色々あって第3戦と第4戦が入れ替わっているので、「実質第3戦」なSUPER GTの第4戦。結果はスタンレーNSXのポールトゥウィン、何故か(というと失礼かもしれませんが)19号車・Wedsが絶好調で、1位も狙えたものの惜しくも2位。Wedsが速いとちょっとうれしい。
・・・で、やっぱGT-Rは全く絡んでこない。3号車が練習走行でトップだったものの、予選・決勝ではイマイチで、結果6位。これでも日産勢最高位。23号車は9位、12号車は11位、24号車は12位。悲惨。
気づけばニスモはチームランキング最下位、ドライバーズポイントはたったの2P。ここまで調子が悪いのも近年稀に見る状況です。ドライバーの実力は間違いないはずなので、まぁ車が・・・ということなんでしょうけど、それにしてもねぇ。
状況的には去年もかなり酷かったですが、何故か23号車が優勝2回を取っていたせいで「まだ何かありそう」な感じがあったものの、今年はそれすらない。一応の日産党にはちと辛いですね。
NSXとスープラは拮抗していて、チャンピオンシップ争い自体は面白くなりそうです。でもGT-Rが絡むことは今年は無いんじゃないかと。良いところがないからレース中継でもまるで映らない。富士で23号車が燃えてましたが、基本的にはクラッシュやスピン、深刻なマシントラブルなど荒れた様子も無いですよね。堅実に完走して、それで下位。
ここまで目立たないとすごく寂しいです。いつかのNSXコンセプトみたいに全車リタイアでもしてみます?
しかも、困ったことに前向きな情報もない。これは本当に打つ手がないか、隠し球を隠しているかのどちらかでしょう。現状の様子だと、本当に噂レベルでしかない「新型車に切り替え」くらいやらないと挽回できないような気もするんですけど。
今のGT500規定では元の車の形状が重要で、GT-Rはデカいために不利だとずっと言われていて、だからこそ「噂の新型車」になるんじゃないか?という話。確かに辻褄は合いますが、最初「次はZ」との噂を聞いたときは絶対にガセだと思ったんですよね。本当にあるんだろうか。
新型Zは8月に正式発表される予定。あくまで「発表」であって、発売されるのは少し先になりそうですが、もし本当に日産のGT500車両が変更されるなら、その辺りで「次期型車両」についても発表されるような気がします。次戦の鈴鹿は8月末。ちょうどいい時期ではある。もしかするともしかするかも?