レースそのものはとても良かったです。ヤマケンの鬼ブロック、実はタイヤがかなりキツかったという裏事情のほか、GT500は今年度もスープラが強そうだなぁとか、GT300もスープラが速そうだなぁとか、でもGT300で優勝したのはGT-Rだったので今後の展開が気になるなあとか。
ただ、GT500の勢力図は相変わらずのようで、予選前はNSXもいい感じだったのに、結局予選は上位5台がスープラ独占で、NSXは謎の不調のまま決勝でもパッとせず。
それに輪をかけて不調なのがGTーRで、全車予選Q1落ちで散々。当然決勝も下位でした。今年こそは、と思っていたんですけどねぇ。
トヨタ:1-2-3-4-6
ホンダ:5-7-8-13
ニッサン:9-10-14-リタイア
非常に厳しい結果。純粋に戦力が足りてない、そんな感じ。今年度はエンジンパワーは他社並みに改善したとの触れ込みだったものの、それでも全然でした。残念。
ニスモは接触でリタイアでしたが、ピットインのタイミング以外は割といい感じだったらしいので、完走できればもっといい順位だったような気もします。タラレバですが。
ただニスモ以外のGTーRが全然なので、要するに去年から変わってない。本当に車が強い時は、それこそスープラみたいにメーカーで上位独占するような勢いがあるハズなので、やっぱり今年も厳しいのかもしれません。またマグレ頼りの一年になりそうな予感。
そして、今年もレースがSCに振り回されてますね。毎回毎回ピットタイミングで誰かが事故ってSCが入って、それでレース結果が変わっちゃう。接触によるスピンや車両トラブルは仕方ないことですが、やはりSC関連はどうにかすべきと思います。
ま、諸悪の根源は電波法なんですが。おのれ総務省。