高い!
Logocoolのハンコン用サイドブレーキが発売されたので購入。これまでLogi製のサイドブレーキはなかったので、満を持しての発売なのかもしれない。
レースゲーム、特にラリー系をするならハンコンは欲しい。でも追求しだすとハンコン以外にも欲しくなるもので、6速MTの操作ができるシフターのような追加部品のほか、専用の座席など、本格的にやり出すとお金も部屋のスペースも食い尽くすばかり。
しかも「ハンドブレーキ」の場合は、使用用途が極端に限られる。グランツーリスモであればサイドブレーキを使う場面は、ドリフトをする場合には必要かな、という程度。普通にサーキットを走る場面では無くて困るものではない。
ハンコンにサイドブレーキが「必須」なのがラリーゲーム。ただ困ったことに、ラリーのゲームは「大人気」というものでは決してない。そもそもラリーはかなり難しいので、相当好きじゃないとやり込めないと思うし、「ハンドブレーキが欲しい!」とまで思うまでハマる人も少ないのかもしれない。だからサイドブレーキMODの種類が少ないのかなと。PC用は結構見かけるが、PS5でも使えるやつはかなり限られるので。
実際の感想としてはこんな感じ。なおうちの環境はPS5なので注意。
- 感触は悪くない。少なくともラリーの楽しさはかなり高まった。
- 固定する台の強度や位置をちゃんと確保しないと不満が出るかも
- PS5で使う場合は別のパーツも必要(レーシングアダプター)
- PS5ではシフターと共存できない
で、Logicoolのこれはどうなのか。ネットの評価ではイマイチと感じている人もいるようだけども、私はそこまで悪いとは思っていない。本体がゴツいので、取り付ける場所を調整しないとうまく操作できないかな、とは思ったが、それは他のMODでも同じはず。買えば済むものではなくて、買った上にハンコン環境を調整することができて初めて有効活用できるものなのかなと。
我が家ではメタルラックでハンコン環境を構築しているが、取り付ける台に相当な強度がないと使いずらいと思う。前の環境の反省として、メタルラックはモニター部分なども含めて複数台を繋げて強度を確保、重量も稼いでいるので、なかなかヘビー級の環境になってしまっている。これはサイドブレーキに限らず全体に言えることで、ハンドル操作やブレーキ、シフト操作などで結構な力がかかるようで、強度が弱いとハンコンや座席が動き回ってレースに集中できない。本音を言えば、ハンコン用のシートからテレビ台までを全て地球にネジ止めしたいくらい。
そういう環境一式を揃えることも前提だとすれば、このハンドブレーキMODを導入するハードルはなかなか高いように思う。意外とハンコンを固定しやすい台ってないんですよ。固定できたとして、それがレースゲームをしやすい環境なのか?というとまた違うし。以前は自室の学習机(だったもの)にハンコンを固定していたものの、そんな机では運転姿勢がまるで中型トラック乗車中のような背筋になっていて、とても「レース」のポジションではなかった。
なので取り付けることさえちゃんとできるなら、操作感自体は特に悪いとは思っていない。ちゃんとサイドブレーキとしてそれっぽく機能するし、「EA Sports WRC」をやっていてもすごくやりごたえがあった。あるとないとでは大違い。24,000円も出す価値は…どうだろう。
1つのSSでサイドブレーキを使うタイミングなんかそう多くないのに、その一瞬のためだけに出す支出としてはおかしいと思う。これまで何度も、アタック中にサイドブレーキを使用した後に、「これだけのために24,000円も払って買ったんだよなぁ…」とリフレインしてしまった。どうやら精神的にダメージを受けているらしい。
気になったのが、PS5で使用する場合には別売りの「レーシングアダプター」の購入も必要だということ。お値段7,000円。要するにトータルでは30,000円を超える。うちの車には無料でサイドブレーキもついてたのに、ゲームの方は追加費用が多いのなんの。
このレーシングアダプターは、元々はハンドル・アクセル&ブレーキ、サイドブレーキ、シフターなどの各パーツをそれぞれ別に交換して組み合わせるためのハブとなるもののようで、私のG923のような比較的安いハンコンでも、ペダル部分だけアップデートできたりするらしい。ただ、私はそのような理由では使用しておらず、単に「サイドブレーキを使用するため」だけにこれを買うことになった。一応、ペダルによってはブレーキの踏力を調整したりする機能(ツマミはそのためにある)もあるのだけど、G923はそれに対応していないので、ツマミを回しても何も起こらない。
気軽に言ってくれるけど、これを全部揃えるにはいくらかかるんだろうか。Claudeによると35万円らしい。まじか。公式ホームページでも「コンソールで使用する場合にはレーシングアダプターが必要です」とのこと。私には正直これの意味がよくわからず、「PS5で使うならこれが必要なのでは??」ということである意味「一か八か」で買ったところもある。まぁ結果的には正解で、これがないと動かない。レーシングアダプターなしでハンコンに接続しても何も反応しなかった。
要するにレーシングアダプターをG923に接続して、ハンドブレーキをレーシングアダプターに繋ぐ、という経路なのだけども、こうやって接続すると元々繋いでいた6速MTのシフターを繋ぐ場所がない。どうやら「両方は使えない仕様」らしい。これは買ってから気づいたことで、ちょっと不満ではある。両方使えないのは残念だった。
「ちょっと不満」で済んでいるのは、ハンコンの変速操作はパドルシフトでやればいいし、シフターを使うとしてもどうせグランツーリスモだけだし、元々6速シフターの感触は微妙でイマイチだし、うちのガレージに「感触がいい6速マニュアル+V6ツインターボ」があるし…というだけのこと。まぁあれは600万くらいするけど。
とにかく、「何がなんでもサイドブレーキとシフターを一緒に使いたい!」という人には向いていない。また、PCに接続する場合は、両方をそのままPCにUSBで繋ぐだけでいいような気がするので、アダプターは必要ないのかもしれない。
私も一瞬、これを機にPC環境に移行しようかと考えたこともある。PS5だけで遊べるゲームも少なくなってきたし、だったら…と思ってゲーミングPCの値段を見てやめた。そこまでのゲーマーじゃないので。まぁもしかしたらPS6?の時にはPCにするかもしれないが。
モノとしてはそこまで悪くはないけど、PS5との相性とか、元々のハンコン関係の部品の高さとか、その辺のせいで微妙になっているだけで、既にPCでハンコン環境作ってるとか、高いハンコンを使ってるような人なら、サイドブレーキを一つ追加するだけでハンコン環境が随分潤うんだと思う。つまり私が貧乏なのが悪い。
という感じ。意外とRS SHIFTERの情報が少なく一か八かで買ったため、「ようやくハンコンでサイドブレーキが使える!」ということには満足している。
それでも買うかどうかは、ラリー愛と社会的地位(=金)の問題かな。





