JR東海の鳥飼基地の近く、名前そのまんま「新幹線公園」に行ってきました。お目当ては0系・・・ではなくEF15。
新幹線公園はとにかくアクセスが微妙。まぁ川沿いにあるんで当然なんですが、最寄り駅からそれなりに歩きます。トラックの交通量が多い道沿いを歩くのでうるさいのなんの。
この公園をPRするなら「安全第一」の柵はやめた方がいいと思うんです。見栄えって大事でしょ?
多分サクラと思われる並木道(当時は1月)を少し歩くと0系が見えます。新幹線といえば白+青ですが、やっぱり0系と100系がこの色のイメージ。300系以降は同じ色でもちょっと違う。N700でもこういう塗装には・・・ならないか。

で、その奥がEF15。「新幹線公園」とか言うからには新幹線がメインで置いてあるわけですが、実はELも置いてあります。新幹線公園の隣は貨物ターミナルで、フォークリフトが動いていました。
・・・というか、写真でうっすらわかると思うんですが、今回は何故か夜に行ったんですよ。写真撮るなら昼に行けよって自分自身でも思うんですが、ちゃんと家出る時は明るかったのに、道中トラブルがあったために着いたときにはしっかり日が暮れていました。
まぁ実はスマホを買い替えたので、これまでになかったナイトモードが使えるようになり、お陰で助かりました。使いこなせているかはわからないですが。
さて、先に見えた0系の方から。夜でも貨物駅の明かりに照らされて白い車体がよく目立つ。
最近の新幹線は空気抵抗を減らすためにどんどん窓が小さくなって、リニアの窓はハガキくらいのサイズらしいと聞きます。多分空気抵抗だけを考えるなら窓なんかなくしてしまいたいんでしょうけど、流石にそこまではできないので仕方なく窓を付けている感じ。
さらに、この0系には「非常脱出口」がありました。
バスに非常脱出用のドアがあるように、新幹線にもそういう非常事態を想定していたらしく、初期の0系には脱出口があります。
もちろん非常脱出口を使うような場面はなくて、そのうち新造車からも非常口は消滅。実はN700系の非常口は屋根にあるとか。へぇ。
そしてEF15。本命はこっち。
先台車のゴチャゴチャ感が旧型の機関車らしくていいですね。
写真ではナイトモードのおかげで明るく見えますが、実際の現地(夜)はかなり暗いです。
そのせいで失敗したのが、暗くて足元がよく見えなかったために謎のコンクリ柱が路上に生えていることに気づかず、足を強打して転びかけたこと。コンクリ柱は形から察するに三角点でしょうか。
一応「公園」を名乗る場所のこんなド真ん中にコンクリ柱を残すなぞ正気の沙汰ではないと思うんですが、わざわざ残しているあたり「大人の事情で撤去できない」と考えるのが自然。三角点もそういう事情に含まれそうです。まぁコンクリの正体なんかどうでもいいですが。
このコンクリ柱、ちょうど貨物ターミナルのライトの影にあるため非常に見えづらく、スネを3回ほどぶつけて超痛かったです。
ただ、「足をぶつけた程度」で済んだだけ良かったとも言えます。つまずいて転んでスマホをぶっ壊すとか、大ケガをする可能性もあったと思うんです。誰かこっそりユンボで引っこ抜いてくれませんかね。昼でも危険には変わりないでしょ。ブランコよりもよっぽど危険。
床下は真っ暗で何も見えず。やっぱり昼に来るべきだった。
憎きコンクリ柱の見えづらさを写真に納めようとした一枚。見えないでしょ?0系の階段前に生えてます。あれは絶対に危ない。
元はEF15だけだった場所に新幹線が来て公園の名前を乗っ取られたらしい。まぁ集客力が違うから仕方ないよね。
入り口にはこういう看板もありますが、交通量の多い中央環状線の高架下にあるので、こんな公園があることを知らずに通過している車がほとんどだと思われます。
ついでなので鳥飼基地にも立ち寄りました。なんだか昔よりも随分見えづらくなったように感じます。大きなお友達対策でしょうね。
今やN700系ばかり。古株になってしまった700系レールスターなど、少しだけ別の車両が見える程度。昔ここに立ち寄った時は、0系・100系・300系・500系・700系がずらっと並んでいた記憶があります。
急に思い立って行ったために夜になってしまいひどい目に会いましたが、これも無計画ゆえ。遠出するならちゃんと計画を立てて行きましょうってことですね。
さて、次はどこに行こうか。別にELとか電車関係でなくてもいいんですけどね。でっかい人工物が好きなだけなので。自動車ミュージアム的な施設もいいですよね。
世界事情的に現在は旅行は自粛ムードですが、そんな時代でもなければ四国などにドライブがてら行ってみたかったんですよねぇ。ホント、つまらん時期ですよ。