2020年1月3日金曜日

冬の走行会 in 2019 ②空気圧

今回の美浜走行会で初めて実行したのは「空気圧の調整」です。空気圧は走行会に参加する人ならもはや当然と言っていいくらいの調整項目のはず。しかし私がこの項目について確認したのは今回が初。そもそもエアゲージを持ってなかったですからね。




ところが先日、家の片付けをしていた際に古いエアゲージを発見し、しかも使えることが発覚。当然他の参加者は持っていたので貸してもらうこともできたんですが、マイ・エアゲージが手に入ったなら調整してみたい。

前回の走行会では「エアゲージがとりあえず使える」ことを確認したのみ。空気圧の調整までやりだしたのは今回が初です。


しかし、早速反省点が。空気圧をどれくらいに設定して、走行後どれくらいになったのか、ちゃんと記録しておくべきでした。気温によってタイヤの発熱度合いも違うはずで、当然空気圧の上昇具合も全く違うはず。これを経験則で「これくらいカナー」とかわかるはずがないんで、ちゃんと記録を取って今後に活かせるようにするべき。今度サーキットに行くときはメモできるノートを持っていこう。

今回の走行での空気圧推移は記憶のみに頼っています。「確かこんな感じだったような」というレベルなので参考になりません。あしからず。
走行中に規定値程度になるよう調整したつもりだったんですが、特にフロント側の空気圧上昇がキツかった。冬なのに。

走行当日は寒かったですが快晴で強い日差しがあったので、もしかすると路面温度はそれなりに高かったのかもしれません。実際、昼は少し暖かかったです。


しかし、リア側はあまり温まらず。元々それを見越して、リアはフロントに比べてあまり空気を抜きませんでしたが、結果的にそれで正解でした。
実際に走行後にタイヤに近づいた際の「熱さ」が、前輪・後輪で全く違いました。前輪はやけどしそうなくらい熱く、リアは少し温かいくらい。あまり後輪が使えていないのかな?と感じました。ノートニスモはFF車なので当然ではあるんですが、これは今後の課題です。

前述の通り、これまでの走行では一度も空気圧の調整はしていません。なので、走行中はかなり空気圧が高い状態で走っていたことになります。空気圧が高い状態だとスキール音が大きいとか。そう言えばこれまでの走行でもかなりタイヤを鳴らして走っていましたし、今回の走行の2本めまでもタイヤのスキール音が気になっていました。
走行中は「走り方が良くないのかな?」と考えながら走っていましたが、実際にベストタイムを出したのは3本めの走行。空気圧が規定値ちょうどになった走行でした。まぁ空気圧だけでとんでもなく速さが変わることは無いと思いますが、別に空気圧の調整のためにサーキットへ行ってるわけではないですからね。バシッと調整して1本目からアタックできるように準備したいところです。


ところで、今回は空気圧を規定値に合わせて調整しましたが、サーキット走行でもこの数値がベストなんでしょうか。ドア横に書いてある既定値はあくまで公道での走行時の数値のはず。レースカーの空気圧はロードカーよりも低めだと聞きますが、ラジアルタイヤで同じような数値に合わせるのは危険だと思うので、せいぜい「ほんの少し低め」くらいが限度だと思います。

また、前後の空気圧バランスを調整することで挙動にも変化が出そうです。タイヤには空気が入っていて弾むから、サスペンションのような働きをする。言われてみて初めて気づきました。前後の空気圧の違いにどういう意味があるのかサッパリでしたが、サスペンションに置き換えてみると私にも理解できます。

で、FF車はアンダー傾向ですからね。当然リアは硬めにしたい。ノートニスモはドアンダーなので当然そうなります。現状サスペンションは標準で何も調整できませんが、ダンパーの調整ができるならリアを硬めにすると思います。
これを空気圧に置きかえるなら、リア側を少し高めにして、逆にフロント側を低めにする。0.1ずつ調整するなら、「F:2.2/R:2.2」となります。今度走行する時はこれに合わせてみることにします。次回は春先か夏場になると思うので、タイムはまず出ないですし、調整も難しそうですが、何事も経験です。


ここまで空気圧について考察しましたが、走行会当日にも同じことを考えていて、最終的に「タイヤのウォームアップ」についても考える必要があるなー、と思っていました。
ゲームなら画面に表示されるタイヤの色で簡単に判断できますが、リアルでは車の挙動などの限られた情報から判断するしか無いんですよね。
そして、私にはその違いがよくわからない。何となく3周くらい走ってからアタックしていました。ちゃんとウォームアップできていたかは不明。不明なままでは困るのでどうにかしないと。

というわけで、次回はタイヤのウォームアップについて。美浜の場合は少し厄介な問題かもしれません。


冬の走行会 in 2019 ①総評
冬の走行会 in 2019 ②空気圧
冬の走行会 in 2019 ③タイヤのウォームアップ
冬の走行会 in 2019 ④「ノートニスモ」と「マーチニスモ」