2021年4月22日木曜日

がんばれニック

あららー・・・。


フォーミュラEの第4戦で急にPPを獲得したニック・キャシディ選手。もちろん決勝も大期待・・・と思ったら、セーフティーカー先導で始まったレースの開始直後にスピンしてしまい、その後のミサイル被弾であっけなく終了。 悔しいなあ。



やっぱり応援しちゃいますね。スーパーGTの時は色々ありましたが、フォーミュラEでもさりげなく「37号車」に乗っているところを見てしまうと応援せざるを得ない。気持ちだけじゃなく、ちゃんとファンブーストも投票してますよ。


フォーミュラEはF1と比べてどうだ、みたいな話もありますが、私は結構面白いと思います。まぁ確かに速さはないですが、細かいことは気にしない。

市街地レースは全体的にコースが狭く、ほとんど「接触=死」になってしまうことと、実質のオーバーテイクポイントがかなり限られてしまうことがネック。日本では市街地レースは実質不可能なので、いっそ鈴鹿でやって欲しいけどすけどね。どうせ富士になるんでしょうけどね。


というわけで、がんばれニック。次こそは・・・とささやかに応援しています。



2021年4月19日月曜日

突っ込み大魔神

「突っ込み大魔神」とは、とある走行会にゲストで来ていた小林可夢偉選手から頂いたありがたいお言葉。特定の誰かを指した表現ではなく、アマチュアのドライバーは基本的に大魔神なんだそうです。

お言葉の意味は要するに、「コーナーでギリギリまでブレーキを遅らせて突っ込む走り」のこと。レイトブレーキとかミサイルとか表現されるやつですね。すごく”らしい”表現で私は好きです。


同じくプロドライバーの藤井誠暢(とものぶ)選手からも同様の指摘がありました。こちらはもう少し具体的な話で、「もし同じコースをプロとアマチュアが走った場合、コーナーのボトムスピードはプロが一番遅いはずだ」とのこと。ブレーキをギリギリまで遅らせる=上級者ではなく、むしろサーキット初心者がやりがちな初歩的勘違い。しっかりと減速して、素早く車の向きを変えて加速することが大切なんだと、丁寧に解説してもらいました。

サーキット走行についてわかったつもりになっている私のような人間が思う、「プロなんだからコーナーでもどこでも全体的に平均速度が高いはず」というある種当然のような考えが、実はアマチュア特有の勘違いなんだそう。私も意外だと思いました。


実はプロドライバーの講習会では、アマチュアはみんな突っ込み過ぎだと言われることが結構多いんですよ。少しでもブレーキングポイントを奥にして、少しでもコーナリング中の平均速度を上げよう!みたいな、そんなイメージを捨てろと。

実際プロの方が(当たり前ですが)速く走れているわけで、向こうの言ってることは間違いなく正しく、誰もが突っ込みすぎであることは事実のハズ・・・。


でも言われたからって実行するのは簡単じゃないですよ。その後コーナーで”突っ込みすぎないこと”を意識して走ってみるんですが、わかっていてもやっぱりゴリゴリに突っ込んじゃうんですよねぇ。なんででしょ。走行ラインやアクセルワークについて細かく考えるより、ブレーキで頑張って突っ込んだほうが簡単に速く走れる気がするからですかね。まぁ気のせいなんですが。

ギリギリまでブレーキを遅らせたところで、当然オーバースピードからのアンダーステアが出るのでタイムは出ず。わかっているけどやめられない、それが大魔神。



GTのオンラインレースでも、特にテール・トゥー・ノーズでもない遠ーく離れた距離から、超強引なレイトブレーキでインに突っ込んでくる大魔神ミサイルを多く見かけます。特にレースの中位〜下位ほど多い印象です。

困ったことに、レイトブレーキ対策で下手にブロックすると、追突や接触で弾き出されてレース自体の勝負権を失うので、実質こちらには打つ手がなくやられる一方。抜かれるかふっとばされるかの2択はひどいですよね。相手に大ペナルティがついたところで、大クラッシュしたこちらの順位が戻るわけでもないですし。

しかも下手すると何故かこちらに幅寄せなどの誤爆ペナルティが付くこともあるので、結果よりもキレイなレースがしたい私は無理をしないようにしていますが、まぁ順位は犠牲になりますよね。もうレイトブレーキでやられるのはいつものことなので諦めてます。DRを上げれば大魔神のいない世界に行けるんでしょうか。(現在DRはC)


以前は私もレイトブレーキに頼りがちだったんですが、リアルの走行会でブレーキを酷使し過ぎてフェードさせて死にかけた経験があり、ゲームでもブレーキがビビりがちで、大魔神化は若干抑えられるようになりました。

しかし、走行会ではブレーキに気を使ってフルブレーキができないのも良いことじゃないんです。ブレーキに関しては「突っ込みすぎ」が良くないだけで、強いブレーキでしっかり減速して曲がることは重要(藤井選手曰く「どうせABSが付いてるんだから床まで踏み込め」)なので、ゆるーいブレーキで減速しても意味ないんですよね。おかげでブレーキパッドは減らなくなりましたが!

GTのオンラインレースでも同じく、ふと気づくとブレーキを少し緩めて”節約”していました。後でロガーを見ると「フルブレーキの3割くらい」でしか踏んでないことも。こんな緩ブレーキで勝てるわけがない。


GTではどれだけブレーキを踏んでもフェードなんかしないのに、リアルでの恐怖体験で変な癖がついてしまったようです。ブレーキを壊さない程度に、出せる最大限の性能を引き出して走れるのがプロ。悔しいですが、こういうところが「違い」なんでしょうねぇ。


ただ、一度ブレーキのフェードを経験すると誰でもビビるんじゃないですかね。直線の末端でギリギリまでブレーキを粘ってフルブレーキ・・・と思ったら踏んでも全然減速しない一瞬の間。せいぜい100km/hくらいだったからコースオフせず止まれましたが、岡山国際の裏ストレートならノートニスモでも170km/hくらい出るので・・・。

今では「逆に安全意識が高まってよかったのかな?」とも思いますが、二度と体験したくないです。寒気がしてその枠は走るのを止めたくらい。走行会からの帰路でもずっとブレーキが効きが悪かったので、交差点で止まる度に前の車に追突しそうになった・・・ということもあります。(翌日整備に出したところ、ベーパーロックも起こっていたようでした。いずれにしてもブレーキの酷使が原因。)


その後、走行会では基本的にビビリブレーキになったため、ブレーキがフェードすることはなくなりましたが、「ブレーキで頑張らない分は他で補う」という方針で走ったところ、以前と同じくらいのタイムでは走れるようになったんですよ。タイムは同じでも、車を壊さず安定してラップを刻めるなら、突っ込み大魔神のメリットなんか何もないですね。


まぁゲームでは大魔神であっても大した実害はない(せいぜいレースをぶっ壊す程度)ですが、少なくともリアルの走行会では止めましょう。私みたいにゲームの世界から現実のサーキットに入ってる人間のほうが、中途半端な自信があるだけに余計危ない気がします。


あなたも私も大魔神。気を付けましょう。



2021年4月16日金曜日

EF15 120号機+0系



JR東海の鳥飼基地の近く、名前そのまんま「新幹線公園」に行ってきました。お目当ては0系・・・ではなくEF15。

新幹線公園はとにかくアクセスが微妙。まぁ川沿いにあるんで当然なんですが、最寄り駅からそれなりに歩きます。トラックの交通量が多い道沿いを歩くのでうるさいのなんの。

この公園をPRするなら「安全第一」の柵はやめた方がいいと思うんです。見栄えって大事でしょ?


多分サクラと思われる並木道(当時は1月)を少し歩くと0系が見えます。新幹線といえば白+青ですが、やっぱり0系と100系がこの色のイメージ。300系以降は同じ色でもちょっと違う。N700でもこういう塗装には・・・ならないか。


で、その奥がEF15。「新幹線公園」とか言うからには新幹線がメインで置いてあるわけですが、実はELも置いてあります。新幹線公園の隣は貨物ターミナルで、フォークリフトが動いていました。

・・・というか、写真でうっすらわかると思うんですが、今回は何故か夜に行ったんですよ。写真撮るなら昼に行けよって自分自身でも思うんですが、ちゃんと家出る時は明るかったのに、道中トラブルがあったために着いたときにはしっかり日が暮れていました。

まぁ実はスマホを買い替えたので、これまでになかったナイトモードが使えるようになり、お陰で助かりました。使いこなせているかはわからないですが。


さて、先に見えた0系の方から。夜でも貨物駅の明かりに照らされて白い車体がよく目立つ。









最近の新幹線は空気抵抗を減らすためにどんどん窓が小さくなって、リニアの窓はハガキくらいのサイズらしいと聞きます。多分空気抵抗だけを考えるなら窓なんかなくしてしまいたいんでしょうけど、流石にそこまではできないので仕方なく窓を付けている感じ。


さらに、この0系には「非常脱出口」がありました。


バスに非常脱出用のドアがあるように、新幹線にもそういう非常事態を想定していたらしく、初期の0系には脱出口があります。

もちろん非常脱出口を使うような場面はなくて、そのうち新造車からも非常口は消滅。実はN700系の非常口は屋根にあるとか。へぇ。


そしてEF15。本命はこっち。





先台車のゴチャゴチャ感が旧型の機関車らしくていいですね。


写真ではナイトモードのおかげで明るく見えますが、実際の現地(夜)はかなり暗いです。

そのせいで失敗したのが、暗くて足元がよく見えなかったために謎のコンクリ柱が路上に生えていることに気づかず、足を強打して転びかけたこと。コンクリ柱は形から察するに三角点でしょうか。

一応「公園」を名乗る場所のこんなド真ん中にコンクリ柱を残すなぞ正気の沙汰ではないと思うんですが、わざわざ残しているあたり「大人の事情で撤去できない」と考えるのが自然。三角点もそういう事情に含まれそうです。まぁコンクリの正体なんかどうでもいいですが。

このコンクリ柱、ちょうど貨物ターミナルのライトの影にあるため非常に見えづらく、スネを3回ほどぶつけて超痛かったです。
ただ、「足をぶつけた程度」で済んだだけ良かったとも言えます。つまずいて転んでスマホをぶっ壊すとか、大ケガをする可能性もあったと思うんです。誰かこっそりユンボで引っこ抜いてくれませんかね。昼でも危険には変わりないでしょ。ブランコよりもよっぽど危険。










床下は真っ暗で何も見えず。やっぱり昼に来るべきだった。




憎きコンクリ柱の見えづらさを写真に納めようとした一枚。見えないでしょ?0系の階段前に生えてます。あれは絶対に危ない。

元はEF15だけだった場所に新幹線が来て公園の名前を乗っ取られたらしい。まぁ集客力が違うから仕方ないよね。

入り口にはこういう看板もありますが、交通量の多い中央環状線の高架下にあるので、こんな公園があることを知らずに通過している車がほとんどだと思われます。


ついでなので鳥飼基地にも立ち寄りました。なんだか昔よりも随分見えづらくなったように感じます。大きなお友達対策でしょうね。


今やN700系ばかり。古株になってしまった700系レールスターなど、少しだけ別の車両が見える程度。昔ここに立ち寄った時は、0系・100系・300系・500系・700系がずらっと並んでいた記憶があります。


急に思い立って行ったために夜になってしまいひどい目に会いましたが、これも無計画ゆえ。遠出するならちゃんと計画を立てて行きましょうってことですね。




さて、次はどこに行こうか。別にELとか電車関係でなくてもいいんですけどね。でっかい人工物が好きなだけなので。自動車ミュージアム的な施設もいいですよね。

世界事情的に現在は旅行は自粛ムードですが、そんな時代でもなければ四国などにドライブがてら行ってみたかったんですよねぇ。ホント、つまらん時期ですよ。





2021年4月15日木曜日

頑張れT150

おそらく4年くらい使っているT150がいよいよヤバい。接触不良に加えて、パドルシフトまでおかしくなってきた・・・これは御臨終か?

そもそもハンコン自体が消耗率高めですよね。リアル志向でハンコンのトルクをMAXにしたら、腕が千切れるかと思うくらいの筋肉痛になったこともあります。それだけ機械に力をかけ続けたら不具合が出て当然。連日やりこんでたらハンコンの買い替え頻度も多いんじゃないですか?


次買うならG29にしたいと思っていますが、さていつ買うか。後継品も出て安くなったとは言え、4万円弱の出費はかなり痛い。Z貯金もしたいのに、今更ゲームのハンドルごときで散財したくないんですよねぇ。相変わらずPCも買い替えたいし・・・。


接触不良は、ハンドルを切ったときに何故か□やL2ボタンが反応する現象。以前はPSボタンやStartボタン・Shareボタンが反応していて、特にGT Sportのオンラインレース中に発動したときは・・・正直キレそうになりました。

トップ争いをしているときに急にホーム画面が表示されて画面をキャプチャされ、どうにかゲームに戻ったらポーズがかかってスロー走行で最下位になってたりして。どんな嫌がらせ? 他の参加者から見たらただのレース放棄と思われても仕方ないでしょ。

・・・という症状から推測するに、接触不良はハンドルを切ったときの信号が短絡してることが原因なのかなぁと。劣化が進行しているのか、接触不良の”悪影響"が致命的なところに出なくなったのは良いことですがね。今はレース中に急に視点が変わるだけで、レース放棄まがいの不具合よりは随分マシです。鬱陶しいことには変わりないですが。


分解して直るものなのか。どうせ保証切れですし、バラして直らないなら大人しくG29を買いましょうかね。漏れたオイルを拭いて接点復活剤を吹く程度ならできますが、ハンダが必要なレベルならあきらめましょう。

パドルの不具合は単に戻りが悪いだけ。中の部品が折れていないことを祈るのみです。


ファナテックのハンコンは部品ごとの販売ですが、何回もG29クラスのハンコンを買い直すくらいなら、思い切ってファナテックを買って長期間使ったほうがコスパ良かったりするんでしょうか。まぁ10万円単位の出費をしたらZが遠のくので絶対にありえない仮定ですが。


せっかくDiRT熱がかなりいい感じになってきたので、ここでバシッと直したい。直せるか?


・追記

結論から言うと、修理できませんでした。T150は分解しようにもかなり複雑のようで、分解できたとしても修理できるか不明な上、分解したものを元に戻せる自信がなかったので、素直にG29を買うことに。

ま、4年も使ったなら十分ですかね。


2021年4月14日水曜日

コリン・マクレーモード(初期の頃) - シエラ コスワース



 標準でも難易度がおかしいDiRT Rally。フリープレイで配布されたにも関わらず、大ブームにはなりませんでした。おかしいな、人気ジャンルのレースゲームのはずなのに。

まぁグランツーリスモでも中々難しいのに、ラリーなんかもっと難しいわけで、裾野の狭さには定評があります。私が一番最初にラリーのゲームに触れた時もそう。いきなり「4 Right」と言われましても、それを聞いてどうするか?は誰も教えてくれません。


さてDiRT Rally 2.0に追加されたコリン・マクレーの人生を振り返る「コリンマクレーモード」に遅ればせながら挑戦したものの、肝心のインプレッサに乗る前に一度断念してしまうくらい、厳しい難易度設定でうんざりしてしまいました。

DiRT Rally 2.0特有のFR車の難しさに、難易度ミディアムでも厳しいタイム設定。まぁまぁのラリーゲーム歴がある私でもちょっと厳しかった。最初の「ミニ」はいいとして、次の「シエラ・コスワース」が鬼門。クリア条件がシビアなため、結構飛ばさないとクリアできない、でもそもそものコースと車が難しいので完走すること自体一苦労・・・という有り様でした。


半年間投げた挙句、ふと思い立って挑戦したらクリアできましたが、クリアの秘訣は実力でもなんでもなく「モニターの大画面化」というオチ。全ては環境のせいだった?


その苦労の結果が以下の動画です。この手のプレイ動画は超絶テクでないとダメ、みたいな風潮もありますが、まぁいいじゃない。

スコットランドは飛ばしているとコース外の丸太に食われる確率が非常に高い。それにビビりまくった結果がこの有様です。今のところの私の実力ではこんなもん。

攻略にリアルで半年かかったわけですが、これでもコリン・マクレーモードの序盤(初期の頃)なんですよね。先が思いやられます。今後練習していけば上達するんですかねぇ・・・。






2021年4月12日月曜日

2021 SUPER GT・Round 1 岡山国際

 https://youtu.be/bPamGPidlvQ

レースそのものはとても良かったです。ヤマケンの鬼ブロック、実はタイヤがかなりキツかったという裏事情のほか、GT500は今年度もスープラが強そうだなぁとか、GT300もスープラが速そうだなぁとか、でもGT300で優勝したのはGT-Rだったので今後の展開が気になるなあとか。


ただ、GT500の勢力図は相変わらずのようで、予選前はNSXもいい感じだったのに、結局予選は上位5台がスープラ独占で、NSXは謎の不調のまま決勝でもパッとせず。

それに輪をかけて不調なのがGTーRで、全車予選Q1落ちで散々。当然決勝も下位でした。今年こそは、と思っていたんですけどねぇ。


トヨタ:1-2-3-4-6

ホンダ:5-7-8-13

ニッサン:9-10-14-リタイア


非常に厳しい結果。純粋に戦力が足りてない、そんな感じ。今年度はエンジンパワーは他社並みに改善したとの触れ込みだったものの、それでも全然でした。残念。

ニスモは接触でリタイアでしたが、ピットインのタイミング以外は割といい感じだったらしいので、完走できればもっといい順位だったような気もします。タラレバですが。

ただニスモ以外のGTーRが全然なので、要するに去年から変わってない。本当に車が強い時は、それこそスープラみたいにメーカーで上位独占するような勢いがあるハズなので、やっぱり今年も厳しいのかもしれません。またマグレ頼りの一年になりそうな予感。


そして、今年もレースがSCに振り回されてますね。毎回毎回ピットタイミングで誰かが事故ってSCが入って、それでレース結果が変わっちゃう。接触によるスピンや車両トラブルは仕方ないことですが、やはりSC関連はどうにかすべきと思います。


ま、諸悪の根源は電波法なんですが。おのれ総務省。






2021年3月16日火曜日

サイドブレーキと思われるもの(自作)

ラリーストとしてはハンコンにサイドブレーキは是非欲しいところ。しかし、私が知っている限りではPS4で使えるサイドブレーキはThrustmaster製のものだけ。これがなんと4万円ほどの超高級品です。たかだかボタン一個の役割の部品に4万円弱かかるという意味不明ぶり。

現在は欠品中です。コロナの影響でしょうか。

サイドブレーキの金額でG29+シフターが買えるほどで、Thrustmaster製のハンコンがやや高額なこともあって、ハンコン+シフター+サイドブレーキを全部揃えると普通に10万円を超えてきます。中古とか輸入品なら多少安いですが、ハンコンは保証が効く正規品にしたほうがいいですよ。すぐ壊れるんで。


そこで考えた。要するに棒状のものを引っ張ればサイドブレーキが掛かるようにすればいい。それだけでしょ?

とか簡単に考えてしまいますが、さて本当にできるものなのか。単純な性格なもので、ロクに設計図も書かず(というか書けない)色々と買ってきて作っていました。


で、結論から言うと、できたのがこれ。

・・・なんだこれ。

超チープな見た目通り、実際チープです。部品だけなら1600円+税ってところでしょうか。脚?なんかIKEAのスペーサーとして入っていたダンボールだし、木の板は激安(500円)のヒノキだし。


しかし意外(?)なことに、ちゃんと機能します。仮組みして試してみた際、自分の想定以上にそれっぽいものができていることが判明して、内心焦ったくらいです。どうせ失敗するだろうと思っていたので。

全体的に、とにかく安く仕上げることを目標にして部品を買いました。安さ重視のため、「本当はこっちの方が良いのかな?」みたいな部品についても、特売でやたら安かった部品をあえて選んだりもしています。


また、部品代に加えて加工用の工具を一部購入しており、実は全体としては工具代の方が高いです。ノコギリやコントローラー加工用の細いドリル、600円くらいのモンキーレンチも買いましたね。


仕組みは見ればわかると思いますが、「ワイヤーでPS4コントローラーのL2ボタンを引っ張ってるだけ」です。棒を引っ張るとワイヤーがL2を引く。あとはゲーム内の設定でL2をサイドブレーキに割り当てればOK。

ちなみに、サイドブレーキの左側にシフターを置きたいためにスペースを開けています。右ハンドル仕様のつもりなんですが、触る頻度を考えたらシフターとサイドブレーキは逆だったかもしれません。まぁいいや。


サイドブレーキとして重要な「棒状の何か」は、この世で一番安価な棒状部品、塩ビ管。要するに水道管。

サイドブレーキとして使ったのは40cmですが、ホームセンターで売っている水道管は無駄に長く、切った後でもまだ1mくらい余ってます。余りを今後使うことは多分ないです。

価格は100円ほど。安くて加工もしやすく大変便利です。

ただ、この塩ビ管を切断するノコギリを持っていなかったので、そのノコギリ代で500円掛かってます。しかも塩ビ管を切るのは1回だけ。あまりにも痛い出費でした。


塩ビ管にドリルで穴を開けてL字金具にボルト留めしただけで、十分サイドブレーキっぽく動きます。これをボルトで木の板に固定。ボルト万歳。

塩ビ管を引いた後に自動で戻るよう、引きバネも入れました。バネは結構高額で、塩ビ管の2倍の価格(200円)です。

後から考えると引きバネの長さはもうちょっと短くても良かったかも。余裕を持たせすぎました。

で、ワイヤー(1mで180円)は塩ビ管に打ち込んだアイボルトから手前に伸ばし、プーリー(120円)を通して方向を変え、L2ボタンへ繋がっています。L2ボタンは2mmの細いドリルで穴を開けてワイヤーを通すだけの簡単構造。

プーリーは滑らかな動作とワイヤーの摩耗を考えてのことですが、その狙いが正しいのかはわかりません。あと、無理やりプーリーをボルト留めしているのは見なかったことにしてください。

結局ワイヤーのテンションが想定よりも緩くなってしまい、ボルトを介してワイヤーを張ることになってます。まぁその内改良します・・・。

PS4のコントローラーは、長期間の消耗によりスティックが誤作動するようになって廃棄予定だったものを再利用しています。L2ボタンに穴を開けてワイヤーを通しているので外れません。コントローラーとしての通常使用はできなくなってしまいました。サイドブレーキ専用です。

もし普段使いのコントローラーと併用するなら、このあたりに少し工夫が必要かもしれません。キーワイヤーなら良いかも。

コントローラーの調達は、例えばL2・R2だけは無事なジャンク品とかどうでしょう。純正コントローラーはジャンクでも高いんですがね。

コントローラーが動かないようにどうするか散々考えた挙げ句、結局ロングボルトで四方を固めてます。(※同じボルトを4本買ったつもりが1本短い)

また、余ったナットを使うことで、コントローラーの後側が少し浮くようにしています。そのままだとL2ボタンが下と接触して効きが悪くなることへの対策です。


ここまで作って実際にDirtRally2.0で試してみたんですが、動作自体は悪くないものの、そのままだとサイドブレーキを動かす度に木の板ごと浮きます。「チープ=軽い」なので・・・。

固定対策として、ハンコンのシートと直結して動かないようにするための金具を追加購入しています。L字金具やボルトなど、計500円くらい。

さらにサイドブレーキの高さをシートと合わせるために、何となく取っておいたIKEAのダンボールを切って脚にしてテープで固定し板を支えています。


これで一応完成!!・・・ということにしました。あとは耐久性がどうなのか。

自作してみて思ったのは、サイドブレーキそのものの構造よりも、台座の配置や固定の方が厄介だと感じました。ネットで買えるハンコン用シートを色々と見る限り、シフターを設置するための部品はあるんですが、サイドブレーキまで置けるようになっているものが見つかりません。

なので、Thrustmasterの4万円サイドブレーキを買ったところで、今使っているコクピットと上手く組み合わせられたか、正直微妙なところです。ハンコンにサイドブレーキまで置く変人の需要に応える会社はないんですかねぇ。


本格的にコックピット的なものを組もうと思うと、シートも含めて既成品の組み合わせだけではどうしようもなくて、部品の加工や作成も含めたDIYが発生しそうです。もし全体的にガッチリとした骨組みが作れたら、例えばホームセンターの木材やパイプを使って上手く作れたらカッコいいだろうなーと思いました。


参考までに、ガチのコクピットをYoutubeで見つけました。


こちらのお姉さん、どうもプロっぽいんですが、サイドブレーキは金属パイプのようです。形状だけなら塩ビ管と同じ。狙いどころは間違ってなかった。

これと同じ環境を自宅に作るにはトータルでいくら掛かるんでしょうか。少なくとも100万では済まなそうです。仕事でラリーやってる人と比べるのも変ですけど。


まぁ一番大事なのは雰囲気ですからね。水道管ではどうやってもファナテックっぽくはならないんで、雰囲気をそれっぽく仕上げられただけでも十分です。


・追記

案の定、ワイヤーが緩んできたので対応する予定です。ワイヤーのテンションは後から調整できるようにしたほうが良さそうですね。

他の部品は特に問題なさそうなので、適当に作った割には意外とよくできていたらしい。何故?