昨年、旅行で初めて海外に行くことになって、そのせいで自分の価値観が壊れてしまった。これまで随分と狭い世界で生きていたな…とかそんなこと。
生まれ育った地元で育ち、そこで就職して、何事もなければこのまま安泰。そんな人生のはずだったのに、一度海外に行っただけでそんな世界がつまらなく感じてしまう。海外に行って「世界観が変わる」とか、そんな安直な人間だとは思わなかった。
ただ、そう思ってしまったのだから仕方ない。狭い世界から飛び出すつもりで転職先を色々と探していた。どうせなら外資みたいにぶっ飛んだところもいいかもしれない。
ありがたいことに、私はそれなりには優秀だったらしく、晴れて転職することができた。超日本的だった前の会社、安泰だけど、年功序列で、つまらない。そんな仕事から、世界と戦う最先端の会社に中途で入社することができた。
子どもが勉強から逃げるためによくいう「なぜ勉強するのか」の答えになっているかはわからないが、人としてどれだけ優秀か?はある程度の年齢になってくると露骨な差として出てくるように思う。少なくとも、転職にあたって「それなりの会社に必要だと思ってもらえた」という意味で、自分は勉強していて良かったと思ったし、これからもかんばろうと思えた次第である。
だけども、いいことばかりではない。世界と戦っていると、急な予定変更も多い。最初は電車通勤だったのに、しばらくして異動のため辺鄙な場所に通勤することになった。その場所は公共交通機関がないから車通勤なんだそう。まぁ車は持っているからいいけど…ん?
私の車はRZ34型フェアレディZ。そういえば憧れの車に買い換えたばかりだった。えっと、こんなもので通勤するんですか?
普通、車で通勤するときは、あまり尖った車には乗らないはず。仕事の一環だから、燃費が良くて運転しやすく、コンパクトな車の方が良いように思う。
日産党の私が通勤用で一台選ぶならリーフかノートにする。中古前提だけども、安いし燃費もいいし、使い潰すにはちょうどいい。
ただ安いとは言っても100万円くらいは必要。もっとボロで良ければ20万円で買えるノート(E12の初期型とか)はあるけど、それでも20万円はするわけで、安い買い物ではない。それを「通勤方法が変わった」というだけで増車するのはちょっと…保険の切り替えもいるし…。
そんなわけで、結局Zで通勤することにした。燃費は極悪(リッター8km!)で会社の自動車通勤手当をもらっても赤字である。そりゃ、3.0L・V6ツインターボ・ハイオクで通勤する人間が存在することを想定していないんだろう。平均的な燃費に平均的なガソリン価格(もちろんレギュラー)で計算した金額を手当としているはず。そんなものに乗っているあなたが悪い。
…まぁ好きな車に毎日乗れるからいいか。そう割り切って過ごしている。