2018年6月9日土曜日

Eパワーの本気・・・とその後

※色んな写真を撮り忘れました!


またも走行会、”ワークスチューニングサーキットデイ”に行ってきました。場所は美浜、走行自体はまぁまぁ。これで走行会は3度め。楽しめました。


そこで同乗走行ってのがあったんですよね。プロドライバー運転の車に同乗させてもらうやつ。場所が美浜サーキット(カート用のミニサーキットなので狭い)だったので普通の4輪車にはちょっと場違いな全開走行にはなるんですが、それでも普段では絶対に体験できない加速・コーナリングGを体感し、自分の走行がどれだけ”手抜き”なのかを身を持って知ることになりました。課題はコーナリングです。


メーカー主催の走行会だったので、メーカーイチオシのスポーツカーが揃っていました。シビックとか86とか、GT-Rとか。ドライバーもプロの面々。ニスモからは松田次生・千代勝正選手、無限は中嶋大祐選手、STIは新井敏弘選手、TRDは伊藤大輔”監督”・・・まぁ豪華な面々です。

こんな人たちの運転ですからね。そりゃあ速いわけです。自分は一応ニスモの車になるので、日産車のどちらかの同乗走行が当たることが多いらしいです。今回もめでたく当選。


前回のワークスチューニングサーキットデイでは松田次生選手のノートニスモSに同乗させてもらいました。私がノートニスモSを購入した原因が松田選手のブログですんで、そのあたりの話もさせてもらいました。


そして今回は千代選手。車は・・・ノートニスモEパワー。またノートかい!

いや、いいんですけどね。ここずっとノートに祟られてます。自分の車はノートニスモS、点検の際の代車はノート、同乗走行はノートニスモ。ノートまみれです。

自分が並んだ列には10人ほど、並んだのが最後のほうだったため、しばらく待ち時間がありました。その間、GT-Rの爆音やシビックの巨体を眺めつつ時間潰し。先にEパワーノートニスモの同乗を終えた知り合いの方の「Eパワーすごいぞ」の感想を聞き、自分の順番が楽しみになってきたその時、目の前にZニスモが。


あれ?


「ここからZになります〜」


あれえ?



結局、私の同乗走行はZニスモに。以前からZが欲しいと常々思っていた私なので、非常にいい経験になりましたし、これまで以上にZニスモが欲しいと思うようになりました。買っちゃったら家族を犠牲にすることになりますけどね。2シーターは維持が大変なんです。



同乗中の話、千代選手いわく「電池切れになっちゃって〜」とのこと。そういうこと・・・。


つまり。ノートニスモ・Eパワーは「思いの外速い」、でも「全開走行だとそれが長持ちしない」。こういうことらしい。

以前、グランツーリスモのオンラインでワンメイクレースをやりたくて車種を選んでいた際のこと、CR-Zでテストしてみると数周で電池切れになったんですよね。まぁゲームの中の話ですし、各紙のコラムではその辺りに触れられてなかったんで、「数周で電池切れ」はゲームだけのことだと割りきっていたんですが、少なくともノートのEパワーではありえる事のようです。

岡山国際での走行会にはノートニスモ・Eパワーも何台か走っていました。しかしその時の走行枠は30分。美浜とは規模の違うフルコースですし、電池の消耗も比較にならないと思います。美浜での10分ほどの走行で電池切れなら、フルサーキットで電池切れを気にせず何周も走ることはできないでしょう。



意外な場所でノートニスモ・Eパワーの弱点を知ってしまいました。まぁZニスモの全開走行(with千代選手)を体験できたことは良い経験になりましたが、Eパワーの全開走行も体験したかったですね。


今後、電気自動車(ハイブリッド含む)のスポーツカーが増えていくことは間違いなくて、走行会で見かける機会も多くなると思われます。となると、電池切れ対策は重要になりそうですね。消費を減らすか容量を増やすか。

特に日産のEパワーは電力駆動のみなので、電池切れ=停止になってしまいます。その場合、エンジン駆動である程度充電できるまでは、出力に制限が掛かった状態になるそうな。普通に公道を走るだけならリミッターが掛かることは無いでしょうけど、サーキットを走るなら気になるところではあります。一応「ニスモ」って付いてますからね。


カタログ上のパワーだけならノートニスモSよりも上なノートニスモ・Eパワー。残念ながら今回はその性能を体験できませんでした。しばらく色んな事情で走行会からは離れるんで、当分はおあずけになりそうです。残念・・・。