以前から気になっていた、とある保存機を見に行きました。
国鉄EH10形電気機関車(Wikipedia)
イラスト?はすごく角いですね。まさに箱って感じ。
保存機はイタズラ防止のためかフェンスで囲われていましたが、そのせいで写真のピントが合いにくい・・・。
国鉄唯一のH型。関ヶ原越えのため、とにかくパワー重視でH型になったらしいです。65年前の技術では「パワーがないなら数を増やす」という解決方法しか無かったんでしょう。
「モーター6個で足りないなら8個だ!」「8個積んだらデカくて曲がれない?じゃあ2車体連結だ!」
だからH型。超単純でわかりやすい。
機関車の色はだいたい決められているので、基本的に奇抜なものはないんですけどね。何故かEH10だけ「黒に黄色」という超インパクトのある塗装です。
昔の機関車はぶどう色が標準で、その後青+クリーム(直流用)、赤(交流用)などの色が出てきますが、黒+黄色は後にも先にもコイツだけ。EH500で復刻してくれないかなぁ。
車内はよく見えませんでした。公開イベントも定期的にあるそうな。
ところどころにラクガキがあります。〇〇♥××みたいな、どこかのカップルが書いたらしきものもありました。間違いなく今どきのコじゃないでしょうけど。
ラクガキ的行為が論外なのは当然ですが、昔の貨物機関車にそんなもの書いたところで何も叶わないと思うんですけどね。どうせ書くならもっと叶えてくれそうなやつに書けばいいのに。
何がすごいって、デカすぎて全体の写真を撮ろうと思うとものすごく遠くから撮る必要があるんですよ。こんなものが公園の片隅に置いてあります。でかいし、真っ黒だし、なんか古そうだし、事情を知らないと意味分かんないですよね、これ。
EH10は1982年に全廃。保存機はこの61号機のみ。何故大阪の淡路にあるのかはよくわかりません。
ポケモンカードが落ちてました。
他の保存機も、またぷらっと見に行きたいですね。