なら絶対に一定の層には売れたはず。会社の偉い人がそういう方針だったんでしょうね。


ノートニスモのe-powerも同様で、「ハイブリッドのスポーツカー」はサーキットでの実用性が本当に低いんですよ。数周で電池切れになってしまう。パフォーマンス命の車なのに、そのパフォーマンスが持続しないのは致命的。せめてスポーツ走行枠の30分くらい全開走行ができないと・・・。

CR-Zと合わせて「ハイブリッドが次世代のスポーツカーの形」みたいな雰囲気もありましたが、結果的にはどちらも微妙だったのかなと。理想はともかく、要するに重くて複雑だっただけ。最初からわかっていたことなので今更ですけどね。



で、インテグラ。NSXがなくなるとホンダのフラッグシップがまたしてもレジェンドになるのかと思いきや、ここに来て「インテグラ」。ちょっとこれは予想外。

ホンダ、新型「インテグラ」を2022年米国導入へ アキュラブランドから復活宣言(Car Watch)


チラ見せ画像では情報が少なすぎてよくわかりません。私のイメージするインテグラは「DC2」「マフラーの音がうるさい」「シャコタン」「確実に盗難される」という偏見しかないんですが・・・新型らしき画像は「セダンです」と言われても違和感のない感じ。

インテグラはシビックと似たようなものを作るわけがないんで恐らくクーペになる思うんですが、全体的に正体不明な感じがします。

「インテグラ」のイメージに捕らわれているだけで実はMRなのかもしれないし、S2000的な要素と統合してFRかもしれないし、そもそもガソリン車ですら無いかもしれない。NSXですらハイブリッドでしたし、ガソリンオンリーの車ではないような気がする。「完全電動のスポーツカー」だったらすごくインパクトがありますが・・・。


値段もわかりませんね。DC2はタイプRでも200万円台前半でしたが、シビックRでも450万円の時代に、一体どの価格帯になるのやら。「プレミアムコンパクトのパフォーマンスモデル」とのことなので、86みたいな値段にはならないと思うんですけど。とりあえずプレミアムなお値段なんでしょう。

今回の発表では情報不足。「パフォーマンスモデル」というからには数字上の性能は高めなハズ。ただしスポーツカーに分類するような車ではない可能性もあります。



しかし、90年代の人に「2022年の日本のスポーツカーは[トヨタ=スープラ+86+ヴィッツ][ニッサン=Z][ホンダ=インテグラ]になってますよ」って言っても信じてもらえなさそうですね。形は何であれスープラが残ってるのは結構すごいことだったのかも。


R35も2022モデルまでは少なくとも出そうな雰囲気ですが、NISMOの2022モデルだけ先行で発表されている不思議。普通逆だと思うんですけどね。何かあるんですかね。



2021年7月22日木曜日

Clarkson's Farm "2"

 

やるんかーい。


高評価にも関わらず打ち切りが決定した、という噂もあった「Clarkson's Farm」。この度、正式にシーズン2の作成が決定!、という発表がありました。一安心です。


まぁ実際の放送は少し先の話になりそうですが、シーズン1の内容が良かっただけに、シーズン2でどういう展開になるのかが気になるところ。ジェレミーは「同じメンバーで」とも言っています。


しかし、シーズン1があれだけ高評価だったのに、シーズン2の決定までにひと悶着あったらしいのは何故なんでしょうね。

地元とのトラブルなど考えられることもありますが、どうでもいいのに続いている番組も多い中で・・・まぁそれはいいか。



最近オカネモチが宇宙に散歩に行くのが流行っているようですが、その数十億円の散歩代で番組の数本でもできそうなもんですけどね。優先順位が不明。

それに、ガッツリ月くらいに行けるならともかく、ちょっと成層圏の上を飛んで地球の丸さを確認する程度なら、別に直接行かなくてもYouTubeでいくらでも見られるのに。


金持ちの感覚はよく分からんです。


2021年7月18日日曜日

「ホワット」なんて言葉は無いんじゃないか問題

 Apple Musicに加入したくなかった理由の大きな一つが、「洋楽の曲名やアーティスト名が変になるから」。モノによってアルファベットだったりカタカナだったり。せめて英語表記か日本語表記のどちらかに統一できないんですかね。混ぜるなよ。


さも「日本では当たり前」みたいに、楽曲名をカタカナ英語だったり日本語版のタイトルだったりにしてくれてますけど、言語なんかどうせ翻訳したところでニュアンスまで完全に変換できるわけないんだから、そのままアルファベットで書いてくれたほうが良いと思うんですけどね。


最近、諦めてAppleMusicに加入したものの、その辺りの懸念は「案の定」でした。例えば、ローリングストーンズの「You can't always get what you want」が聴きたくなった時のこと。何故かこの名前で探しても全然見つからないんですよね。

どのアルバムだったっけ?とか思いながらようやく見つけたのが、「無情の世界」というタイトルに変換されていた1曲。え、日本語だとそんなタイトルだったのか、と2021年になって知りました。


これ、もはや意訳ですらないんですけど。文章の示す意味の「大まかな方向性」が同じってだけで、言語の翻訳としては間違っていると思います。歌詞も「無情」ってほど深刻な内容じゃないし、一体「世界」はどこから来たのかと。

「You can't always get what you want」なんて、各単語は中学で習うレベルなんだから、翻訳として微妙に間違っている日本語を当てはめるよりも、そのまま表示してくれたほうが絶対に良いと思います。そんな難しくもないだろうに。


まぁApple Musicの場合、再生すると"本来の"タイトルが表示されるので、再生中はその辺の違和感を気にせずに済みますが。


1968年のライブ演奏版。ミック・ジャガーがマイクスタンドを蹴っ飛ばすシーンが好きです。



洋楽でも古めの曲はこの被害に遭っていることが多くて、検索する際に苦労します。ビートルズなんかも酷い。

そのままカタカナになっているやつはまだ良いとして、意訳?されたせいでもはや何の曲だかわからないものもあります。「みんないい娘」って何?


曲名がカタカナ英語になっていると、なんだかマヌケな印象がありますね。別に日本語がダサいとは全く思っていませんが、映画の日本語版タイトルが死ぬほどダサくて元の雰囲気をぶち壊しているのと似てます。


日本語は英語と比較すると文字あたりの情報量が少ないので、カタカナにすると曲名が長ったらしくなるのも困りどころ。ホント、どうにかならないですかね。




で、本題。Apple Musicのカタカナ英語タイトルの一覧を見ていて、「もういい加減ハッキリさせたい」と思った問題が「what」の発音の件。中1当時から英語の授業でも「絶対におかしい」と思っていたやつです。「そう発音する」と教えられる割に、ネイティブが「ホワット」と言っているのを聞かなかったから。例文の音声ではどう聞いても「ワット」と言っているような気がする。リスニング能力がほぼゼロだった中1時点でも違和感アリアリでした。

他にも「Where」とか「Why」とか、「Wh」で始まる単語の発音が、カタカナ英語だと「ホワ」になっている。「what」なら「ホワット」。「where」なら「ホウェア」。なんだそのマヌケな発音は。

ビートルズの曲でも、「What You're Doing」が・・・カタカナにするとなんか長い。英語だと「what/you're/do/ing」の4音で済むんですけどねぇ。「ホワット」に「ユーアー」って、なんじゃそりゃ。


まぁそれを言い出すと「正しい英語ってなんですか?」って話になりますけどね。アメリカ英語とイギリス英語でもだいぶ違いますし、訛りがひどいと何を言っているかわからないこともあります。


ちなみに、私がYoutubeなどで英語リスニングをしているなかで、ちゃんと?「ホ」と言ってるように聞こえたのは、ジョージ・ブッシュの湾岸戦争開戦時の演説くらい。逆に、何故パパ・ブッシュはそういう発音なんでしょう。

「Why」を「ホワイ」と言っている。初めてこの演説を聞いたときは、「ホワイって言ってる!」とちょっと感動しました。全く本筋ではないですし、F-117とかが爆撃している中での深刻な演説なので、実際は何も楽しくない内容なんですが。

「開戦の演説」だから、全国民に伝わるよう、ゆっくり丁寧に話している感じもします。アメリカンでも普段話すときはこんな言い方しないのかも。


ただ、「What」の場合は発音記号でも「(h)wət」と、「ホ」の部分は括弧書きで書かれている。カッコで囲むくらいなので、発音しないのが基本と読み取れます。


結局、英語のことはネイティブに聞いたほうが早そうなので色々探してみたところ、「ホワット」が正しいと教えてくれているものは見つからず。


例えば、この方は「ワット」と言っている。「h」は発音しない、とも言っている。誰だ、「ホワット」なんか言い出したのは。

(動画が日本のYoutuberみたいな過剰演出でないのがステキですね。)


ネイティブの他にも、英語が話せる日本人の方々も、「ホワット」なんて発音は間違いだと断言しておられます。hは無視していいと。中1の自分は間違っていなかった。


【結論】    what=ワット


パパ・ブッシュの例はよくわかりませんが、もしかするとアメリカの一部地域や年代では「wh」の発音で、小さく「ホ」と言う人”も”いるのかも。この辺りの真相は謎です。


まぁそもそも、カタカナで英語の発音を表現しようとしているのがおかしいんですけどね。「ア」と「エ」の間、みたいな音がいくらでもあるんだから、もっと違う表現にできなかったのか。


日本人の英語力が極端に低い理由は、カタカナ英語が原因だと思います。この世からカタカナ英語を排除するだけで日本人の語学力はいくらかマシになるんじゃないかと。

最近思うところがあって中学生英語から学び直しているんですが、当時テストのために覚えたカタカナ英語が本当に邪魔。学校で勉強した英語の発音は、今の私の英語学習には何の役にも立ってません。

Oasisの楽曲の方が数億倍役に立ちます。だからみんなもOasisのアルバムを買おう。いいね?



そういえば、ビートルズ楽曲の日本語版でダントツの珍妙さを誇るあの曲は、Apple Musicでさり気なく修正されていました。

ま、意味不明すぎたので当然ですよね。アルバムタイトルはアルファベットで楽曲はカタカナ英語と、よく見るとなんかチグハグしていますが・・・。


2021年7月16日金曜日

クラークソン農園

 

ジェレミー・クラークソン 農家になるというAmazon Primeの番組が非常に面白かった。全8話。一応「ドキュメンタリー」という分類で、本業?の車とは無関係のように見えるこの番組。オススメに出てきて気になっている人も多いのでは。

元々ジャーナリストでドキュメンタリーやコラムには定評がある人ですが、この番組でも「農業」をジェレミーらしい視点で映していて面白かったです。

農園面積が4平方kmもあるのに「Diddly Squat Farm」(大したことのない農園)というネーミングなのも非常に彼らしい。直営店の名前は「Diddly Squat Farm Shop」で、看板を付けた店のドアを開けると「Squat Shop」(スクワット屋)になるという、いつもの看板ネタも健在。


ジェレミーはAmazon独占の「The Grand Tour」で車番組も続けていますが、これまでの本業とは全くジャンルの違うこの番組は飛び抜けて評価が高く、Amazon Primeの番組での過去最高記録なんだとか。なんと現時点で☆5。インチキレビューの食べログの店でもここまでにはならないでしょう。

まぁジェレミーは迷惑おじさんでもあるので、イギリスでは嫌われもの的な立ち位置でもあるようですが、ジェレミー嫌いのガーディアン紙でも「認めたくないが、ジェレミー・クラークソンの農業番組は本当に良い番組」と非常に嫌々ならがら認めざるを得ないらしい。


もちろん番組の内容は「相変わらず」なんですが、意外と大爆笑するような場面は少なく、農業の現実や苦労、大切さを痛感するような内容でした。番組の収録を始めた2019年は、大水害に日照りで農家には辛い1年だったらしく、その後の例のパンデミックで更に大打撃・・・という、そんな1年が濃縮された番組です。

番組はあくまで「ドキュメンタリー」という体ですが、何かしら演出もあるんでしょう。何が演出で何がそうでないかを見分けられるほど私は詳しくないですけどね。

農業にかかるお金の現実、補助金、申請手続きの面倒臭さ、悪天候、農園管理などなど、普段スーパーで売っている野菜や肉が当たり前のように並ぶまでにどれだけの苦労があるのか、知っているようで知らない農業のリアルの一部分が、ジェレミーらしい視点で見られる良い番組だと思います。

個性的な出演者もジェレミーに負けず面白いです。ジェラルドは何を言っているのか全くわからないんですが・・・。

「世の中キレイ事言ってる人ばっかりだなー」というのが個人的な感想。農業に対して、理想とか希望とか、社会的にどうあるべきとか、そういう上辺だけで争うのも大変結構ですが、現実もちゃんと見るべきですね。



で。ここまで高評価だと、当然シリーズ化も期待されるわけなんですが、どうやらAmazonはシーズン1だけで打ち切ることを決定したらしい。ファンは「是非とも続けるべき」と抗議活動も起こっていますが・・・一方では色々問題もあったようです。


まず、ジェレミーが超有名人であること。番組でも紹介されたDiddly Squat Farmの直営店には、SNSでの宣伝もあってかとんでもない数の客が訪れ、ド田舎の農道を2時間以上渋滞させているとか。当然近隣住民は嫌がりますよね。


他にも、直営店ではDiddly Squat Farmの生産物など地元の農産物を販売しているんですが、最近では「公式Tシャツ」なども販売しているらしく、「農産物直営所ではない」という批判もあるんだとか。公式ファンショップみたいになりつつあるのは、どこの有名店でも通る道だと思いますけどね。


人気店になれば周辺は混雑するし、迷惑客も増えるでしょう。Google Mapsで現地の写真を見てみると、直営店には人だかり。でももし自分がイギリスに住んでいたら絶対に行くと思います。

Diddly Squat Farmのある場所は、人口5000人ちょっとのチッピングノートンという街。衛星写真ではほぼ農地か草地しか存在しない。そんな場所に734万人のTwitterフォロワーを持つジェレミーが直営店を作ったら、そりゃ混雑もします。人の少ない田舎町が急に大観光地になってしまったら、長く住んでいる地元の人も良くは思わないでしょう。

まぁこれまでのジェレミーの「評価」も多分に影響しているようですね。番組の中でも直営店の設置に反対する住民の意見が出ていましたが、「何をするか分からん」「この前家を爆破していた」など、非常にもっともなご意見がたくさん。ジェレミーは確かに猛烈な人気がある人ですが、根本的には迷惑おじさんであることも否定できない事実。ご近所さんだったら確かに嫌かも。悪い人じゃないのは間違いないんでしょうが・・・。


ジェレミー自身は農場経営がとても気に入っているようなので、どこかが手を上げれば2シーズン目も作られるでしょう。

1シーズン目が中々のハプニングだらけだったので2シーズン目でどういう構成にするのか、少し難しいような気もしますけどね。何事もなく大豊作だったら、農業としては良いことなんですが、ドキュメンタリー番組としてはあまり良くないかもしれません。

だからってリアリティ番組みたいに”明らかに雰囲気の違う空気の読めないお調子者”を放り込んでひと悶着を起こさせる演出をするわけにもいかないし。


それに、「1シーズン1年」だとすれば、番組制作にかかる手間がすごいですよね。番組の最後でも紹介されていますが、Diddly Squat Farmの1年間の収益は、金額的にあまり良くなかったことが報告されています。(ネタバレになるので具体的な金額には番組をご覧ください)

確かに良い番組ですが、長期間の収録にかかる手間など、番組の費用対効果的には微妙だったかもしれません。加えて地元住民からの反対や周辺への影響も考慮し、「番組を継続しない」ということになったとすれば、まぁ仕方ないような気もします。コンプライアンスも厳しい世の中ですしね。

でもやっぱり2シーズン目が見てみたい。私は期待しています。



ちなみに、The Grand Tourの新作も発表されました。楽しみです。まぁこちらの内容も相変わらずのようですけどね。



・追記

シーズン2が決定しました。


2021年6月11日金曜日

何かのパートナー

 「BBSジャパン」がFIA GTチャンピオンシップ 2021 シリーズのオフィシャルパートナーに

へぇ。


あくまで1シリーズのパートナーらしいですが、パートナーになることでBBSにメリットあるんですかね。チャンピオンシップのホイールは強制的にBBSになるとか?私はレイズ派なんですが、もしかしてチャンピオンシップ出禁になったりしないだろうか。

タイヤのシミュレーションなら何となく理解できますが、例えばゲーム内でホイールにシミュレーションとかもしてるんでしょうか。そこまで細かいことするなら他にやることあるような気もしますけどね。


他に、グランツーリスモは時計屋の「タグホイヤー」とパートナー。肝心の時計はあまり存じ上げませんが、名前は知ってるタグホイヤー。サルトサーキットにも看板がありますね。

しかし、レッドブルを支援しているタグホイヤーの現在の立場が「公式タイムキーパー兼ウォッチ・パートナー」という、長年レース業界に関わっている割に結局何をしているのか不明な存在に成り果てています。文字通りの解釈なら、タグホイヤーの人がストップウォッチを持って車の横に立ってそう。タグホイヤー製のストップウォッチがあるとは思えませんが。

というか、スポーツの世界での時計屋は全体的にそんな感じですよね。名前だけ。特に時間的な何かをしているわけではない。スポーツの世界で本当に時間を計っているのは、陸上競技場のゴール横に置いてあるセイコーの黄色い巨大時計くらいじゃないですかね。


HPによればタグホイヤーは一本20万円とか50万円とからしいので、どうせならタグホイヤーの時計よりもファナテックのハンコンが欲しい。せっかくGTで名前を出してもらって恐縮なんですが、ゲームのユーザーと高級時計の親和性があまりよろしくないように思います。


まぁ時計に関しては十万円単位なら良いほうで、プロドライバーの「パートナーシップ」には超高級時計屋さんが多くて、それも500万とか1000万のパートナーシップばかり。タグホイヤーやロレックスが可愛く見えるレベル。

あれに対してかなり引いているのは自分だけなんでしょうか。あのPRで良い印象を与えられる人類はかなり限られるように思うんですが。



自動車メーカーの立場なら、時間が正確じゃない上にオシャレすぎて今が何時だかよくわからない時計にウン百万使われるくらいなら、その金額で車を買ってほしいはず。その辺は競合しないんですかね。

用具メーカー(アルパインスターとかプーマとかレカロとか)ならチームに物品が提供されていて当然ですし、レースを通じた商品へのフィードバックもあるでしょう。なのでリターンはあるし、絶対に商品の販売にも繋がっている。私もレカロ買いましたし。

対して超高級時計は・・・リターンはあるんですかね。大人の世界のパトロン的なやつが、自分の思っている以上に闇が深いってことなんでしょうか。



なお、プロドライバーにも色んな人がいて、谷口NOB選手はスポンサーとしてカシオのエディフィスを提供してもらっているとか。ブログなどにもよく出てきます。カシオなら時間の正確性が超高級機械式時計よりも上ですし、何故か同じ時計でも嫌味がない。比較対象の金額がアレなせいでしょうか。

エディフィスの公式サイトによると、「谷口選手装着モデル」は46,000円+税。すごい普通で逆にびっくり。100倍以上の金額の時計を提供して応援?してもらってる人もいるのにね。ドライバーの人気と時計の金額が逆じゃないのかと。100倍応援されている割には・・・。


あと、エプソンは会社自体が時計メーカーでもあるとか。実はプリンター屋は仮の姿で、社名も「セイコーエプソン」が正式だと最近知りました。ここの時計も大概高い方なんですが、それでも10万円前後。まぁタグホイヤーよりは安いか。



全体的に話が迷走しています。要するに、超高級時計の「パートナー」が謎。プロドライバーとのパートナーシップについての広報記事の「パートナーシップの理由」が一言一句理解できない。どうせならもうちょっとこじつけて欲しい。と、思いました。



個人的にレーススポンサーの提供品でステキと思ったのはマクドナルド。いつかのルマンでコルベットのスポンサーになっていて、チームへビッグマックが無限に提供されていました。

いいですよね。ビッグマックなら栄養が取れるので、硬くて食べられない上に時間もよくわからない物体よりも役に立つ。非常に有意義なパートナーですよ。




2021年5月31日月曜日

続・A〜Zまで+Zのメーター

 日産のYouTubeチャンネルに、以前投稿された動画の答え合わせとでも言うべき動画が投稿されていました。新型Zの”存在を発表”したあの動画ですね。

イニシャルにしてもバレバレだった各車。Aのアリアもそろそろ発売時期だったはず。Zは言わずもがな。年明けですかねぇ。

日本では売られないパスファインダーやキャシュカイもありますが、マグナイトは売られるかも?みたいな話もあり、ローグ(エクストレイル)はモデルチェンジ待ち。一時期モデルチェンジを渋っていたせいでまぁまぁの客離れが起こっていると聞きますから、ここは一気にいきたいところ。


マグナイトはインドで売られるそうですが、日本に導入するという噂もあります。キックスは金額的に微妙な立ち位置になってしまい、ノートはe-power化による高額化で、ヤリスの廉価版やスイフトとの同グレードがありません。本来ならマーチが担うんでしょうけど、日産はマーチを絶賛放置中なので、当分は何もされることはないでしょう。「マイクラ」は大きくて日本導入は難しいですし。

マグナイトはSVU風ながらコンパクトで、邪悪なセンスを持つワタシの感覚ですが、デザインも良いように思います。日本でも出るかなー。




で、Zですよ。徐々に開発が進んでいるようで、松田次生氏によると、最近デジタルメーターの開発をされたとブログに書かれてました。
デジタルだとメーターの配置などの調整は非常にやりやすいでしょうね。画面内ならどこでも配置を修正できる。

なんでも、サーキット走行で重要な速度表示、レブカウンターの表示、タコメーターの”位置”を色々やってくれたそうで、例えばタコメーターの位置は、真上にレブリミットが来るようは配置にしてくれたんだそう。非常に気の利いた、現場のことがよくわかってるレーサー氏ですよね。伊達にGT-Rなどをコレクションしているだけある。



メーターのかっこよさは大事ですよね。出せなくても260km/hまで刻んでるとか、そういう心意気が重要なんだと思っています。
個人的には背景の・・・銀河みたいな模様はいらないんですけどね。単色にするか、自分で選べるようならOKなんですが。

この画像になにか面白い情報が隠れていないかチェックしたところで大したものはなく。大きく「M」と出ているのは、このメーターはAT車のものなんでしょうか。マニュアルモードのMだとか?



Zって基本MTじゃないですか。ワタシも当然MTで買うつもりなんですが、たった1年の間に世の中の車事情が大きく変わってしまって、正直ATだMTだを言ってられるような状態ではなくなりましたね。
あと、走行会で走るときにはATが圧倒的に楽。MTだとクラッチ操作がなかなか上手くなりません。今のところGT Sportも全部セミATで操作していて、圧倒的に楽であることに困っています。

公道ではMT操作で何も問題ないんですけどねぇ。Zももしかすると7速ATにしちゃうかも。今の所は9:1でMT。でも1が入ってきただけで、自分的には大きな心境の変化です。

あと、日産は大丈夫なんですかね。ちゃんとZが発売できるくらいに回復してくれるんでしょうね。トヨタは業績給回復中らしい一方で、ほかは相変わらずコロナのせいでひどい有様です。

すぐに潰れることはないでしょうが、ますますトヨタ一人勝ちみたいな状況だとちょっと困る。


それに、最近GT SportでRC FのGT3をよく使っているので、「V8のレクサス」も非常にありだと感じてきました。まぁこれもレクサスだけに相当お高いんですが。
RC Fは8速AT。新車だと1000万円超えです。まぁとりあえずZにしますよ。安いしね。



電気自動車の猛攻勢が続く中、ガソリンのモデルチェンジが今年〜来年に続くでしょう。メーカーによっては2030年までにガソリン車の新車販売をやめるところもあるそうなので、Zを買った人が本当に時代遅れみたいな扱いになりそうで怖いです。


現在ワタシはZ貯金に向けて頑張っておりますが、ゼウスの妨害的なやつで中々上手いことできておりません。徐々に徐々に、必要なものは買いつつ出費を抑えて、粘るしかないです。



2021年4月19日月曜日

突っ込み大魔神

「突っ込み大魔神」とは、とある走行会にゲストで来ていた小林可夢偉選手から頂いたありがたいお言葉。特定の誰かを指した表現ではなく、アマチュアのドライバーは基本的に大魔神なんだそうです。

お言葉の意味は要するに、「コーナーでギリギリまでブレーキを遅らせて突っ込む走り」のこと。レイトブレーキとかミサイルとか表現されるやつですね。すごく”らしい”表現で私は好きです。


同じくプロドライバーの藤井誠暢(とものぶ)選手からも同様の指摘がありました。こちらはもう少し具体的な話で、「もし同じコースをプロとアマチュアが走った場合、コーナーのボトムスピードはプロが一番遅いはずだ」とのこと。ブレーキをギリギリまで遅らせる=上級者ではなく、むしろサーキット初心者がやりがちな初歩的勘違い。しっかりと減速して、素早く車の向きを変えて加速することが大切なんだと、丁寧に解説してもらいました。

サーキット走行についてわかったつもりになっている私のような人間が思う、「プロなんだからコーナーでもどこでも全体的に平均速度が高いはず」というある種当然のような考えが、実はアマチュア特有の勘違いなんだそう。私も意外だと思いました。


実はプロドライバーの講習会では、アマチュアはみんな突っ込み過ぎだと言われることが結構多いんですよ。少しでもブレーキングポイントを奥にして、少しでもコーナリング中の平均速度を上げよう!みたいな、そんなイメージを捨てろと。

実際プロの方が(当たり前ですが)速く走れているわけで、向こうの言ってることは間違いなく正しく、誰もが突っ込みすぎであることは事実のハズ・・・。


でも言われたからって実行するのは簡単じゃないですよ。その後コーナーで”突っ込みすぎないこと”を意識して走ってみるんですが、わかっていてもやっぱりゴリゴリに突っ込んじゃうんですよねぇ。なんででしょ。走行ラインやアクセルワークについて細かく考えるより、ブレーキで頑張って突っ込んだほうが簡単に速く走れる気がするからですかね。まぁ気のせいなんですが。

ギリギリまでブレーキを遅らせたところで、当然オーバースピードからのアンダーステアが出るのでタイムは出ず。わかっているけどやめられない、それが大魔神。



GTのオンラインレースでも、特にテール・トゥー・ノーズでもない遠ーく離れた距離から、超強引なレイトブレーキでインに突っ込んでくる大魔神ミサイルを多く見かけます。特にレースの中位〜下位ほど多い印象です。

困ったことに、レイトブレーキ対策で下手にブロックすると、追突や接触で弾き出されてレース自体の勝負権を失うので、実質こちらには打つ手がなくやられる一方。抜かれるかふっとばされるかの2択はひどいですよね。相手に大ペナルティがついたところで、大クラッシュしたこちらの順位が戻るわけでもないですし。

しかも下手すると何故かこちらに幅寄せなどの誤爆ペナルティが付くこともあるので、結果よりもキレイなレースがしたい私は無理をしないようにしていますが、まぁ順位は犠牲になりますよね。もうレイトブレーキでやられるのはいつものことなので諦めてます。DRを上げれば大魔神のいない世界に行けるんでしょうか。(現在DRはC)


以前は私もレイトブレーキに頼りがちだったんですが、リアルの走行会でブレーキを酷使し過ぎてフェードさせて死にかけた経験があり、ゲームでもブレーキがビビりがちで、大魔神化は若干抑えられるようになりました。

しかし、走行会ではブレーキに気を使ってフルブレーキができないのも良いことじゃないんです。ブレーキに関しては「突っ込みすぎ」が良くないだけで、強いブレーキでしっかり減速して曲がることは重要(藤井選手曰く「どうせABSが付いてるんだから床まで踏み込め」)なので、ゆるーいブレーキで減速しても意味ないんですよね。おかげでブレーキパッドは減らなくなりましたが!

GTのオンラインレースでも同じく、ふと気づくとブレーキを少し緩めて”節約”していました。後でロガーを見ると「フルブレーキの3割くらい」でしか踏んでないことも。こんな緩ブレーキで勝てるわけがない。


GTではどれだけブレーキを踏んでもフェードなんかしないのに、リアルでの恐怖体験で変な癖がついてしまったようです。ブレーキを壊さない程度に、出せる最大限の性能を引き出して走れるのがプロ。悔しいですが、こういうところが「違い」なんでしょうねぇ。


ただ、一度ブレーキのフェードを経験すると誰でもビビるんじゃないですかね。直線の末端でギリギリまでブレーキを粘ってフルブレーキ・・・と思ったら踏んでも全然減速しない一瞬の間。せいぜい100km/hくらいだったからコースオフせず止まれましたが、岡山国際の裏ストレートならノートニスモでも170km/hくらい出るので・・・。

今では「逆に安全意識が高まってよかったのかな?」とも思いますが、二度と体験したくないです。寒気がしてその枠は走るのを止めたくらい。走行会からの帰路でもずっとブレーキが効きが悪かったので、交差点で止まる度に前の車に追突しそうになった・・・ということもあります。(翌日整備に出したところ、ベーパーロックも起こっていたようでした。いずれにしてもブレーキの酷使が原因。)


その後、走行会では基本的にビビリブレーキになったため、ブレーキがフェードすることはなくなりましたが、「ブレーキで頑張らない分は他で補う」という方針で走ったところ、以前と同じくらいのタイムでは走れるようになったんですよ。タイムは同じでも、車を壊さず安定してラップを刻めるなら、突っ込み大魔神のメリットなんか何もないですね。


まぁゲームでは大魔神であっても大した実害はない(せいぜいレースをぶっ壊す程度)ですが、少なくともリアルの走行会では止めましょう。私みたいにゲームの世界から現実のサーキットに入ってる人間のほうが、中途半端な自信があるだけに余計危ない気がします。


あなたも私も大魔神。気を付けましょう。



2021年2月4日木曜日

中古リーフの話

E13型のリーフが発売され、やっぱり高かった。ここまで高いならリーフでも良い。でもだからってリーフにしても新車で400万はちょっと。

ところが、リーフは中古だと安いんですよね。現行のマイナーチェンジ前の、3万キロ前後のやつで、最上グレードの"G"でも200万円をかなり割り込んでます。マジで?


別に事故車でもないんですよ。私がGT-Rみたいなスポーツカーの相場しかよく見ていないだけで、日用車だと相場はこんなものなんですかね。

リーフは全部入りが基本で、プロパイロットも普通に付いています。それで200万円を切っている。ちょっと欲しいかも。でもここまで安いとなんか怖い。


考えられるリスクとしては、バッテリーの劣化でしょうか。リーフは標準グレードでは元々320キロ程度の航続距離しかないので、経年劣化でもっと距離が伸びなくなっていて、それで安いとか?

ちょっとレンタカーでリーフを乗ってみたことがあって、自分の日常で使う電気自動車が非常に楽しかったんですが、借りた車は満充電だったのに既に残り走行距離が300キロを切っていました。

これ、高速道路で遠出しない限りは問題のない距離だと思いますが、少し心もとない距離であることは確か。これでも先代のリーフに比べたら改善しているものの、例えばテスラはモデル3でも航続距離がもっとあるので、比較しちゃうと気になりますよね。


同じリーフでも「e+」という航続距離が長いグレードがありますが、当然割高。というか、テスラもそれなりに高いです。現状、電池容量はお金と引き換えらしいです。

微妙な航続距離+3年落ち+3万キロの結果が200万円弱、なんでしょうか。逆に言えばその辺が妥協できるならお買い得なのかも。



あと、これは何の根拠もない個人の想像の話ですが、リーフは今後のマイナーチェンジでさらに魅力的になると思います。やたら高額になったノートとの差別化もありますし、E13ではプリウス式からストレート式になったレンジセレクターとかはリーフにも反映されるでしょうし、その他も色々改善される予感。特に航続距離の強化は絶対されるはずで、日々進歩している電池技術の恩恵を受けるでしょう。

そうなると中古リーフももっと値下がりするかもしれないし、新車リーフも値下がりしてくれるかもしれない。ちょっと楽しみです。


正直なところ、セカンドカーとして乗るならe-powerのノートやキックスが良いかな、とか考えていたんですが、レンタルリーフがとても楽しかったので、多分どこかでリーフを買うと思うんです。

それがいつになるか。良いタイミングを待ちましょう。



なお、先代のリーフはもっと安いですが・・・こっちはさらに怖い。ちょっとアレなデザインもさることながら、先代リーフは発売から時間が経っているだけに、10万キロ超えの個体もザラあります。

ここまで走ってると中古のiPhone7みたいなもんで、絶対に電池がヤバイ。残念ながら電気自動車は物理的に長く乗れないのかもしれませんねぇ。



2021年1月19日火曜日

TS060・・・じゃなくて「GR010」【WEC】

TS030から再開したトヨタのWECでの活動ですが、2021シーズンからLMP1クラスは「ハイパーカー規定」でのレースへ変わりトヨタも参戦継続、新車はTS050の次だからTS060・・・ではなく、心機一転「GR010」という名称になりました。本当に「ガズー」という名称がお気に入りのようですね・・・。

とはいっても中身はTS050からの正常進化らしく、見た目もこれまでのプロトタイプと大きく変わらないように見えます。細かい部分で、例えば車体が大きくなっているとか、そういう違いはあるらしい。そのほか、よく見るとサイドミラーがフェンダーとの一体型ではなくなっています。


さてこのGR010、「ハイパーカー」です。一応市販車ベース・・・というより、厳密には「市販車と共通性が多い」車らしいです。ベース車ではなく、兄弟車とかそれくらいの近さだそう。GR010は分類的にはプロトタイプ。ハイパーカークラスへの参戦という意味では変わっていないようですが、いつの間にか市販車ベースではなくなっていました。

とはいえ、この手の「ロードカー」は何だかんだで売られないことが多いです。後に「かなりズルかった」ことで伝説となっているTS020も一応ロードカーベースでしたが、本当に売られることはありませんでした。日産のR390も同じ。たまにイベントで公開されるだけ。「市販車」と言いながら本当に売る気はなかったんですよね。スーパーGTのHSV-010も同じ。

でもGR010は、一応本当に売られるらしい。売るとしても数はしれていますが、まぁ1台1億円くらいはするでしょう。
これが金額的にびっくり・・・でもないのが悲しいところ。ヴェイロンが1億超えだったのは有名ですが、ケーニグセグの新車・ジェスコは3億超えらしいですし、もう金額が高いこと自体には何も感じなくなりました。今更1億だから何だって話ですよね。金額的なインパクトはあまりないと思います。

最近のスーパーカーやハイパーカーはもれなくチリトリみたいな形状で個人的には好きではないですし、高いだけで本当にハイスペックなのかよくわかんないんですよ。まんまプロトタイプみたいな車がロードカーとして買えるなら、非常に魅力的な車だと個人的には思います。私には永遠に縁のない車なのが非常に残念ですが。


さて、WECのLMP1は、ハイブリッド規定ができた最初こそかなりの盛り上がりを見せたものの、2016年のノーパワー事件を経て、2018年にはトヨタ以外のワークスが撤退してしまったので、新たな規定として「ハイパーカー規定」をブチ上げました。世界中でハイパーカーが増えていましたし、参戦するメーカーも多いんじゃないか?という期待はあったと思います。

が、意外と参戦するメーカーは少なく、参戦する風を吹かせていたアストンマーティンはいつの間にか参戦しないことになり(しかもF1の方に参戦するとか)、元々トヨタの参戦は確実としても、プジョーは参戦する気があるようなないような微妙な状態で、他には「グリッケンハウス」がプライベーターとして参戦予定とのことですが、既にプロジェクトには遅れが見られるようで、早くも不安です。

そもそもグリッケンハウスは、端的に言うと「超クルマ好きで金持ちのオッチャン」のチームですからね。メーカーの支援を受けずに自分でレースカーを作ってしまう情熱は本当にスゴイ、しかし本当にハイパーカー規定のレースカーを作り上げて、しかもレースになるほどのマシンを作れるのかどうか。いつかの日産みたいにならなければいいですが。

まぁグリッケンハウスは、私の好きな「フェラーリ・P4/5」の作成元ですし、P4/5はNur24hで上位争いもしていましたから、レーシングチームとしては意外と有力なのは間違いないんですけどね。


新しいLMP1クラスには、先述のハイパーカーの他に、いくつかのメーカーの作ったシャシーを使う「LMDh」という規定もあります。こちらは何よりも市販車ではなく共通シャシーを使っているために価格が安く、デイトナ24時間にも参戦できるのが強み。ポルシェはこちらの規定でWECに参戦するとか言われていますね。またハシゴを外されなければいいですが・・・。

ただ、LMDhは要するにこれまでのLMP2ですからねぇ。これまでのLMP2にハイブリッドシステムをポン付けしたような感じです。4社が供給するシャシーを使う、など、まさにLMP2。でもコスト的には間違いなく安いでしょうし、戦力が非常に均衡していて面白いクラスだったのも確かなんですよ。
ただ、このLMDhとハイパーカーとが同じLMP1になるので、その間のバランスをどう取るのかが難しそうです。予定としてはハイパーカーの方を遅くして、あとはBoPで上手く調整するらしいですが、さてちゃんとレースになるのか。タイム的にもLMP2なLMP1。これが次世代のル・マンです。


いずれにしても、滑り出しを見る限りだと、LMP1クラスに昔ほどの勢いはないですね。まぁ実際に始まってみると面白いのかもしれませんが。少なくともトヨタしかいない、大ハンデでどうにかレベリオンが戦えているだけだったここ数年のWECよりはマシだと思いますけどね。レベリオンなんか参戦終了しちゃったし。かわいそうに。


WECの勢いがなくなってきましたが、フォーミュラEも怪しい雰囲気が漂ってるみたいですね。アウディは今年で撤退、日産も撤退の可能性があるとか、そんなニュースが出ていました。

なんでも、フォーミュラEからは技術的なフィードバックが少ないそうな。これって結構致命的ですよね。参戦する意味がない。アウディは電気自動車でダカールラリーに出るそうです。

レースの電動化方面も苦戦するのかもしれませんね。フォーミュラEも中々楽しめたレースなので、今シーズンも見るつもりなんですが、続々と撤退表明!みたいなシーズンは勘弁してほしいものです。



WECについては、新規定のレースに、プジョーやグリッケンハウス、ポルシェなどが本格的に参戦するのは少し先の話。ハイパーカーのガチバトルが見られるまでには時間がかかりそうです。










・余談?

しかし、「ハイパーカー規定」は厄介なことになりましたね。参戦車が思いの外集まらない。世界中にハイパーカーは溢れているので、そういったメーカーが続々と参戦するかも?という思惑はあったと思うんですよ。
でもガチなのはトヨタだけ。トヨタについては、恐らくノーパワーの恨みが原動力です。あれで優勝していたら2018辺りで撤退していてもおかしくないですよ。

なんでかなーと考えて思いつくこととしては、結局ハイパーカーって、超金持ちのマウント取りの材料みたいなところがあるじゃないですか。「俺があのすげぇの持ってるんだぜ?」って言いたいだけのやつ。


売る方もそういうド金持ちをターゲットにしているので、車の金額も中身もどんどん先鋭化しちゃってて、なんだかよくわからない世界になりつつあります。スゲェ見た目とか、ワケワカラン素材とか、時速400キロ、シンジラレナイ未来システムとか。一定のルールの中で競うレースの雰囲気とはまるで合っていない。全体的にびっくり人間コンテストに近いですかね。


マクラーレン・F1はF1マニファクチャーだけあってサーキットでの性能にも気合が入っていたそうですが、ゾンダで有名になったパガーニは、レース活動をする気はないらしいです。オーナーからワンオフで「ゾンダのレースカー欲しい」と言われたら作る、そんな感じ。特定のルールに則ったグループGT3のような世界で戦う気は全くなし。

世界中にハイパーカーが溢れているのに、「ハイパーカーのレース」にはトヨタしかいないってのも寂しい話。しかしこのあたりにハイパーカーの本質があるような気がします。「○億円!」「へぇ!」・・・で終わっちゃう感じ。
億単位の車なんか、今後何をどうやっても買えない(買わない)ので、大多数の人にとっては遠い宇宙の話くらいどうでも良くなっちゃいませんかね。スーパーカーくらいの方が現実味があってちょうど良いと思うんですよ。

私は、クルマは乗ってナンボだと思ってるんで、どうせならハイパーカーもガンガンレースしてほしなぁと思うんですけど、実際に走らせてオカネ・クバルさんこと前澤氏みたいにゾンダで事故っちゃうのも困りますしね。どうしましょう。


金額については、最近はハイパーカーでも3億超えが当たり前になってきましたが、3億円ならレオパルドみたいな戦車が良いですね。絶対に煽られなさそう・・・。



2021年1月2日土曜日

2021年抱負

今年の目標

・タッチタイピングをマスターする
・英検取る
・今年こそWRCジャパンに行く
・GTとDirtに復帰
・(発売されてたら)例の車を買う


こんなところですかね。あくまで目標なので完遂できるかどうか。


タッチタイピングは、別にできないわけじゃないんですよ。ただ独学なせいで変なクセが付いちゃってて、これを矯正したいんです。多分1月中にできます。目標というか業務改善の一環ですね。


英検は、元々「取ってみたい」のまま7年くらい経っているので、ここらへんで一発ちゃんと経歴書に書けるようにしたいなぁと。多分やろうと思ったらすぐ取れるんです。TOEICも800点相当くらいの実力はあるらしいんで。(本当?と自分でも疑ってますが)


実は2020年にWRCジャパンへ行く予定だったんですが、コロナ云々のせいで全部パー。コウモリなんか食ったせいでこうなったんだとしたら、原因になったやつをぶっ飛ばしてやりたいですね。
2021年も開催予定ではあるらしいので「行きたい」とは考えています。しかし実施されるかどうかは完全に地球次第なので、私にはどうにもできません。オジェのサインが欲しいんですよねぇ。


ゲーム関連の活動も再開したいと思っています。最近は精神的な不調が続いており、レースができる状態ではなかったりします。レーシングドライバーのメンタルケアは本当に大事だなぁ、とプロでもないのに考えてしまいますね。
GT7?は発売までどうせ当分掛かるんで、PS5を買うほどではないでしょう。PS5ではDirt5も発売されそうなんですが、PVを見る限りだと自分の好きな方向性ではない(バトルがメインみたいな構成ですよね)ので、現時点では買うかどうか不明です。別にオフロードならどこでも良いわけじゃないんですよね。ラリーが好きなんです。ココ重要。





で、車ですよね。発売が2021年中なのか怪しいですが、できれば欲しいですね、Z35。もう改造とかできなくてもいいです。Zが欲しい、これだけです。

他の2つは自分の実力の問題ですが、Zについては完全に資金力の問題です。コロナ云々で給料も削られつつある中で、果たして車を買うほどのお金が貯まるのかどうか。完全にロト7頼りです。


別に年明けだからって抱負を作る必要はないと思うんですよ。ただ、ふと自分のここ5年くらいを振り返ってみると、何だかんだで毎年初めに何となく定めたその年の目標が、ちゃんと達成できてるんですよね。全体的にヤケクソで散財した結果だったりもしたんですが・・・。




なので、自分を追い詰めるためにも目標を立てることにしました。案外言ってると叶うのかもしれませんよ?