2017年10月27日金曜日

ノートニスモの「ハイパーデイライト」を本当にデイライトにしたいけど、それが法律とかその辺の兼ね合いでなかなか簡単にはできそうもないことが発覚した話

ほぼワタシ好みなノートニスモの気になるポイントである、「ハイパーデイライトがポジション連動の件」について、どうにかならないかなーと常に考えていたんですが、これがどうやら思いの外難しいらしいことがわかりました。今回はその話。


最近はデイライト常備の車が増えてきましたね。現在は比較的高級な車種ばかりですが、オートライトの義務付けなどの話もあるようですし、そのうち軽自動車なんかにもデイライトが標準装備になりそうな勢いです。もしかして既にあるんですかね。

で、ノートニスモのハイパーデイライトはポジション連動なので、そのままだと消灯のままです。ハイパーデイライトを付けるには、昼間なのにポジションライトを付ける必要があり、安全に気を使っている運送会社のようになります。いや、その試み自体は正しいんですけどね。

個人的には安全と見た目の格好良さのためにハイパーデイライトを点灯させておきたいんですが、これだとオートライトがONになりません。例えば高速道路のトンネルなどで、いちいち手動でヘッドライトを点灯させる必要があります。ライト消灯でもデイライトがONになるのなら、ライトのスイッチは常にオートに固定して触る必要がなくなります。操作が減るのは良いことですよね。マニュアル車選んどいて何言ってんだって話ですけど。


同じニスモロードカーでも、ZとGT-Rはデイライトが本当にデイライトです。ノートニスモは違う。恐らく元が大衆車のノートだから、など色々と大人の事情があるんだと思います。とにかくノートニスモのデイライトはデイライトではないんです。

なので、何かをどうにかしてハイパーデイライトを本当にデイライト化する方法を探していたわけです。ところが、それがどうやら難しい。法律の壁ってやつです。


法律上、デイライトを装備する場合には明るさの制限があるんですって。具体的には300カンデラ以下。カンデラって単位は初めて聞きましたけど、まぁそれはいいとして。
で、ノートニスモのハイパーデイライトはその基準を超えるそうな。なので、配線付け替えなどでハイパーデイライトが常に点灯するように改造した場合、車検に通らない可能性があるとか。

じゃあZやGT-Rはどうなっているかというと、ちゃんと「暗い」んですって。並べると分かる微妙な違いですが。なるほどね。


単に点灯させるだけなら、それこそ配線付け替えとか、やりようはいくらでもあるじゃないですか。でも明るさを変えるのはちょっと話が違いますよね。電圧を下げるとかそんなことでもないそうで、基板に何かを噛ませてイジるとか、そんな改造になるそうです。少なくともDIYでは難しい領域ですね。

例えばハイパーデイライトの電球を暗いものに交換して、その上で配線付け替えとか、基板を触らないならそういう方法になりそうですが、何にせよ面倒だと思います。配線付け替えだけでも面倒なのに。


そもそもデイライトが普及しだしたのが割と最近のことなので、法律的にもあまり定まっていないそうです。つまり今後基準が変わる可能性もあり得ますが、少なくとも今のところは300カンデラ以下でないとダメ。個人的には完全に頓挫したと思っています。このややこしいのを乗り越えてまでデイライトが欲しいかというと・・・ってことです。


実際のところ、光量の計測はかなり曖昧な部分があって、300カンデラをちゃんと計測する方法があるのかどうか怪しいらしく、車検でそこまで調べているかも微妙らしいです。なので、明るさについては案外気にしなくてもいいんじゃないかって意見もちらほら。

ただ個人的には、自分の大事にしている車を法律的に微妙な状態にはしたくないです。そこは譲れません。いくら自分のやりたいカスタマイズがあっても、ちゃんと完璧に法的に問題ない状態で完結させたいです。それがワタシの美学。となると、難しい。


まぁつまり、ハイパーデイライトを本当にデイライトにするなら、ちょっと頑張らないとダメっぽいです。法律的にもOKなノートニスモのデイライトを是非ともどなたか実現させて欲しいですね。そして真似させてください・・・。



・その後(追記)

アフターマーケット品のデイライトユニットがあるそうです。装着の判断は各自になりますが・・・どうしようね。(一応リンク