死んだと思っていたのに何故だ・・・。
実質第4戦の第3戦鈴鹿で、GT500クラスはGT-Rが表彰台独占。前レースまでかなり悲しい状態だったのに急にどうした。もしかして全部取り替えたか?(規定違反)
例えば、シーズン中にスペック2エンジンが投入されて息を吹き返す、ということはたまにありますが、23号車のエンジンはレース中の出火でやむなく交換しただけ。なのでその線はナシ。
日産が元から鈴鹿狙いだった、というインタビューもありました。もちろん車両によって得意・不得意はあるはず。でもだからって、他のサーキットとここまで極端に結果が変わるものか。昨年はセーフティーカーのドサクサで1位でした。今回は正真正銘の1位。すごい。
しかも、よく考えてみると、これで23号車は鈴鹿3連勝。鈴鹿で勝てるなら他でも善戦できそうですが、難しいんですかね。
ついで?に3号車と24号車も表彰台。3号車は23号車と同じタイヤなので調子がいいのは当然。24号車は・・・19号車も調子よかったですし、ヨコハマが頑張ってるんでしょうか。ダンロップもフロントロー独占で速かった。ブリヂストンは全体的に何か外したんですかね。
トヨタは日産の逆で、全車がQ1落ち。サクセスウエイトの影響にしてはちょっと極端です。
次は菅生。比較的狭いコース。富士が苦手なら菅生は勝とう。
ところで、同日にル・マン24hも開催でした。久々にル・マンをじっくり見ましたね。レース自体は「何事もなければトヨタ」で、実際トヨタが勝ったんですが、中々危なっかしいシーンが多かったです。勝てるレースで自爆リタイヤは最悪。
小林可夢偉選手の乗る7号車が総合優勝。中嶋選手の8号車は燃料系トラブル?で失速したものの完走。ワンツー。まぁ順当ですかね。
そして毎年思う。ノーパワー事件の年に勝っていれば・・・。
ル・マンには次年度からプジョーが参戦。羽なしハイパーカーでガチレースになる・・・かもしれない。
グリッケンハウスのSCG007も、速さ的にはそこそこ。ワークスでもないのに参戦初年度でここまで走れたら上出来だと思います。これまでもP4/5などでレースの実績はあるチームなので、経験は豊富です。
↑P4/5
グリッケンハウスのSCG007は市販も予定しているとか。実際にSGC003でレースカー兼ロードカー仕様の車を作ってしまったことがあるので、可能性としては十分ありえます。
トヨタのGR010は市販されない?という噂もありますが、もしSCG007が本当に市販されたらすごい。要するに「採算度外視ならなんでもできる」だけかもしれませんけどね。
久々にレース漬けの週末でした。楽しかった。