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2026年5月30日土曜日

RZ34を買った話

 

買っちゃった。


急に舞い込んだ「機会」があり、RZ34を買いました。リーフからの乗り換えです。マイナーチェンジ後でもよかったけど、なんか値上がりしそうだったし、この機会で買わないと永遠に乗れない気がしたので、思い切って買ってやりました。やったね。

5年乗ったリーフ。悪くはなかったけど、MTではない(当たり前)ことが私にとっては不満だった。本当にそれだけ。後述しますが、車としての利便性では全てにおいてZよりリーフが上です。Zが勝っている部分はありません。本当です。


でもまぁ、夢というか浪漫というか、V6ツインターボ+MT+FRには敵わんわけです。こんなの勝てるわけがない。購入の決断前に試乗させてもらった際、エンジンをかけた瞬間、心は決まりました。あれは本当に良くない。

パワーも段違い。300馬力程度だったZ34から、400Rのエンジンに変わったせいで400馬力になっています。リーフの前に乗っていたノートニスモSは140馬力、リーフも200馬力程度らしいですから、本当に無駄で意味不明なパワーがあります。そんなにいらんて。

街中を走るなら、アクセルを半分以上開く必要がない。ちょっと踏んだらそれだけで十分。うっかり踏み込むととんでもない音と共に強烈なGで前に押されます。

ノートニスモの時は140馬力を「使い切る」ような走り方もできましたが、街中でZでそれをやると壁に突っ込む気がします。日常で400馬力が必要になる場面がない。でもそれがいい。


購入して1ヶ月ほど。帰宅して自宅ガレージに置いてあるZを見ていると、まだ違和感しかありません。なんでここにZがあるのか。

そして、普段外出する際のアシもZになる。旅行はもちろん、ちょっとスーパーに買い物・・・ですらZ。軽やミニバンしか見たことのない行きつけのスーパーの駐車場に、なんかやたら背が低い車が止まっている光景。すごく変です。

運転している時も駐車してあっても、なんか笑っちゃいますね。あれだけ「いつかZに乗るんです!!」と言い続けていて、それが本当に実現する日が来るとは。人生はわからんもんだ。心のどこかで疑ってたのかもしれません。どっこい、これが現実。

とある駐車場に停めた際、受付の人に車名を聞かれて、なんか照れちゃってね。言いなれていないこともあって「ふぇ、フェアレディ、ぜ、Zです」って噛みながら言ったら、「すみません、もう一度・・・」と聞き返され・・・よく考えたら変な名前ですね、フェアレディZって。もうZでいいよ。Zも変か。

RZ34は買いましたが、これでサーキットに行くつもりは今のところありません。というか、やりたくないです。うっかりクラッシュしたら立ち直れませんし、日常で近所を走っているだけでも十分満足です。
まぁ走行会レベルまでにするかは別にして、400馬力を全開にして走ってみたいとは思いますけどね。「愛車でサーキットをドライブしよう!」みたいなイベントなら行ってみたいかもしれない。


そして、Zの利便性について。はっきり言って終わっています。

普段使いの乗用車としては、全てにおいてリーフに負けています。
  • 人を乗せられない(2シーター)
  • 荷物が載らない(荷室の面積はあるが高さが低いから意外と載らない)
  • 燃費が悪い(ハイオクでリッター8程度・・・)
  • 後方視認性が最悪(Cピラーが極太で本当に見えない)
  • 運転支援装備がほとんどない(レーンキープ、クルコン、物体検知、バックカメラくらい?)
  • やたら目立つ(特に「男の子」にはガン見される)

それでも、私は大満足です。仕事終わり、メンタルがクタクタになった時とか、遅い時間でもつい意味もなく出かけてしまうんですよね。ドライブしている時が一番無心でいられる。

一方でローンの不安もありますが。稼ごう・・・。

2023年1月27日金曜日

GT-R風のGT-R

 

これはR34風ですねぇ。


サプライズ?で発表された2024モデルのR35、デザインが少し変わってR34っぽくなりました。ぽいだけですが、意外とよくできてます。

そもそもR35に関しては開発中止だとかハイブリッド化だとか色々噂があったのに、結局は全部ハズレで継続販売してます。騒音規制対応もクリア。ほんと、噂はアテになりませんね。「騒音規制に対応できないからハイブリッド化」は完全に根拠がなくなりました。

ちなみに中身はほぼ変更なし。細々とした変更で微妙に速くなっているらしいですが、エンジン周りはそのまま。もうこれ以上やることがないんでしょうか。元のR35から比べると全部絞り切っている感じもします。


個人的な推測ですが、「売れる間は売る」んじゃないですかね。規制とかで売れなくなったらオシマイだけど、それがクリアできるなら売る。別に人気がないわけじゃなく、イヤーモデルは毎年即完売が続いているので、売ろうと思えば買い手はつく状態かと思います。

Zもそうですが、じゃあもっと作れよ!って思いますけどね。売り切れで買えないからプレミア価格、みたいな状況がずーっと続いてます。これを解消するには、買い手が飽きるか売り手がもっと供給を増やすしかないハズ。売れる間にもっと売っちゃえばいいのに。


ところで、2023モデルがようやくデリバリーされた人もいるタイミングで新型が出ています。要するに2023モデルは型落ちになったわけですよね。イヤーモデルを出す方式だとここが厄介。数年経ってマイナーチェンジならわかりますが、翌年には型落ちになる仕組みはちょっと嫌ですね。

超限定生産だったTスペックもようやく納車されつつあると聞きますが、早くも型落ち。そういう売り方が流行りなんでしょうけど、やっぱりちょっと嫌かも。アホみたいに金持ってて毎年買い替えられる人向けの商品だからいいのか?


次期GT-Rはコンセプトモデルも何も出ないままなので、本格的にR35の後継の話が出てくるのは当分先の話になりそう。2025年モデルも普通に出ると見た。さて予想は当たるかな?

2023年1月13日金曜日

SAKURAってどうなん?

 

本当に出るんか、というのが発売時の感想。



いつだったかディーラーに行った際に「軽のEVが出ますよ」みたいな話を聞きまして、内心はどこまで本当か疑ってました。GT-Rがマイルドハイブリッド化される!Zもハイブリッドになる!…ってやつは結局ガセだったっぽいじゃないですか。でもSAKURAは名前まで合ってた。じゃあ他の車でも当てろってね。(まぁマーケティング前提のリーク情報なんでしょうけど。)



で、サクラってどうなんでしょうね。完全新規車種風ですが、要するにデイズのEV版と言える。

サクラはアリアをそのまま縮小したデザイン、明らかにアリアを意識しています。大・中・小(アリア・ノート・サクラ)の三段階で攻めるんですかね。


もうリーフを持っている私がサクラを買うことはないです。ないですが、人に勧められる車種かどうか。結構いい線行ってる車だと思いますよ。ただEVに関しては、完全にガソリン車を置き換える車のつもりで買うのは間違ってるし、絶対にガッカリする、そんな車でもある。


もうリーフに乗ってるとなんとなくサクラの使い勝手がわかるんですよ。要するにお得版リーフ。それゆえ不安なところもあります。


(1)2グレード、50万円差。上級仕様なら300万円!

補助金ありきの価格設定なので、サクラのカタログ価格を見るとぶったまげます。全部入りの上級グレードは驚きの約300万円。もうノートが買えちゃう。

これは補助金込みの価格設定なので、今の補助金がいつまで続くかどうかが問題です。ある程度EVが普及してくると補助金がなくなるのは間違いなし。本気で買う気なら早めがいいと思います。


(2) 20kwの電池

電池容量は20kw。完全に割り切っています。この容量では遠出はまず不可能。トータルで120km走れるかどうかだと思います。高速に乗るような行き先に行くような人は買うと後悔間違いなし。


リーフ(40kw)でも結構不安な容量ですからね。公称320kmの走行距離だそうですが、実際は片道100kmの往復(200km?)でも途中で一回急速充電したくなる感じ。容量20kwならこの半分。ガソリン車なら致命的な短さです。片道50kmで帰って来られるかギリギリかもしれない。電池残量30%を切ると結構不安になりますよ。

要するに、走行距離はリーフの半分。実にわかりやすい。


逆にいえば、サクラにプロパイロットはいらないと思うんです。だって高速に乗って遠出することはかなり厳しいから。体感では100kmごとに充電1回は必要と思われます。

SAはだいたい50km毎らしいので・・・各駅停車になりそうですね。SA毎に30分休憩、しかも急速充電では100%までチャージできないので、SAを一つ飛ばすと次まで辿り着けない可能性もあります。これならレンタカー借りた方が絶対安心。

なのでサクラで遠出するのは絶対無理。物理的に不可能なレベルです。遠距離走るならアリア買いましょう。


(3)馬力は軽=64ps、でもトルクは倍!

一応軽規格だから64馬力、しかしEVなのでトルクフルで195Nもあります。デイズのターボ仕様の倍。ちなみにマーチニスモS(1.5L・NA)でも156N。坂道で息切れすることはないでしょう。モーターはトルクが物凄いのが特徴です。

つまり、加速性能では今までの軽自動車では絶対に勝てないレベルです。


なお、リーフは340N、34.5kgfです。購入直後、EVの性能を試してやろうと停止状態からアクセルベタ踏みしたところ、首が取れるかと思いました。そんなにトルクいらない…。


(4)内装の質感は○、サイズはデイズと同じ

試乗はしていないので見ただけの感想ですが、内装の質感は高いです。軽にありがちな安っぽい簡素な内装ではなく、アリア・リーフの下位グレードにふさわしい内装です。シフトセレクターはリーフよりもいいんじゃないですかね。速度計もデジタルコクピットで先進的。E12ノートよりは完全に上です。軽なのに。

シャシーがデイズと共通なので、サイズ的な使い勝手はデイズと同じはず。EVだから室内のレイアウトがおかしかったりすることはないようです。


(5)家庭用蓄電池としても使えますよ

サクラはV2Hシステムで家庭用の蓄電池としても使えます。V2Hシステム自体が高いですが、蓄電池として考えるなら300万円でも結構お得です。蓄電池なら12kw程度でも400万円(定価)くらいするらしいです。サクラなら20kwでタイヤが4つ付いている。

リーフなら40kwで、我が家なら春秋で4日、夏冬で2.5日分使えるだけの電池容量があります。サクラはこの半分ということ。夏場に停電しても丸一日はいつも通り暮らせます。その後は知らん。

家庭用蓄電池は家から動かない(当たり前ですが)のでその前提の容量となりますが、蓄電池メーカーのニチコンでは12kwの製品が「大容量」として紹介されていました。ハイブリッド型で太陽光発電があること前提のようですが、要するに12kwあれば容量的には十分みたいです。


太陽光発電とV2Hシステムがある家を持っている人ならアリアとかもっといい車を買えそうですが…まぁそういうことです。蓄電池としても使える拡張性は良いところです。




こんな感じなので、同じ軽自動車でもガソリン仕様とは比較が難しいです。やっぱり航続距離の短さが気になりますかね。200km走れないのはさすがに…と敬遠する人が多いように感じます。

ただ、これも使い方の問題で、ちょっと近所に買い物に行くとか、家族の送迎で30分走るとか、1日に50kmも走らない人ならこれでも十分です。家に帰ったら充電すればいい。毎日送迎とか買い物で車を使う人なら週に1・2回ってところですかね。


あとは価格?やっぱりちょっと高い。リチウムの価格が高騰していますからね。世界中で蓄電池の需要がかなり高まっています。高級車もどんどんEVに参入してきて、テスラも絶好調。電池の価格が下がるには相当な技術革新が必要なので、少なくとも当分は高いままでしょう。

つまり、価格については諦めましょう。日本人の給料がずっと上がってなかったのが悪い。



全体的な感想。サクラは「デイズにリーフの半分を詰めた車」。これですよ。良くも悪くもね。

EVはガソリンエンジ車でいうところの「エンジンの良し悪し」が曖昧でよくわかりません。単純に馬力が同じエンジンでも、RB26とそのほかでは魅力が全然違うじゃないですか。そういう違いがモーターにはないように思います。エンジンの吹け上がり、エンジン音、クラッチのダイレクト感、高回転になるほどトルクが出る、アクセルレスポンス、こういうのが全部ない。モーターの出力に比例して出るパワーが変わるだけ。

なので、性能的な差はEV同士だと比較しやすそうです。タイカンターボまで行くとちょっと想像できないですが、サクラ・リーフ・アリアくらいならなんとなく想像がつきます。ある意味EVの欠点かもしれません。


カーオブザイヤーも受賞するくらい好調なサクラ。セカンドカーとしては完璧。補助金があるうちに一台いかが?



2022年3月14日月曜日

「EV用タイヤ」が何故か巨大だった

 フォーミュラEのタイヤはスリックではなくて普通の全天候タイヤ。ミシュランが供給していることは知っていましたが、種類までは知りませんでした。

「PILOT SPORT EV」という種類で、硬さは1スペックのみ、雨でも同じタイヤ、レースごとに決められたセット数が供給される。ラジアルなのでグリップは低いらしく、プロドライバー目線では「明らかにローグリップ」とのこと。

実は一般向けにも販売中。なんかそれっぽくていいですよね。どうせEVに乗るならこれにしたい。

重さがパイロットスポーツと比較して20%軽いとか、寿命を長くして消費セット数を減らしているとか、100%リサイクルされるとか…全てで環境配慮的な側面をアピールしています。企業努力が凄まじいですね。消しゴムみたいに無くなるハイグリップタイヤも少しは見習うべきかも。


ただ、PILOT SPORT EVにはリーフに合うサイズがない。というか、まさかの「19インチ〜21インチ」という巨大な設定のみ。リーフの17インチでもタイヤの中では大概デカいと思っていたのに、どうしてこんなことになってるのか。現状6種類のみで、PILOT SPORT EVを装着できる車種は相当少ないことになります。

FIA公式のレギュレーションによると、フォーミュラE用のタイヤは18インチ。あれぇ?…。


19インチ以上なんかSUVじゃあるまいし、なんでそんな極端な設定しかないのか。ちょっと考えて、ふと気づいた。テスラか。


世界のEV販売のトップは圧倒的にテスラ。まぁ売れているらしいのは知っていましたが、世界で年間50万台も売っているとは思いませんでした。あのメーカーって全体的に「スマホにタイヤがついた」ような発想ですよね。

で、テスラの車はタイヤがデカい。コンセプトカーのイメージをそのまま具現化したようなデザインばかり。

ラインナップ中最安の「モデル3」は、ベースグレードでも19インチ、モデルSの上級グレードなら21インチ。なるほど。


日産は先代リーフでEV販売の先頭みたいな感じだったのに、いつの間にか販売数は年間6万台程度。桁が違った。そりゃタイヤも設定されませんわ。


テスラの50万台のうち36万台がモデル3らしいので、ミシュランもテスラオーナーを狙っているのかも。まぁ商売ですし、売れるところに売るのは当然ですけどね。ちょっと悲しい。


今のところ、EVは全体的に大きな車種ばかり。航続距離を伸ばす=車体が大きくなる=デカさを誤魔化すためにSUVボディ…という理屈だと個人的には思っています。軽サイズのEVも発売間近と聞きますが、航続距離は相当短くなるでしょう。



まぁ、EVだからといってタイヤまでEV専用にする必要はなさそうです。エコ重視のタイヤを選べば間違いはないはず。BMWのi3のように極端なタイヤ(極細)みたいな特殊設計ではないでしょう。

そもそもスポーツカーみたいな消耗もしないはず。たぶん…。



色々調べてみて、まだまだEVについて全然知らないなーと感じました。実はもう一段階考えています。ただ車として使うだけではない使い方。夢だけは広がっております…。



2021年8月18日水曜日

Z(2023)

 


新型Zが正式発表。既出の情報以外に、いろいろ新情報がありました。出典はこちら。語学力の限界に挑戦してみました。


・「2023」のアメリカ仕様

これ、2023モデルらしいです。アメリカでの発売が2022年の春、日本仕様の発表は冬とのこと。まぁほぼこの仕様で出るでしょう。

しかし、最近の車の「2023年仕様」みたいな言い方はよくわかりませんね。2022年の春に出るなら2022モデルではないのか?と思うんですが、そうではないらしい。3月に発売される「4月号」の雑誌みたいなものですかね。


・車名は「Z」

日本では「フェアレディZ」ですが、これまでアメリカでは排気量+Zの名称でした。例えばZ34型は「370Z」。3700ccだから。

今回の新型Zは、「Nissan Z」。非常にシンプルになりました。まぁ排気量を元にした名前だと限界がありますからね。「180SX」も1.8Lエンジンのアメリカ仕様シルビアの名称でしたが、日本では2.0Lでもそのまま180SXの名称で売られていて、ややこしいことになっていました。「ワンエイティ」の語呂の良さは好きですけどね。


発表会でオッチャンが言っている通り、「Z」の一文字で車名を表すことができるのは、結構すごいことですね。これもZが長年積み上げてきた歴史があるから。「i」とか「E」は全業界で取り合いになってます。そこにある資産は活かすべき。


日本では「フェアレディZ」になるでしょうか。今回発表された仕様では、リアに「Z」一文字のロゴが付いています。シンプルでとても良い。



・400馬力

3.0L・ツインターボなのは既出の通り。しかし馬力は400馬力だそうです。思っていたよりも多かった。

スカイライン400R搭載の400馬力仕様エンジンが使用される噂はありましたが、Z34でいうところの「ST」のような上位モデルにだけ搭載されると思っていました。

日本でもベースグレードから400馬力になるでしょうか。


・「スポーツ」「パフォーマンス」の2グレード+「プロトスペック(240台限定)」

グレードはシンプルに2種類。ベースグレードの「Sport」と、アップグレードされた「Performance」だけ。Proto Specは生産台数の通り240Zにインスパイアされたデザイン。黄色いキャリパーや、内装にも黄色が入るらしい。エンジンやパフォーマンスはプロトスペックでも同じ。

「Sport」では18インチのタイヤに黒スエードと布張りのシート、「Performance」にはスポーツマフラー、スポーツサス、クラッチタイプのデフ、RAYSの19インチタイヤ、大径ブレーキ、シートヒーター、レザーシート、「Homelink garage controller」が付いています。付けまくってますね。

「Homelink garage controller」ってのがよくわかりませんが、多分そういう名称の商品なんでしょう。車内から直接ガレージの扉を開閉できるようなシステムが車に内蔵されている感じだと思われます。


これが日本でどうなるか。Z34では「ベースグレード(名無し)」「S(ブレーキなどスポーツ走行向け仕様)」「T(革シートなど質感重視)」「ST(全部入り)」の4グレードでした。アメリカ仕様の2つは、「ベースグレード」と「ST」に近いと思います。

個人的には革シートのような装備は特に求めていないので、アメリカ仕様の「Sport」でも十分かも。たくさんグレード分けされるよりもシンプルな方が良いです。内装くらいなら後からどうにでもなりますが、「そもそもエンジンが違う」という場合だと載せ替えたりできませんから。お金がないからってGTOのNA仕様を買うようなことは避けたい・・・。


・「6MT」か「9AT」

どのグレードでも6速マニュアルと9速オートマチックが選べるとのこと。MT仕様は既出の通り。Z34から引き続きシンクロレブコントロール搭載のMTです。

ATは今流行りの多段AT。GT-Rデザインのパドルシフト付きだそうです。サーキット走行では圧倒的にATの方が楽なので、実はちょっと迷ってます。まぁMTにするでしょうけどね。


・0-60mphは3.5秒

時速60マイルまで3.5秒。いわゆる0-100km/hです。結構速い。Zに加速が速い印象はないんですが、400馬力もあるなら当然ですかね。


・色は色々

ツートンの場合、ルーフは黒でボディカラーは6色。

  1. Brilliant Silver(シルバー)
  2. Boulder Gray(グレー)
  3. Seiran Blue(青)
  4. Ikazuchi Yellow(黄色)
  5. Passion Red(赤)
  6. White Pearl(白)

モノトーンの場合は3色から。

  1. Black Diamond Metallic(黒)
  2. Gun Metallic(グレー)
  3. Rosewood Metallic(濃い赤)
単色はバリエーションが少ないですね。基本的にはツートンを選ぶことになりそうです。

Zプロトはイエロー推しで、正式発表ではブルー推し。何色にしようかな・・・。


・$40,000

4万ドル・・・。


インフレを考えると、これまでのZと価格は変わっていないそうです。2003年の350Zは27,000ドル。

よく言われていますが、「長期間お給料がお値段そのまま!」なのは日本だけの話で、基本的に物価が上がれば給与も上がるもの。失われたX年間が延々と続いている日本では、物価だけ上がって給与が変わらないために、相対的に車が値上がりしたように感じるだけです。(まぁそれにしてもe-powerの価格設定は強気だと思いますけどね。)


日本ではいくらになるでしょうか。現時点で4万ドル=440万円。ここに「おま値」が追加されて・・・ああ、悲しくなってきた。


・ドライバーアシストなど

デジタルモニターにタコメーターやスピードメーターが表示されるのは既出の通り。GT500ドライバーの松田次生選手が開発に関わっているそうですね。

そのほか、クルコン、レーンはみ出し警告、後退時衝突警告、前面衝突警告、歩行者検知機能付きの緊急ブレーキを装備。ただ、アラウンドビューモニター的な機能は付いておらず、オートハイビーム、後方の自動ブレーキも付いていないとか。


・スープラと競合?

400馬力の2シーターということで、同じ日本車ならスープラが競合ではないか、とのこと。スープラの2.0L仕様が43,000ドルで、価格と性能なら圧倒的にZの方がお得ということになりますが、さてそんなうまい話がありますかね。

最上級のRZ(3.0L・直6)は日本なら731万円から。仮にNISMO的な仕様が追加されるならコレくらいの値段でもいいですけどね。何らかの奇跡が起こってZのベースグレードは450万円くらいに収まっていてほしい。



金額に関しては自分の稼ぎをどうにかしないと解決しないので諦めるとして、そのほかの仕様は中々のもの。てっきりベースグレードは300馬力?とか思っていたので、ハイスペックなのは非常によろしい。

私ならベースグレード。ホイールだけ替えて、マフラーもできれば替える、くらいでもう十分です。あとは金だ!




2023 Nissan Z Debuts: 400 Horsepower, Twin Turbos, 2 Seats, $40,000

↑日本の記事では無い情報もたくさんあって助かりました。ありがとう、ビル。



2021年8月17日火曜日

オーラ・ニスモ

 

新型はノート・ニスモではなくオーラ・ニスモだった。なんてこった。白と赤のオーラが見えます!


E13ノートのニスモ仕様が出るだろうことは既定路線でしたが、まさかオーラの方でニスモを出すとは。まぁそもそもノートとオーラで極端に違いがないので、実質ノートニスモなんですけどね。


発表会でも明言されている通り、e-powerのみの設定。フォーミュラEからインスパイアされた・・・という紹介もあるので、間違ってもハイオクのMT仕様は追加されません。フォーミュラEはMT車を滅ぼす存在ですからね。レース自体は好きですけどね。


見た目はE12よりもスポーティさが増して良いんですが、逆に言えば見た目だけでもある。これは先代のe-powerと同じです。

そもそもE12型でもエンジンスワップ+MT化という標準グレードにはない強引な仕様変更をしていたのに、e-powerありきのE13型で同じことは絶対にないだろうなぁと。e-power降ろして何かのエンジンを乗せてMTにしてブレーキ改造して・・・そんなことはあり得ない。残念ですがね。


なお、オーラは「FE13」だそうです。E13はノート。


先行試乗した方のレビューから、木下氏のものを。どこぞのシロウトよりもプロが信用できます。


内装はアルカンターラ張りのハンドルやオプションのレカロシートなどはE12型と同じ方向性。各所に赤いアクセントが入っています。シートベルトも赤色。

外装の細かいところでは、E12ではダミーだったフロント・リアのエアダクトが、穴が空いて本物のエアダクトになっています。何故先代でもそうしなかったのか。自分で穴開けてやろうかと思ってた時期もあるくらいなのに。

ボンネットには黒いステッカーが貼られています。E12のブラックエディションのよう。レーシングストライプと言えるのかはわかりませんが・・・自分ならステッカー外してもらうかな。

また、「NISMO」バッジはフロント・リア共に下の方に貼られています。もっと目立つところでよかったと思うんですけどね。E12の初期型の「NISMO」バッジは存在感がありました。

リアのフォグランプもカッコいいです。フォーミュラE風。Zにもつけて欲しい。


出力は137馬力で、車重が1270kg。MT仕様のE12型ニスモSより200kgほど重いのは先代e-powerニスモと同じ。モーター自体はベースのオーラと同じで、パワーの出方が違うんだとか。徐々に出るか、一気に出るか。最大値は同じ。


見た目とか内装とか、全体的にはこのパッケージで「S」があったら確実に迷ってましたね。ないので迷わないですけどね。


やはりネックになるのは価格でしょう。ベースがノートではなく高級仕様のオーラなので、ただでさえ高い価格設定がさらに高くなることは必至。E12のe-power NISMOでは「なんだかんだで300万円」でしたが、プロパイロットなどの先進装備が満載のオーラでは乗り出し価格が更に上がる予感。なんだかんだでコミコミ350万円ですかねぇ。カタログ価格はギリギリ200万円台の287万円です。

まぁ街乗り用途だけなら比較の必要もありませんが、少なくとも400万円のGRヤリスよりは安いかな?という程度にはなりそうです。


この場合はE12型のニスモS(MTで230万円)が奇跡的な存在だっただけなんでしょう。マーチの販売継続が怪しまれている中で、日産のコンパクトカー+MTのパッケージはこのまま消えていくのか。複雑でお高いのは好みじゃないんですけどねぇ。


少なくとも、ノートニスモSの中古価格は上がりそうです。まぁ内装の質感がE12型はあまり良くないので、そこはFE13型優勢。MT不要でサーキットにも行かないなら、オーラ・ニスモも良い選択肢です。価格は知らん!



2021年8月14日土曜日

ノッテグラ2022


2022年に新型のインテグラが出るらしい。NSXの販売終了と入れ替わりのニュースでしたが、まさかここでインテグラとは思わんかった。


まぁまずはNSXの販売終了ですよね。ずっと期待(というかファンの強い要望)をされていた「タイプR」はついに出ず、代わりに「タイプS」を限定発売して終了するようです。一応、タイプSは鈴鹿で2秒くらい速くなっているらしい。


2代目のNSXはついにパッとしないままでした。ハイブリッドのためにサーキットの連続走行が難しいとか、そもそも重さの関係でスポーツ走行に不向きだったりしましたが、個人的に一番の欠点はやっぱり内装がイマイチなこと。2000万円超えの車であれはちょっとね。内装はシビックRとそんなに変わらない気もする。


NSXのタイプRは、雑誌などでは「既定路線」「絶対に出る」みたいな感じで扱われていましたが、個人的には無理じゃないかと思っていました。ハイブリッドを下ろすわけにもいかないし、そもそも元のNSXが特段速いわけでもないので、ホンダ的にも「タイプR」を付けるグレードは出さないだろうなと。

それでも限定とは言えタイプSを出してくれるのは良いですね。デザインもステキ。最初からこの見た目だったらもっと印象が違ったかもしれません。


2代目のNSXはチューンドカーがほぼなかったので、スポーツカーが欲しい層の反応が微妙だったのは間違いないと思います。R35やWRX、86はなんだかんだで色々選択肢があったのに。

そういえばNSXは走行会でも全く見たことないですね。フェラーリやポルシェみたいな路線なら絶対に一定の層には売れたはず。会社の偉い人がそういう方針だったんでしょうね。


ノートニスモのe-powerも同様で、「ハイブリッドのスポーツカー」はサーキットでの実用性が本当に低いんですよ。数周で電池切れになってしまう。パフォーマンス命の車なのに、そのパフォーマンスが持続しないのは致命的。せめてスポーツ走行枠の30分くらい全開走行ができないと・・・。

CR-Zと合わせて「ハイブリッドが次世代のスポーツカーの形」みたいな雰囲気もありましたが、結果的にはどちらも微妙だったのかなと。理想はともかく、要するに重くて複雑だっただけ。最初からわかっていたことなので今更ですけどね。



で、インテグラ。NSXがなくなるとホンダのフラッグシップがまたしてもレジェンドになるのかと思いきや、ここに来て「インテグラ」。ちょっとこれは予想外。

ホンダ、新型「インテグラ」を2022年米国導入へ アキュラブランドから復活宣言(Car Watch)


チラ見せ画像では情報が少なすぎてよくわかりません。私のイメージするインテグラは「DC2」「マフラーの音がうるさい」「シャコタン」「確実に盗難される」という偏見しかないんですが・・・新型らしき画像は「セダンです」と言われても違和感のない感じ。

インテグラはシビックと似たようなものを作るわけがないんで恐らくクーペになる思うんですが、全体的に正体不明な感じがします。

「インテグラ」のイメージに捕らわれているだけで実はMRなのかもしれないし、S2000的な要素と統合してFRかもしれないし、そもそもガソリン車ですら無いかもしれない。NSXですらハイブリッドでしたし、ガソリンオンリーの車ではないような気がする。「完全電動のスポーツカー」だったらすごくインパクトがありますが・・・。


値段もわかりませんね。DC2はタイプRでも200万円台前半でしたが、シビックRでも450万円の時代に、一体どの価格帯になるのやら。「プレミアムコンパクトのパフォーマンスモデル」とのことなので、86みたいな値段にはならないと思うんですけど。とりあえずプレミアムなお値段なんでしょう。

今回の発表では情報不足。「パフォーマンスモデル」というからには数字上の性能は高めなハズ。ただしスポーツカーに分類するような車ではない可能性もあります。



しかし、90年代の人に「2022年の日本のスポーツカーは[トヨタ=スープラ+86+ヴィッツ][ニッサン=Z][ホンダ=インテグラ]になってますよ」って言っても信じてもらえなさそうですね。形は何であれスープラが残ってるのは結構すごいことだったのかも。


R35も2022モデルまでは少なくとも出そうな雰囲気ですが、NISMOの2022モデルだけ先行で発表されている不思議。普通逆だと思うんですけどね。何かあるんですかね。



2021年2月14日日曜日

今更だけど"919tribute"がおかしい(良い意味で)

 

Youtube(プレミアム加入済)を巡回していたら見つけた動画。ポルシェ・919ハイブリッドevoのニュル北アタック。凄まじいです。

タイムは5分19秒54。919が本気出したらこんなもん・・・らしいです。2018年の動画なので今更ですが、久々に面白いオンボードを見れました。


既に10年以上前の話ですが、初期型のR35がポルシェ911のニュルブルクリンク北コースのレコードタイムを破って話題になりました。その後は”ほぼ”プロトタイプみたいな市販車でのアタックばかりになってしまい、市販車でのレコードはあまり意味がなくなりましたね。GT-Rはあの価格で高性能だったのが良かったと思うんです。

ちょっと調べてみたところ、現在では4ドアのパナメーラでも7分29秒で走る時代。GT-Rニスモは7分8秒、911 GT2で6分40秒など、ちょっと意味不明な領域に突入中。4ドア車でもいつかのR35と同等の記録が出る時代になってしまいました。そのうちロードカーでも6分を切るようになるんでしょう。




しかし919はそんなロードカーの争いもどうでも良くなるくらいの速さ。919は特に「ブースト」がスゴイですね。直線加速の飛び出し方が明らかにおかしい。画面の表示で「アクセル」と「ブレーキ」の他に「ブースト」の表記がありますが、これがハイブリッドシステム=モーターの動作を示していると思われます。減速時にパワーを貯めて、加速時に一気に開放。ばびゅーんと加速しています。

このアタックしている919はWECでのレギュレーションから「開放」した特別仕様(だから”evo”)とのことで、元の919はV4エンジンとハイブリッドシステムの組み合わせで「900馬力」だったものを、evo化された結果「1160馬力」にパワーアップしたとのこと。

モーターのアシストは限定的なので、全域で1160馬力ではないんですが、それにしてもブーストが作動している時の加速はとんでもないですね。あっという間に300km/h。高速域でもどんどん加速しているので、アシストが切れずにそのまま加速したら500km/hでも600km/hでも行ってしまいそうな感じです。

最終のストレートでは369km/hを記録しているものの、モーターのアシストで最高速度には早々に到達していて、実は直線のほぼ全域でレブっているだけ。まぁギヤ比を変えたところで最高速を出せるのは最後の直線だけですし、全体でのタイムアップとか安全性を考えたらこの程度が落とし所なんでしょう。



今後この記録を破る車はどういったものなのか。919はハイブリッドですが、世界ではガソリン自動車追放の流れなので、電気自動車の開発が活発です。



で、現時点でのニュル北における電気自動車レコードは、フォルクスワーゲン・ID.Rの6分5秒。ID.Rはパイクスピーク用の電気自動車で、これを使ってニュル北のアタックをした際の記録のようです。「一人乗り電気自動車」は見た目が酷いのでタダでも要りませんが、ID.Rはスーパーカーみたいでいいですね。

このアタックではギリギリ6分切りを達成できていませんが、これは2019年のアタックなので、2021年にはこれを破る記録も出てくるかも。フォルクスワーゲンは排ガス事件の件を挽回するのに必死なので、当然このあたりの記録を狙ってくるでしょう。

そして、919の記録まであと40秒。あと少しですが、919に及ばない原因は割とハッキリしています。



これがアタックの動画。エンジン音ではなくモーター音のみ。超未来感。


これ、速いんですよ。確かに速いんですが、やっぱり気になるのは最高速が全〜然伸びてないこと。ニュル北を1周6分で走れるのに、最後の直線で250km/hにも届いていません。逆に言うと、最高速がその程度なのに6分切り寸前まで走れているのもすごいんですが、これも電気自動車の特徴。トランスミッションが1速しかないので最高速的な部分が苦手です。

電気自動車は基本的にトランスミッションが「不要」。5速くらいのギアをひとつだけ載せて、モーターの凄まじい低速トルクでそこを補っている、という仕組みだそう。

まぁ公道レベルならそんな仕組みでも何も困らないですからね。200km/hとか300km/hみたいな非実用域での性能を追求する必要があまりないし、わざわざトランスミッションのような重くてたくさん部品が必要な構造物をなくせることも電気自動車のメリットの一つなので、例えばリーフのような車にトランスミッションが付くことは今のところなさそう。

個人的には高速巡航用のギアがあれば良いんじゃねぇの?とか考えるんですが、私みたいな工学的シロウトが考えることは頭の良い人達が考え済みのハズなので、現時点ではそれを考えた上での「1速ギア」なんでしょう。将来的にはわかりませんが。



ポルシェも電気自動車のタイカンを出しているので、こういう極限のアタックも電気自動車ばかりになるんでしょうか。

まぁ速ければガソリンでも電気でも何でもいいのも確か。技術が進歩すれば市販車にも恩恵がありますからね。電気自動車が安く・良いものになるなら大歓迎。もっと安くなーれー。



・余談

なお、バーチャルの世界ではもっとすごいです。「ビジョン・グランツーリスモ」で収録された「ダッジ SRT トマホークX ビジョン グランツーリスモ」によって「3分4秒500」が記録されています。なんじゃそれ。

ビジョングランツーリスモは現実の車じゃないですから別に何とでも言える。これが発表された際に散々ツッコんだ記憶があるんですが、改めて”設定”を見ると今でも中々ツッコミどころのある車でした。

乗るのに7ヶ月のトレーニングが必要だとが、心身ともに最高の状態じゃないと乗れないとか、人間の反射神経の限界だとか、素材がグラフェンだとか、全体的に「さいきょうのくるま」みたいな設定でした。

まぁそれがVGTのコンセプトでもあるんですが。VGTという単語がすごく懐かしい。あれってどうなったんでしたっけ。


動画はなんだか早送り再生みたいですね。車の性能がどうとかよりも、これに対応できる人間がすごいなぁと思います。なんでただのレースゲーム好きの皆様が人間の反射神経の限界に挑まなきゃならんのかは不明ですがね。それに挑戦するのはF-22のパイロットとかで良いんじゃない?

この動画を見て思い出したんですが、当時これのタイムアタックでニュル北を走ってゴールドを取ったんですよ。でも「人間の反射神経の限界」とやらに長時間挑んだために、腕と足が凄まじい筋肉痛になって日常生活に支障が出た上、あまりにも異常に速い世界に慣れてしまった(というか慣れないと走れない)せいで”普通の車”で走れなくなってしまいました。感覚が違いすぎてベストタイムから数秒落ちになる始末。

あれはそういう車です。私はノートニスモとかZくらいの車で十分。別に人間の反射神経の限界に挑戦したくない。それを痛感した一台?でした。


ところで、トマホークXは”2035年の未来の技術を反映させた車”だそうですが、「V10+圧縮空気で2500馬力」という設定は、世界的流れの「ガソリンエンジン車追放」の対象になりませんかね。時代は電気なのに。

安易に「未来」を想像すると、ぶっ飛び設定以前の変なところで矛盾しちゃうのはよくあることです。1980年台の映画に出てくる未来で、モニターがブラウン管だったりするアレですよ。

そういえばもう一つのアレなVGTだったレーザー推進とかなんとか言ってたやつは、一応ガソリンエンジンじゃないから2035年でもOKなのかな、なんて。



2021年2月4日木曜日

中古リーフの話

E13型のリーフが発売され、やっぱり高かった。ここまで高いならリーフでも良い。でもだからってリーフにしても新車で400万はちょっと。

ところが、リーフは中古だと安いんですよね。現行のマイナーチェンジ前の、3万キロ前後のやつで、最上グレードの"G"でも200万円をかなり割り込んでます。マジで?


別に事故車でもないんですよ。私がGT-Rみたいなスポーツカーの相場しかよく見ていないだけで、日用車だと相場はこんなものなんですかね。

リーフは全部入りが基本で、プロパイロットも普通に付いています。それで200万円を切っている。ちょっと欲しいかも。でもここまで安いとなんか怖い。


考えられるリスクとしては、バッテリーの劣化でしょうか。リーフは標準グレードでは元々320キロ程度の航続距離しかないので、経年劣化でもっと距離が伸びなくなっていて、それで安いとか?

ちょっとレンタカーでリーフを乗ってみたことがあって、自分の日常で使う電気自動車が非常に楽しかったんですが、借りた車は満充電だったのに既に残り走行距離が300キロを切っていました。

これ、高速道路で遠出しない限りは問題のない距離だと思いますが、少し心もとない距離であることは確か。これでも先代のリーフに比べたら改善しているものの、例えばテスラはモデル3でも航続距離がもっとあるので、比較しちゃうと気になりますよね。


同じリーフでも「e+」という航続距離が長いグレードがありますが、当然割高。というか、テスラもそれなりに高いです。現状、電池容量はお金と引き換えらしいです。

微妙な航続距離+3年落ち+3万キロの結果が200万円弱、なんでしょうか。逆に言えばその辺が妥協できるならお買い得なのかも。



あと、これは何の根拠もない個人の想像の話ですが、リーフは今後のマイナーチェンジでさらに魅力的になると思います。やたら高額になったノートとの差別化もありますし、E13ではプリウス式からストレート式になったレンジセレクターとかはリーフにも反映されるでしょうし、その他も色々改善される予感。特に航続距離の強化は絶対されるはずで、日々進歩している電池技術の恩恵を受けるでしょう。

そうなると中古リーフももっと値下がりするかもしれないし、新車リーフも値下がりしてくれるかもしれない。ちょっと楽しみです。


正直なところ、セカンドカーとして乗るならe-powerのノートやキックスが良いかな、とか考えていたんですが、レンタルリーフがとても楽しかったので、多分どこかでリーフを買うと思うんです。

それがいつになるか。良いタイミングを待ちましょう。



なお、先代のリーフはもっと安いですが・・・こっちはさらに怖い。ちょっとアレなデザインもさることながら、先代リーフは発売から時間が経っているだけに、10万キロ超えの個体もザラあります。

ここまで走ってると中古のiPhone7みたいなもんで、絶対に電池がヤバイ。残念ながら電気自動車は物理的に長く乗れないのかもしれませんねぇ。



2020年12月28日月曜日

ノート・オーテック

 

公式の動画がなかったので動画は代用。素人じゃなくてプロだからヨシ。


やや時間差でE13型ノートのオーテック仕様が発表されました。


ノート AUTECH(AUTECH公式)


詳細については公式サイトの通りなのでさておき。価格は標準のXが2,186,800円で、オーテック仕様は2,504,700円。いずれも税込み。ざっくりと30万円アップです。


比較的高いのは言うまでもないことですが、実はそうでもない?部分もあります。例えば、元々ノートの標準仕様ではLEDヘッドライトがオプションですが、オーテック仕様なら標準装備。しかもアルミホイールまで標準になっていました。

要するに、「どうせ全部付ける」なら、オーテック仕様はお得です。WEBで適当に見積もりを取ってみたんですが、標準のXにLEDヘッドライトなどのオプションを付けると294万円ほど。プロパイロットやアルミホイールも付けています。プロパイロット付きのオプション(42万円!)を選ぶとナビも付いてくるので、「普通」の仕様だと大体これくらいにはなると思います。


で、オーテック仕様ではLEDヘッドライトやアルミホイールなど諸々が付いた状態で250万円ほどで、ここに42万円のプロパイロット等のセットを付けると・・・ほぼ同じ。


なんとなくこうなる予想はしていました。オーテック仕様はお高いですが、ある程度のオプションがコミコミにされているので、標準仕様に中途半端にいろいろ付けるくらいなら、いっそオーテックを選んだほうが安いかもしれません。E13ノートの場合は標準仕様そのまんまだとかなり寂しい状態になってしまうので余計に。

私ならオーテック仕様にしますかね。あの青色が好きなんで。しかし300万円は高いですよね。E12改で230万円だったのに・・・。



ところで、立ち寄ったディーラーにE13型ノートが早速展示されていたので中を見てきました。座席は少し圧迫感がある感じ。センターコンソールがかなり大きいので、左肘の辺りの余裕が欲しい人には気になるかもしれません。しかし運転席と助手席の感覚はE12型よりも少しだけ広くなったように思います。E12型のオーナーの直感ですが。


また、レンジセレクターも触ってみたんですが、結構しっかりしていましたよ。しかもRレンジに入れるためには「ボタンを押しながら奥へ押す」という手順が必要とのことで、最近多発しているコンビニへのダイナミック入店のような操作ミスに対する工夫がされていました。

レンジセレクターの右に細い棒状の出っ張りがありますが、これが実はスイッチ。セレクターを握った時にちょうど左手の親指にかかります。これを押した状態じゃないとRレンジに入らないとか。
ちょっとした工夫ですが、こういう仕組みはデジタル式のセレクターが一般的になりそうな今後は、他のメーカーでも当たり前の構造になりそうですね。


先日は時間がなかったので試乗はしませんでしたが、試乗希望者がかなり多いらしく、予約待ちの状態らしいです。まぁそれなりには売れるんでしょう。


日産を立て直すほどのインパクトがあるかはわかりませんが・・・やっぱり値段がね。もうちょっと頑張ってくれたら、と個人的に思うんですが、e-powerの構造がかなりコストの掛かるものらしく、現状ではこれが精一杯らしいです。


あとはニスモ仕様。恐らくe-powerのみですが、1年後くらいを楽しみにしておきましょう。



2020年12月17日木曜日

続・E13型ノートの話

 E13型ノートが発表されて、世間の反応は・・・やっぱり「高い!」というもの。個人的にも金額が気になりますね。何をどうやっても200万円台からのスタートというのは中々ハードルが高い。


で、新型ノートの資料をもらってきました。プレ・パンフレットだそうなので、じきにちゃんとしたパンフレットが配布されるそうですが、それでも既に結構な数の注文が入っているらしいです。

カバンが小さいために折って入れたため真ん中に折り跡があります。まぁ別に保管してどうこうするわけじゃないんで・・・。

E12・e-powerのシフトレバーはプラ感が強く、操作も軽すぎておもちゃみたいでしたが、E13ではややマシになったでしょうか。形状はマウスみたい。
また、いわゆるプリウスシフトではないようです。並びはこれまでのストレート式ATに近いですが、恐らく最初はNレンジに入っていて、一回手前に引くと前進に切り替わるのかなと。Pレンジはボタンです。

ATのシフトは色んな種類がありますよね。一部高級車ではダイヤルを回してシフトを操作する仕組みもあるとか。やっぱりMTが一番わかり易い!

ネットでも見られる情報ですが、E13はカラーが豊富。(※ただしXに限る)

謎のグレードFはさておき、Sではモノトーン+赤青。少しさみしい。これがXでは更にカラフルな塗装に加えて、流行りのツートンまで選べます。ちょっと露骨すぎませんかね?

車重は1220kg。ハイブリッドの割には軽いですかね。E12・e-powerでも同じくらいの車重だったと思います。
そこにモーター出力は116馬力。モーターなので、同じ馬力のエンジンと比較すると最大トルクがえげつないことになります。0-2900rpmまでで28.6キロ。ノートニスモS(E12改)でも16キロですよ。低速からの加速では完全に負けてます。モータースゴイ。モーターヤッター。


その他二面図もありますね。後部差席の広さはE12よりやや狭くなったとのレビューです。まぁ元々コンパクトカーですし、今が広すぎるだけだと思うんですけどね。



「e-power」は、普通のガソリン車に部品をポン付けしただけだったのに、たったそれだけで装備やデザインやシステムが他車のコンパクトカーに比べてが陳腐化したE12型を一気に販売トップにまで押し上げた、非常にインパクトのあるシステムです。
E13型はそんな車の後継車ですからね。売れるのは当然。ただ、どこまで売れるかは正直良くわからない。

E12の場合、e-powerではない法人向けグレードも結構売れていたと思います。別にハイブリッドでもない、何故か後部座席が異様に広いだけの普通のCVT車ですが、不動産屋などの車として走っているのをよく見かけます。法人向けとしてまとまった数が出てるんでしょう。

これがE13型の場合は、”F”というすってんてんのグレードがあるんですが、これが何故かSよりも少し高いので、法人向けみたいな「中はどんなのでもいいから安くてアシとして使える車」になってないと思うんですよね。
最近良く見かけるタイムズの時間貸しとかそういった用途では?みたいな記事も見かけましたが、そんな車が200万円台〜というのは結構強気。これが売れ行きにどう影響するかが気になるところです。

まぁつまり、現状はe-power専用になったことで、金額的なインパクトが目立っちゃってますね。どうせプロパイロットのようなハイテク技術を付けるならオプションで結構かかりますから、最低価格だけでももっと安く抑えられなかったのか。せめて180万円くらいなら他車とも横並びで悪い印象も無かったと思うんですが・・・。(トヨタ・アクアがそれくらい)

ただ、割高だったのは先代のE12・e-powerも同じ。だからこそE13型ではこういう判断になったのかもしれません。



ちなみに。ネット上では「新型ノートは実質300万円!」というコメント等が散見されますが、実際はそんな甘いもんじゃないです。既に予約済みの契約例だと、LEDライトやプロパイロットなどの安全装備を入れた上で、レザーシートとかディーラーの色んなオプションまでをまるっと込みで「400万円弱」という金額があったらしいですよ。一応コンパクトカーなんですけどね。メルセデスのAクラスに手が届くびっくり価格。

こんな感じらしいので、普通に見積もりを取ったらまず間違いなく300万円は越えるでしょう。ローンの組み方で実負担は違ってくるらしいですけどね。数年おきに買い換える人ならこういう選択肢もある、との話でしたが・・・もしかしなくてもオカネモチ?



まぁつまり、E13型が高いことはどうやっても否定できない。デザインとか先進性は良い感じなだけに、価格をもうちょっと頑張ってくれたら言うことなしなんですけどね。

私なら・・・ファーストカーとして2シーター車に乗ることは決まっているので、セカンドカーとしてe-powerか電気自動車を考えているんですけどね。E13型のびっくり価格を見ちゃうと、E12の中古でも良いかな?とか考えちゃいます。

今後E13型にはオーテック仕様と4WD仕様が追加されることが発表されており、NISMO仕様も1年後くらいに追加されると思われます。E13型のNISMOは恐らくe-powerのみでMTの設定はナシ。車内のデザインを見る限りMTへのコンバージョンは全く考慮していないんですよね。


なので、その手のアツいのはマーチに期待。生産終了も噂されていたのに、各種アシストをポン付けして生き残りましたからね。それに、ノートが大幅に値上がりした関係で、これまで以上に普通車の最下位クラスとしての立場が明確になりました。これはワンチャンあるかもしれない。





2020年12月2日水曜日

E13型ノートの話

ついに、というかようやく出てきたE13型ノート。新型が正式に発表されて、ある意味予想通りなところもあれば、噂とは異なる部分もありました。


私が新型ノートで注目していた部分は以下のとおり。

  1. デザイン
  2. 広さ
  3. 価格
  4. 「NISMO S」の設定ができそうか

まずデザイン。実はこれに関しては少し前に知ってました。まぁツテってやつです。ちゃんとカー雑誌にチクったりせず、匂わせツイートもせず、心の中にとどめてましたからね。えらいでしょ。

※画像は日産HPより


新型ノートを最初にデザインを見た感想はもちろん、「アリアですやん」。どう見てもちっちぇーアリア。フロントはもちろん、リアなんかそのまんま。日産は全体的にアリアのデザインの方向性で行くんでしょうか。

アリアは発売前のかなり早い段階からデザインが発表されていましたが、今から考えると新型ノートのデザインも発表されてたってことみたいですね。似てるというかそのまんま。

完全な電動SUVとして華々しく発表されたアリアですが、実際に発売されるのは後から発表された新型ノートのほうという。発表順どおりに発売される時代は終わったんですかね。


ちゃんとアリアも発売されるはずなんですが、アリアはずっとこのままコンセプトカーのようなそうでもないような、中途半端な状態で存在し続けるような感じがしなくもない。アリアもなかなかインパクトのある車だと思うんですけどねぇ。後から新型Zとか色々出てきちゃったから、その凄さが霞んでるだけでしょうか。


そういえば、やっぱり各雑誌の「予想図」なんかアテにならないものですね。直前くらいにアリア風のデザインが出てきた程度。まぁそんなものですよね。



次に広さ。E12型はC11ティーダの後継でもある関係で、E11型よりも広さ重視でした。コンパクトカー=多少狭くてもいいよね、みたいな作りの車が多い中で、E12型の広さは群を抜いてました。後部座席に人を乗せた時に悪く言われたことが全くありません。5速MT+ハイオク+ダウンサス+大口径マフラー、のE12改ノートニスモでも、後部座席の広さはそのままでしたからね。逆に他のコンパクトカーの狭さ(アクアとか)に驚くくらい。


で、新型ノートはどうかと言うと、ちょっと狭くなっているようです。ホイールベースが20mmほど短くなりました。

そもそもE12型はホイールベースが広すぎて、E12改では「スピンしたくてもできない」ほどのドアンダーでした。(そのため単純なコーナリングではマーチニスモSの方が優れてるんだとか)

まぁ元が広すぎただけでもあるんで、それでも他のコンパクトカーよりは余裕があるそうですけどね。広さを重視しすぎると車重やハンドリングにも影響するんで、この辺りが妥協点なのかもしれません。(後部座席がスカイラインより広いE12がおかしいんです。)


内装の質感は良さそうですね。E12型は、他の同クラスのコンパクトカーと比較して、内装が弱い印象でした。2000年初頭くらいのデザインをずっと使ってましたからね。もっとオシャンティーにしてほしかった。

E13型ではメーター類がフルデジタル化し、ナビもタブレットのような操作感になっていました。USBの穴まで付いてます。



さて価格について。E12型は昔から広いグレード展開で、それがe-powerが追加されてからさらに悪化しました。NISMOだけでも4グレードあって、最終的にはブラックリミテッドなる特別仕様が増えていました。通常仕様にもガソリン仕様とe-powerでそれぞれ展開があって、青がキレイなオーテック仕様や、挙げ句SUVモドキのグレードまで追加される始末。正直ワケがわかりませんでした。


新型ではそのあたりがスッキリしています。まず「e-powerのみ」なのでガソリン仕様は選びようがありません。このへんも事前の予想通りです。E12型でもe-powerしか売ってないような状況だったらしく、e-powerとの価格差があるにも関わらずガソリン仕様(フェンダーが青くない)はほとんど見かけませんでした。なのでe-powerオンリーは予想できました。

が、それはつまり価格が高くなるということ。乗り出し価格は税金やナビなどのオプションで何だかんだ高くなりがちなのに、カタログ価格で最低200万円〜の設定。なかなか強気です。


今のところグレードは3段階。将来的にはオーテックと4WDが追加されるそうです。NISMOは発表なし。

ただ、標準グレード?と思われる「S」と、上位グレードの「X」で価格差は15万円程度。どうせ200万円出すならXでも良いと思うんです。色もXの方が豊富。Xはツートンも含めて12色の展開です。Sは7色。赤と青以外はモノトーンしか選べません。Sでも2,029,500円なので、それなら15万円出してXにしたくなります。

この他に謎のグレード「F」があります。カタログを見る限りだと、Sよりも色々と省かれていて燃費もSより上の、この手の車にありがちな「カタログ掲載用見せるためだけのグレード」にも見えますが、どういうわけか値段がSよりも高い。(2,054,800円)

法人用とかそういうのですかね。どうせ今度ディーラーで新型ノートの見積もりをもらうことになると思うんで、「F」の正体についてもその時に聞いておきましょうかね。


金額面で気になるのは、「実質付けないと話にならないオプション」が多そうなこと。元々E12型の時からそういう傾向はあったんですよね。私のノートニスモSでは、アラウンドビューモニターや自動ブレーキなどの便利装備が「選べない」、かつLEDヘッドライトなどが標準装備だったため、そもそもオプションとして選べるものが無かったんです。そのくせエンジン載せ替え+5速MTなどの改造済みだったんで、結構お得だったんですよ。

これが、例えば「e-power NISMO S」とかだと、そのままでもNISMO Sより高いのに、アラウンドビューモニターなどの安全装備オプションを付けると、ノートのくせに300万円オーバーの超強気設定でした。それでも売れてたのが不思議ですけどね。

この傾向はE13型でも変わらず。200万円〜の価格設定とは言いますが、本当に200万円ちょっとでE13ノートを買ったとしても、e-powerこそ付いていますが、それ以外が中途半端な仕様になることは間違いないです。ナビやアラウンドビューモニターは当然として、LEDヘッドライトもオプションなので、うっかりケチるとハロゲンランプです。

しかも、上級グレードでもてっちんホイール+カバー。アルミホイールはオプション。上級グレードだとアルミホイールやLEDヘッドライトくらいは標準でも良いと思うんですけどね。ちょっと強気すぎるかなぁと。見積もりを取るまでもなく、300万円台は覚悟したほうが良さそうです。

恐らくオーテックではある程度のオプションがセットになっていると思われますが、さてオーテック仕様はいくらになるのやら。私はブログのタイトル通りブルーが好きで、特に群青が好きです。英語で言うとウルトラマリンブルー。オーテックブルーはまさに好みの色なんですよね。

ただこの色はオーテック専用。ずっこい商売ですよ。ギターの色をこれにして欲望を誤魔化しましょうかね・・・。



さて最後。「E13型ノートに”NISMO S”」の設定はあるのかどうか。

今のところオーテック仕様は12月発売と予告済みですが、NISMO仕様の設定については特に発表されていません。ですが、まず間違いなく設定されるでしょう。現時点でこれだけ人気なんだから、設定しないわけがない。

それを裏付けるかのように、発表されたE13型にはスポーツ走行方面のアピールが一切ありません。普通に考えたら、その辺のアピールはNISMOの発表まで取ってあるんでしょう。


ただそこに、E12改のようなMT仕様の「S」も追加されるか?というと、ちょっと怪しいと思います。

まずベース車両が「e-power専用」になったこと。E12型の場合は後からe-powerをポン付けした仕様が出てきただけで、元はCVT仕様のみの平凡なコンパクトカーだったので、昔流行ったAT→MTのコンバージョンの如く、トランスミッションをそっくり取り替える荒業もできたんでしょう。

地味なポイントとして、E12型では軽量化のために一段階下のプラットフォームを採用していた関係で、サイドブレーキが当時から流行り始めた「フット式」ではなく、普通のサイドブレーキだったんですよね。もしE12型もフット式のサイドブレーキだったら、E12改のアイデアも出なかったかもしれません。

(まぁリアのドラムブレーキでも強引にディスク式にコンバージョンしちゃうくらいなので、全くできない改造ではないと思いますが・・・。)


こんな感じで、E12改でもベースからなかなかの大改造をしていますが、それなりに条件が整っていたからこそできた改造でもあります。これがE13型でもできるのかどうか。特にMTを入れられるのか?

これがNISMO仕様になるとして、これまで通りの「e-power NISMO」ならモーター出力を上げるとか、サスペンションを固め+ローダウンに替えるとか、これだけでもNISMO仕様としては十分。


ですが、MTの導入は難しいと思います。車内の構造がちょっと変わってるんですよね。

センターコンソールがかなりハイテクです。シフトレバー、というよりモードチェンジのスイッチですが、これがE12型のプリウス方式ではなくなり、マウスのようなレバーを手前に引けばD・Bレンジ、奥に押せばリバース、パーキングはレバー上のボタン、となりました。プリウス方式のシフトレバーが踏み間違い事故の原因だと頑なに主張する一部の勢力もありましたが、それはさておきややこしいシフト方式だったので、新型のこれは良いと思います。

で、問題はその下。センターコンソールの下に空間があります。
ここにはHDMIの差込口もあるのでタブレッドなどをここに置いて、車内で動画を見ることができる、などの使い方を想定しているんでしょうか。
・・・ということで、MTのシフトレバーを入れる場所がないんです。センターコンソールの上部から下までMTのスティックが貫通する、そんなわけないですもんね。トラックみたいな操作感になっちゃいますし。

そして、エンジン載せ替えは必須だと思いますが、同時にe-powerの部品も外すわけです。駆動用モーターも外して、エンジンとともにクラッチなどの駆動系部品を装着する・・・本当に大改造です。セドリック?をEVにコンバージョンしたYoutube動画がありましたが、それの逆ですよね。シリーズ・ハイブリッドのEV部分を外してエンジン載せ替えてホットハッチにしましょう、とか。何考えてんの?と言われかねない。

結局、E12改がそれっぽくまとまっているのは、元々のあるべき場所に改造後の各パーツがハマってるからなんですよね。CVTのシフトレバーがそのままMTのシフトレバーになっていて、足元にはクラッチペダルを追加、ブレーキをドラムからディスクに変更、エンジンはジュークからパクってきて排気量アップ。センターコンソールをぶち抜いたりはせず、各パーツを交換しただけ、とも言えるんです。

K13型マーチニスモが販売継続中なんですが、もしかしてMTのNISMOロードカーはこちらが担うことになるんでしょうか。マーチとノートで少々立場がかぶっていましたが、e-powerとMTガチ仕様だと完全に需要は分かれますし、どんな形であれ「ホットハッチ」には一定の需要はありますから、マーチのほうも是非とも継続してほしいものです。

・・・海外の「マイクラ」そのままでも良いと思うんですが、あれはノートと大きさが丸かぶりなんで、差別化が難しいんですよね。ヤリスみたいに完全にスポーツ風に振り切れてしまうとか。車名もいっそパルサーにしちゃうとか・・・なんつって。


現状では、E13型をMT仕様にすることは現実的じゃないですね。しかし「e-power」は非常に運転しやすくて楽しい車なので、MTのガチ仕様じゃなく、例えば家族用とかであれば全然欲しいです。(自分用はもちろんZですが!)



E13型に関して何よりも肝心なのは、「本当に買うとしたらおいくら万円なのかなー」というところ。金額さえ妥協できるなら、先進的な良い車だと思います。ぜひとも試乗してみたい。買うかどうかは家族次第。

e-power搭載車として一段進化し、価格帯としても2段階くらいの大成長をしてしまった新型ノート。コロナがどうとかで経済はヒエッヒエですが、乗り出し200万円後半でも大人気でバンバン売れちゃうくらい景気が回復してほしいものです。



そして発売したばかりのキックスが微妙な立場に。キックスはモニターも付いたアナログメーター装備で、車内装備の先進感はE13ノートよりも少し劣っています。同じe-power専売車で、違いはSUVであるところ。デザインの好みだけで売り分けるのは難しいと思うんですが、どうなんでしょう。


2020年11月28日土曜日

日産・キックスに乗ってきた

 ちょっとディーラーに行ったついでに試乗してきました。


細かいデータはよく知らないので、自分の頭に残っている本当に率直な感想だけ残しておこうと思います。

というか、色んな車を乗り尽くした専門家の意見は調べりゃナンボでもありますからね。


・後部座席の広さはボチボチ

とにかく後部座席がE12ノートと比べてもそこまで劣らない広さでした。最近の車は、コンパクトカーでもSUVでも後部座席の広さを犠牲にしていることが多いですが、キックスは使い勝手としては十分だと感じました。


・荷室は超広い

広かったです。積載量は十分。普段使いで困ることはまず無いでしょう。


・意外と車高は低い

個人的に車高の高い車は苦手です。なのでミニバンは当然のこととして、SUVもちょっと苦手な車だと思っていたんですが、最近のSUVは車高が低いらしい。

キックスの車高も結構低め。低すぎず高すぎず、ちょうどいい感じでした。


・内装は普通

普通でした。私はあまり内装にこだわりがないので・・・。


・安全装備は一通りあるけども

当然各種安全装備は選べますが、例えばアラウンドビューモニター+インテリジェントルームミラーはオプションだったりするので、実際の価格はちょっと高めになりますね。


・グレードが少ない

キックスは2グレードの設定ですが、違いは内装がツートンかどうかだけ。なので「選択肢が少ない」とも言えますし、「色さえ気に入ればお買い得車も選べる」とも言えます。

たまにディーラーで出てくるんですよ、お買い得車。色んな事情で浮いちゃったやつ。いわゆる「新車」よりほんの少し中古車寄りというか、家で言うところの建売住宅ですよね。もう出来ちゃってるけど、その分安い。

お買い得車はグレードや色が決まってしまっている状態なので、グレードが多い車種だと自分の好みのグレードでは無いことが多いんですが、そもそもグレードが少なければ、後は色の問題だけになります。そういうのを狙ってみるのも良いかもしれない。特に年度末。


・見積もりは350万円くらい

そもそもe-powerが高いんですよね。ガソリンのみの仕様がないので、最低価格はどうしても高くなります。

とはいえ350はちょっと高い気もします。思いの外いい車ではありましたが、新型ノートを蹴ってまで選ぶかと言うと・・・まぁそんな感じですね。


・やっぱりe-powerは良い

e-powerが気に入っています。というか、電動のワンペダル運転がすごく自分に合っている気がします。

AT限定の人も増えているとのことですが、私はMTオンリー。ATだと運転時に違和感があります。

「車とのイッタイカンガー」とか言うつもりはないんですけどね。AT車を運転していると、自分の思ったとおりの運転ができないんですよ。だからMTにしたい。これからもずっと。


・・・と言ったところで、ATしか乗らない人にはこの感覚ってわからないと思うんです。何言うとんじゃい。

でも、個人的に日産のワンペダル運転はMT車の感覚に近いんですよ。特に減速時、ペダルを離すとブレーキが掛かるんですが、これがエンジンブレーキの感じによく似ています。

恐らく意図的に似せてるんだと思いますけどね。AT車にはないMTの面白さみたいなものが、ワンペダル運転では体験できる・・・ちょっと大げさですけどね。でもただのAT車に乗るくらいなら、e-powerなどのワンペダル運転ができる車にします。


ただ、それだとノートでいいじゃん?となります。わざわざキックスにする理由。SUVだから?

プリウスは嫌だけどCH-Rなら!(中身は同じ)みたいな感覚ですかね。



こんな感じです。キックス、良いと思います。私なら新型のノートにしますが。やっぱり値段がね・・・。




2020年9月28日月曜日

ニュー・Zへの期待とか

新型Zのプロトタイプがついにお出まし。いよいよ期待が高まってきましたね。

今回発表された車は”プロトタイプ”とのことなので、量産車はほぼこのまま出てくることになりそうです。といっても、GT-Rプロトは量産車とデザインが異なる部分もありましたし、全く同じでもない、とも言えそうです。


デザインは全体的にシンプルですよね。フロントもリアも超シンプル。最近の車は造形がゴチャゴチャしてることが多いので、もしかするとZもそういう方向になるんじゃ・・・みたいな心配をしていたんですが、完全に杞憂だったようです。
しかもVモーションすら不採用。「日産車であること」のアピールよりも「Zであること」のアピールを優先した、とかカッコいい言い方をしてみます。



私はリアの見た目が好きです。Z32のリアデザインに似ています。


内装も公開されていて、完全デジタルのメーター、6速MT、3連メーターなどの仕様が発表されています。


エンジンは3Lのツインターボ、とのこと。恐らくスカイラインに搭載されているエンジン「VR30DDTT」とだと思われるんですが、雑誌等で指摘されている400R用のエンジンは上級モデル、あるいはNISMOだけで、標準グレードは304馬力のエンジンを使用すると予想しています。

ただ、Z34では336馬力あるんで、少なくともこれくらいの馬力(例えば340馬力くらい)は出るように、新型Zでは少しチューニングするのでは?と考えています。「ダウンサイジングしたけどパワーアップしたから!」っていう売り文句って大事だと思うんですよ。多分エコとは無縁の話になっちゃいますが。



さて、気になるところ。まず、横からのシルエットの、特に窓まわりがZ34に似ています。似ているというかほぼ同じ。そこだけ見るとZ34そのものです。Aピラーの角度とかね。
で、内装でも、ドアの内側の感じがZ34そのもの。こちらも同じ。

各方面でも指摘されているようですが、どうやらシャシーはZ34から変わっていないようです。つまりZ33からの持ち越し。完全な新規開発ではない、ということになります。

Z33は剛性不足だったそうなので、Z34では各所を見直して改善したとか。そして今回の新型でも根本的に変えることはせずに改良で対応すると。Z33なんか20年前の設計なんですけどね。さて大丈夫なんでしょうか。
トヨタではTNGA採用の新シャシーを続々導入するなど、各社のプラットフォームが刷新されつつある中で、新型Zのプラットフォームの古さが影響しなければ良いんですが。

まぁ今更2シーターのFR用レイアウトを新しく作るわけもないですし、共通化や使い回しもやむを得ないところではあります。要するに良いものができていればそれでいいんですよね。Z34も好きですし。


デザイン面でいうと、かなり好みが分かれるらしく、賛否両論と言ったところ。特にグリルがあまりにも真四角なのが気になる、という声が多いように見受けられます。まぁ確かに私もそう思いましたが・・・。


四角いグリルは実はZのアイコンで、Z33でもよく見たらグリルは四角いです。

ここから最終的な量産モデルでのデザインが変化するのかどうかにもよりますし、新型Zのどこにナンバーが付くのかによっても雰囲気はかなり変わってくると思います。大幅に変わることはないと思いますが・・・個人的にはもうちょっとなめらかな四角で良いと思うんですけどね。今のグリルは、画像編集ソフトで四角く囲ってDelを押して削除したような、そんな感じに見えません?



次。価格です。Z34型はベースグレードで390万円台。でも結局諸費用で400万を超えてしまう、それくらいのランクの車です。
元々は「3万ドルから」が売りだったはずなんですが、いつの間にか4万ドルクラスになっています。

最近の車はモデルチェンジする度に微妙〜に値上がりしてるのがテンプレなので、新型Zも400万円台前半からの価格設定が予想されています。

しかし、「ちょっと頑張れば手の届く価格」という発表もありましたし、何をどうやってか300万円台からの発売であることを願うばかりです。そこは頑張ってほしい。結局オッチャンしか買えない車だと意味ないんですよ。


ニスモの設定もあるようですが、これは恐らく1年後。まぁ400Rのエンジンは間違いなく載るんで、400馬力以上が期待できます。私は標準グレードを狙っていますが、Z NISMOも期待が大きいのではないでしょうか。


発売時期は来年末とか言われていますが、少なくともすぐではないんで、貯金をチャージする時間が少しだけあります。その間どうするか。ノートも気に入ってるんですけどねぇ。今を逃すと・・・とかこんな悩みを延々と繰り返す今日この頃です。ノートを弄り倒して楽しむか、夢だったZオーナーになるか。




ところで、新型Zはレースカーとしても期待されているそうですね。貴重なFRクーペですし、何より話題性がある。
GT500のベースに丁度いいんじゃない?なんて話もありましたね。現行レギュレーションではGT-Rは大きすぎて不利な一方で、新型スープラは小さくて有利。そして今年度のGT-Rは不振。まぁ良いきっかけではありますが・・・前例もありますしね。


今回の発表はあくまでプロトタイプ。例えばZ34っぽい各所も、量産モデルでは修正されている可能性もあります。私は大いに期待してます。本当に買うかもよ?



2020年9月3日木曜日

「ブレーキの時にキュッと戻される現象」の話【E12改】

 ガーッと加速して、ドン!ってブレーキ踏んで曲がった時に、キュッって戻されるでしょ? こう、やりすぎて怒られたような感じで、あーゴメンナサイネーって感じで・・・。


・・・こんな感じで言われて、当時は一体何のことかサッパリだったんですけどね。最近ようやくわかりました。

というか、私はノートニスモSにデフすら入れられてないんで、実際の感覚で体験したことはないんですが、理屈では合っているらしいです。キュッと戻される感じ。


ノートやマーチでサーキットを走るなら、「VDC」をOFFにすると思います。普通のノートならたくさんボタンが付いているハンドル右の辺りに、ニスモSだと一個しかないボタン、それがVCDのボタンです。

VDCは横滑り防止とかトラクションコントロールとか、その辺りの機能です。要するにサーキットでは邪魔なやつ。だからサーキット走行前にはOFFにしてしまいます。ただボタンを押すだけ。もちろん公道でOFFにする意味はあまりないですが、逆に言えばサーキットでこそぜひ使いたいボタン。


・・・ではあるんですが、表示上は「VDC OFF」の状態でも、実は完全にOFFになっていない機能があるらしくて、それが速さを追求する上で邪魔なんだとか。VDCの中にブレーキでデフのような機能をする仕組みがあるらしく、これがどうやってもOFFにできないやつらしいんです。(ブレーキLSD、とか言われてましたね。)

つまり、意図しないところで「ブレーキ」が効いちゃう。デフが働く場面といえば曲がる時なので、「急ブレーキ後のコーナリングでキュッと戻される感覚」の正体がコイツだというわけですね。なるほど・・・。


私が冒頭の話を初めて聞いたのが2年か3年くらい前のこと。何のことかわからずずっとぼんやりしていたんですが、原因がわかった今、さて対策は必要なんですかね。そもそもデフ(機械式)がないのに。もっと優先すべきことはあるのでは・・・。


一応、対策部品としていろいろあるようで、名前を聞いたのは「デビキャン」という名前のVDCキャンセラー。コイツを付けると、文字通り完全にVDCをOFFにできるらしい。これを付けるとVCDの横にもう一つボタンが増えます。

N-Tecとプリンス兵庫(日産ディーラー)のコラボ商品、とのこと。N-Tecは色んな所に出てきますねぇ。なんだか得体の知れないトコですが。


あそこのクイックシフト(一番いいやつ。14万円。)を触らせてもらったことがあるんですが、あの感触はよかったですね。個人的には好きなフィーリングでした。というか、ニスモのクイックシフト(8万円)であの感触にして欲しかったなぁ、というのが本音ですけど。


実際のところ、私のノートは”究極の速さ”を追求できるレベルに達していないので、多分VDCキャンセラーを入れたところでその真価は出せないと思うんですよ。でもそこまで高くもないんで、他の人の評判を聞いてから考えましょうかね。





2020年9月2日水曜日

Z proto

 

9月16日にプロトタイプのZ35?が発表されるようです。いよいよですねー。


今回の画像も相変わらずシルエットだけ。発表でパワートレインなどの詳細も明らかになるでしょうか。

「プロト」と言うからには、コンセプトカーのように非現実的な部分は少ないと思うんです。恐らくはプロトの先に市販車版があるはず。ノートのインビテーションやTONEのように、コンセプトカーとして次期Zとなるであろう何かしらが発表されるんじゃないか、と数年前から考えていたんですけどね。初っ端からプロト。まぁそういうのもありかもしれません。


個人的にはコンセプトカーって結構好きなんですよ。絶対市販されないけど、何かしらのエッセンスが市販車に出てくるんで、後から「ああ、あの時のあれが」って思えたりして。


とにかく9月16日です。いつか私も買うかもしれないZ。楽しみです。


公式サイト(Nissan Next)



2020年9月1日火曜日

レカロ+4点シートベルト

オシャレではなく走行会に向けた装備・・・とかいいつつやっぱり憧れもあって、ノートニスモにレカロシートを導入した時の話。実際に入れてみると「やっぱり新車の時に入れても良かったかな・・・」と感じましたね。
何よりもフィット感が違う。ノートニスモS純正のスポーツシートは”純正シート”としては中々のホールド感ですが、やはりサーキットでは物足りないです。体が暴れてタイムどころじゃない。ゲームとリアルの差を痛感しました。

しかしレカロシートなら、3点シートベルトのままでもホールド感がスバラシイです。もちろんサーキット走行の領域ではホールド感が不足しますが、公道レベルならムダすぎるほどガッチリホールドされます。本当に身動きが取れなくなるので、ゆったり乗りたい人にはちょっと不向きかもしれません。(特に助手席)




SR-7は定番中の定番ですね。セミバケですが、必要十分といった感じ。 サイド(太ももの横にあたる部分)が立っていないタイプもあります。ホールド感が減る反面、乗り降りはしやすくなる。個人的にはやや中途半端な仕様ですが、SUVみたいに車高が高い車ではサイドがあると乗り降りにかなり支障が出るんで、その場合はサイドなしがおすすめ。リーフニスモや(今は亡き)セレナニスモはサイドなしのレカロシートがオプションです。


バケットシートを入れたことで満を辞して4点式シートベルトも導入。安全面の装備がかなり充実してきましたね。
車の改造というとサスとかマフラーに目が行きがちですが、安全面が何よりも重要なはず。私の場合は安全面に投資をしすぎて、速さに影響する改造がタワーバーだけしかできていませんが・・・まぁいいじゃない。


ただ、レカロというか、この手のバケットシートはカスタマイズの定番ですが、本体以外にも色々と必要な部品があることは知りませんでした。さすがはゲーム脳。椅子だけ付ければ全部終わりとか、そんなに甘い世界ではありませんでしたね。


シートの場合はまずシートレールが必要。これはつまり「車とシートを繋ぐ部品」。シートの形状が違うんで、純正シートを外してそのままレカロを付けられないため、車種専用の部品が必要、とこういう理屈なんだそう。
これ、1セット2万円くらいの部品です。車種専用のシート取付台なので、もし乗っている車が変わってもシートレールさえ調達できればシートを使い回すことができます。これでZに乗り換えても安心。

ちなみに、ノートニスモのオプションにある専用レカロシートは、レカロ社の「Sportster」という商品名でラインナップされているものとほぼ同じ(日産のオプションなら値段が実質半額で超お得)で、シートレールもノート用のシートレールがそのまま使われています。それが2セット=4万円もオプション価格にコミコミだったりして、本当にお得なんですよね、あのオプションは。普通に買ったら2脚で50万円超えるかもしれません。


これは一脚の値段。シートレールは別なので・・・あのオプションの価格設定は本当に謎ですよ。





次に4点式シートベルト。これはHPIにしました。サベルトなどが定番ですが、HPIが安くて良いとのことで勧められたんです。お値段は割引もあって2万円ほど。
これが実際安い。ニスモからもサベルト製4点シートベルトにNISMOロゴが入ったものが売っていますが、なんと7万円もします。機能は同じなので、これはもう好みの問題。




さて、これだけあれば取り付けられるか?というとそうでもなくて、「シートベルトを車体に取り付けるパーツ」が必要です。

これは基本的にはアンカーをボディに打ち込むことになるんですが、それだとかなり大掛りになってしまいます。要するにボディに穴を開けるわけで、本格的なレースだと安全のためにしっかりと取り付けられるよう指示されることもありますが、走行会レベルではちょっと過剰。何よりも普段使いに影響が出ますからね。

私の場合、まずレカロシートのシートレール下に、4点式シートベルト用のフックをつけています。これは貰い物(安く譲ってもらった)なのでメーカーなどは不明。どこかのオートバックスの販売店がオリジナルでそういう部品を出しているとか、HPIにラインナップがあるとか、いろいろ聞いたことがあります。まぁこの辺りはショップの人が詳しいでしょう。

これで下側2点はOK。上側はリアシートのチャイルドシート用フックに繋げています。

これでも体は十分固定される・・・というか、完全に身動きが取れなくなるくらいガッチリ固定されてしまいます。最初慣れるまでは苦労しましたが、3点式シートベルト+スポーツシートのホールド力が霞むほどの威力でした。バケットシートすごい。




費用はトータルで・・・20万統一感を円くらい?シートを革張りのちょっといいやつにしたんで高いですが、安いシートを選ぶなどすれば15万円を切ることもできそうです。中古品も結構あるみたいなので、それも選択肢に入れるならもっと幅は広がります。



セミバケでもかなり満足。逆に私はフルバケだとちょっとシンドいかな?と感じました。ノートって車高はそこまで低くないのに、セミバケ入れただけで乗り降りにコツがいる状態。これでフルバケまで入れちゃうと、本当にサーキットを走るための車になってしまう気がします。


あと、助手席にバケットは入れるべきではないですね。まぁ助手席に座る人次第ですが、サーキットで同乗走行するわけでもないならバケットシートは不要だし、何よりも乗り降りがしんどい。見た目の統一感を出すならサイドなしのタイプで妥協したほうが良いかも、と感じました。




2020年8月26日水曜日

クルマの噂についての独り言

噂です。あくまで噂の話です。そんな独り言だから信憑性ゼロ。でも発信元が・・・まぁそんな話です。

①”ニスモ”は1年後
日産車は大量のモデルチェンジが控えているらしいですが、もし”ニスモ”が設定されるなら1年後だとか。Zとかね。

ノートはどうでしょうね。3列シート版が出るとかそんな話ですが、基本は間違いなくe-power。ノート=e-powerのイメージもありますから、キックスみたいに全部e-powerの可能性もあるかもしれません。

基本電気駆動の車だと、現行のE12型のようにジュークのエンジンをぶっこんでリアブレーキを強引にディスクにしたり・・・よりも更に大規模な改造になってしまうので、あまり現実的ではない気がします。

まぁ「e-power NISMO S」みたいなルートもありますけどね。それはそれで世間的にはアリでも、MT原理主義者は困っちゃいます。E13型?のノートを待ちましょうか。秋に発表らしいですよ。


②”ニスモ”はツインターボ。下位グレードはNA?
Z35には、400Rに積まれているツインターボエンジンが載せられるとの噂がありますが、400Rに積まれている”それ”なのかはさておき、ニスモはツインターボらしいです。

ただここで気になったのは、上位のニスモがツインターボで、下位グレードにはNAもあるかも、ということ。同じエンジンでノンターボだと、パワー的には完全に差別化されてしまいますね。昔から国産スポーツカーには廉価グレードのNA搭載車がありましたが・・・。


③触媒はどうした
満を持して登場した、某ECMとオイルクーラー。ニスモからついにエンジン本体に手を入れるオプションが追加されたのがつい先日。
その時私が思ったこと。「あれ、触媒は?」

ま、そういうことです。


④1インチの差
同じエアロのノートで、グレードにSが付くかどうかでホイールに16インチと17インチの差があるとします。デザインも似てるし、ちょっとサイズが違うだけ・・・でもなくて、16インチはどこぞの韓国製、17インチはエンケイ製。当然重さも違う。

この場合、17インチのSに気合い入れ過ぎなだけなんですけどね。ドラムブレーキを強引にディスクにしちゃうくらいですし。しかしそこまでしっかりと差別化してるとは思いませんでした。

でもサーキットでは16インチに下げたほうが速くなる悲しさ。すまん、エンケイ。


⑤金持ちの道楽
噂というか、実話ですけどね。

GT-Rニスモ。17年式でも十分速い。何故か2020モデルで1000万以上値上がりしましたが、個人的には17年モデルのほうがスッキリしてて好きです。

でもバンパーだけでウン百万。カーボン製で一体型なので、ちょっと石が飛んだだけでも致命的なんです。なので松田選手はサーキットでは走らせず、「サーキットでR35を走らせるためにノーマルのR35も買う」という変なことに。
でもGT-Rニスモでサーキットに行きたい。その場合はバンパーの予備を用意するか、バンパー全体を養生テープでラッピングするか。なんだそれ・・・。



⑥パワーがありすぎてMTがない?
V12ヴァンテージはMTのみ。だからパワーがありすぎてもMTがなくなる理屈はないはず。

でも安めの車だったとしたら。例えばZみたいに「3万ドルから」の車にツインターボを載せちゃったら、それなりに容量のあるMTを載せる必要があります。ガラスのミッションはアルテッツァの欠点だったそうですね。

そんなMTを用意できないからZはATだけって話だけど・・・え、そうなの?と片耳で聞いていたワタシ。MTじゃなかったら買う意味ありませんやん。

まぁZなんて道楽の極みみたいな趣味カーですし、この世の新車MTのラス1になってもおかしくない存在だと思いますけどね。ただスープラは8速ATだけですし、自動ブレーキ強制の兼ね合いからATオンリー、そんなこともあったりするんでしょうか。ますますZ35が読めなくなってきましたよ。


⑦あのデザインはドラッグにしかなっていない
「デザイン的には好評みたいだけど、ドラッグにしかなってないからねー」

まじすか。


⑧剛性上げるならリア
・・・まじすか。フロント入れちゃったけど。




噂なんて信じるもんじゃないですけどね。もしかしたら事実が含まれているのかもしれません。

少なくとも、車雑誌の「予想CG」よりは正確だと思いますよ。何を元に作ってるんでしょうね、あれは。



2020年8月17日月曜日

Type-3のノートニスモSに”乗ってみた”話

 発売から5年弱経ってようやく発売されたNISMO純正ECM。どれだけ速いの?って気になるじゃないですか。


だから乗ってみたんですよ。そう、「乗ってみた」。

・・・自分のに取り付けるほどのお金はミジンコほどもないんですよね。実は悲しいことに、金欠過ぎてクルマを手放そうかと本気で悩んでいるくらいだったりします。もうちょっと踏ん張ってみますがね。


まぁ自分はそんな有様なんですが、既に取り付けちゃってる人が知り合いにいたんで、ちょっと乗せてもらったんですね。しかも全開走行許可。ステキ。


実際にType-3装着車に乗ってみた感想は・・・

・音は良い。間違いなくレスポンスは上がっている。

・でも速さに直結しているかはわからなかった。


自分のクルマじゃないので多少遠慮したんですかね。いわゆる「タイム」的な部分にはつながってなかったんです。困ったことに、これは自分だけではなく他の人も同じ感想。

まぁ私の場合はクルマが自分のものとは全く別物で、しかもECMだけじゃなくその他諸々もフルチューンのカスタムカーだったんで、慣れとかそういう部分もあるんだと思います。なんだかんだ、自分のクルマの感触が一番しっくりくるんですよね。


加速音を外から聞いていても、Type-3装着車の音は標準車とは全く異なります。ECMだけじゃなくてドライカーボン製サクションパイプとΦ60スロットルチャンバーがついているので、単にこれだけでも吸気系を大幅に強化しているわけで・・・とはいえ、数字で見られるような速さにつながらなかったのは不思議です。


可能性としては、3〜4速で長い直線を全開で走れるようなコースなら、Type-3の実力をもっと引き出せるのかもしれません。それこそ100km/hを超えた辺りから真価を発揮する・・・とすると、サーキットに行かない人には無用の長物になってしまいますが。リミッター解除とセットですし、ある程度は対象を選ぶパーツなのかもしれませんね。


少なくとも、もし私がノートニスモSに手を入れるなら、の優先度としてはあまり高くないかな、という印象でした。それよりもデフとかサスとか、サーキット的な方向ならそっちが優先でしょう。


というわけで、ご参考までに。







2020年7月26日日曜日

ついに出た、E12改用NISMO製ECM・・・などなど

出る出ると言われて出ずじまいだったNISMO製のパーツがついに発売。お待たせしすぎですね。




今回新発売されたのは、E12改用のECMとカーボンパイプなどの吸気系パーツ。ECMだけを入れることはできなくて、やるなら両方セットらしいです。ECM自体が吸気系を強化している前提なんでしょう。

お値段はセットで27万円+工賃・税。まぁまぁの値段です。これで何馬力くらい上がるんでしょうか。マフラー込みで160馬力くらい出てるといいなー・・・。(根拠なし)


実はこれまでにもE12改用のECMはありました。「Type-1」がそれなんですが、リミッター解除のみしか効果がないものでした。そのくせ10万円くらいする・・・。
「Type-3」はいわゆるCPUチューンなので、パワーはかなり違うと思うんですけどねぇ。もうちょっと早く出てほしかったかな?というのが正直なところ。
ノートニスモSは初期型発売からもう少しで6年。R32→R33のモデルチェンジが約6年弱なので、クルマのライフサイクル的に今更感が出ちゃうのは仕方ないと思うんです。

マインズなど外品メーカーからは結構前にCPU関係のパーツが発売されていたので、ニスモは時間がかかりました。まぁ純正部品として色々とクリアしないといけない部分があったらしいので、仕方ないところもあるんですけどね。

ちなみに、マーチニスモS用も同時発売されていますが、こちらは30万円。何故ノートニスモS用より少し高いんでしょう。謎です。


また、オイルクーラーと牽引フックも新発売。牽引フックはこれまでもラインナップされていたので、リニューアルでパワーアップ!!(主に値段が)ってやつですかね。例えば牽引フックはリアが10,000円だそうなので、2,000円くらい値上がりしております。



フロント側もこれまで同様の布製。何か変わった部分があるようには見えませんが・・・これも謎。

あえて言うなら、リアの牽引フックの前バージョンは、刻印が「OMORI FACTORY」だったと思うんですが、新発売されたものには「NISMO」と入っています。もしかして「NISMOからは新発売」という意味なんでしょうか。



オイルクーラーは空冷式で12万円(E12改用)と比較的安価。ただ、これまで何度かサーキット走行をした際に、オーバーヒートまでしたことはないんですよね。エンジンオイルについては冷えすぎもよくないそうなので、全体のバランスを見て手を入れる方が無難だと思います。例えばECMチューンで発熱が増えたとか、耐久レースに出るとか、そんな人には良いかも。




オイルクーラーはマーチニスモS用の方がちょっと安い。(10万円)


これ、実はまだ噂に聞いている新パーツ?は残っているんですが、この後はどうなんでしょうね。まだまだ発売されるんでしょうか。そもそも、言ってる間にノートが新型になりそうな雰囲気ですし、マーチに至ってはそのまま消滅も辞さないような状態なんですが・・・。

GT-Rみたいに、20年経っても新パーツが出るようなことはちょっと望めませんが、貴重なMT車ですし、選択肢が増えるのはいいことです。特にノートニスモSは、乗っているとパワーがもっと欲しくなります。サーキットに行かない人でも、チタンマフラー+ECMチューンは良いカスタマイズかもしれません。


私は・・・ちょっと前なら考えたかもしれませんが、デフやマフラーに加えてECMまでやっちゃうと、いくら掛かるかわからないんでね。改造計画は完全に凍結しちゃったんですよ。エンジンマウントまで入れたのに。