2020年8月26日水曜日

クルマの噂についての独り言

噂です。あくまで噂の話です。そんな独り言だから信憑性ゼロ。でも発信元が・・・まぁそんな話です。

①”ニスモ”は1年後
日産車は大量のモデルチェンジが控えているらしいですが、もし”ニスモ”が設定されるなら1年後だとか。Zとかね。

ノートはどうでしょうね。3列シート版が出るとかそんな話ですが、基本は間違いなくe-power。ノート=e-powerのイメージもありますから、キックスみたいに全部e-powerの可能性もあるかもしれません。

基本電気駆動の車だと、現行のE12型のようにジュークのエンジンをぶっこんでリアブレーキを強引にディスクにしたり・・・よりも更に大規模な改造になってしまうので、あまり現実的ではない気がします。

まぁ「e-power NISMO S」みたいなルートもありますけどね。それはそれで世間的にはアリでも、MT原理主義者は困っちゃいます。E13型?のノートを待ちましょうか。秋に発表らしいですよ。


②”ニスモ”はツインターボ。下位グレードはNA?
Z35には、400Rに積まれているツインターボエンジンが載せられるとの噂がありますが、400Rに積まれている”それ”なのかはさておき、ニスモはツインターボらしいです。

ただここで気になったのは、上位のニスモがツインターボで、下位グレードにはNAもあるかも、ということ。同じエンジンでノンターボだと、パワー的には完全に差別化されてしまいますね。昔から国産スポーツカーには廉価グレードのNA搭載車がありましたが・・・。


③触媒はどうした
満を持して登場した、某ECMとオイルクーラー。ニスモからついにエンジン本体に手を入れるオプションが追加されたのがつい先日。
その時私が思ったこと。「あれ、触媒は?」

ま、そういうことです。


④1インチの差
同じエアロのノートで、グレードにSが付くかどうかでホイールに16インチと17インチの差があるとします。デザインも似てるし、ちょっとサイズが違うだけ・・・でもなくて、16インチはどこぞの韓国製、17インチはエンケイ製。当然重さも違う。

この場合、17インチのSに気合い入れ過ぎなだけなんですけどね。ドラムブレーキを強引にディスクにしちゃうくらいですし。しかしそこまでしっかりと差別化してるとは思いませんでした。

でもサーキットでは16インチに下げたほうが速くなる悲しさ。すまん、エンケイ。


⑤金持ちの道楽
噂というか、実話ですけどね。

GT-Rニスモ。17年式でも十分速い。何故か2020モデルで1000万以上値上がりしましたが、個人的には17年モデルのほうがスッキリしてて好きです。

でもバンパーだけでウン百万。カーボン製で一体型なので、ちょっと石が飛んだだけでも致命的なんです。なので松田選手はサーキットでは走らせず、「サーキットでR35を走らせるためにノーマルのR35も買う」という変なことに。
でもGT-Rニスモでサーキットに行きたい。その場合はバンパーの予備を用意するか、バンパー全体を養生テープでラッピングするか。なんだそれ・・・。



⑥パワーがありすぎてMTがない?
V12ヴァンテージはMTのみ。だからパワーがありすぎてもMTがなくなる理屈はないはず。

でも安めの車だったとしたら。例えばZみたいに「3万ドルから」の車にツインターボを載せちゃったら、それなりに容量のあるMTを載せる必要があります。ガラスのミッションはアルテッツァの欠点だったそうですね。

そんなMTを用意できないからZはATだけって話だけど・・・え、そうなの?と片耳で聞いていたワタシ。MTじゃなかったら買う意味ありませんやん。

まぁZなんて道楽の極みみたいな趣味カーですし、この世の新車MTのラス1になってもおかしくない存在だと思いますけどね。ただスープラは8速ATだけですし、自動ブレーキ強制の兼ね合いからATオンリー、そんなこともあったりするんでしょうか。ますますZ35が読めなくなってきましたよ。


⑦あのデザインはドラッグにしかなっていない
「デザイン的には好評みたいだけど、ドラッグにしかなってないからねー」

まじすか。


⑧剛性上げるならリア
・・・まじすか。フロント入れちゃったけど。




噂なんて信じるもんじゃないですけどね。もしかしたら事実が含まれているのかもしれません。

少なくとも、車雑誌の「予想CG」よりは正確だと思いますよ。何を元に作ってるんでしょうね、あれは。



2020年8月25日火曜日

急に速くなったGT-R(2020 SUPER GT 第3戦・鈴鹿)

絶不調からいきなり優勝。極端すぎませんか?


まぁ強いGT-Rが戻ってきたことは大歓迎ですし、結果的に2020年開幕3戦はトヨタ・ホンダ・日産で勝利を分け合ったことになりますから、これからが楽しみになってきたことは間違いないんですけどね。しかしなんで急にGT-Rは速くなったのか。前2戦は全く勝負にならず”消えて”ましたよね。

そんなどん底からの復活。すごい。すごいけど、その理由が気になってしまいます。一体何をしたのか。


松田次生選手曰く、苦しいなりにセッティングを頑張った、とのことですが・・・いやいやそんなワケ無いでしょって。もっと他に、根本的な部分で何かをしたはず。日産はそういうところ露骨に隠してきますよねぇ。

もちろん細かな努力の積み重ねもあるんでしょうけど、やっぱりさりげなくエンジン交換している辺りがキモなんでしょう。松田選手は「前のレースで壊れたから交換しただけ。特に何も変えてない。」とのことですが、本当にそれだけで急に優勝できたら苦労しないんです。


元々今年(というか去年から?)のGT-Rはエンジンに何か良くない部分があって、スープラ(昨年ならLC500)やNSXと比べると直線の伸びがないらしい、という噂はありました。あくまで噂ではあるものの、実際に富士でのレース中に表示されたストレートエンドの速度は、今年度は下馬評通りスープラが圧倒的に速かったんですが、GT-Rはそこから5km/hは遅かった。レース中のタイミングにもよるので、シチュエーションによっては更に差が開いているのかも。それが現実でした。

エンジン自体の不利が本当なら日産はその部分を改善するだろう、とは思っていましたが、とはいえすぐにできるものでもないですよね。私はもっと改善に時間がかかると思っていたんです。もしかすると今年度は無理かなぁ、くらいの感じ。

しかしニスモは3戦目にして結果を出しましたからね。エンジン云々は噂の話ですが、かなり絶望的だった力関係を、3戦目のウエイトやらの不確定要素はありつつも、優勝までするほど改善してきたことは普通にすごいことだと思うんです。


残念ながら、何もしていない他の日産勢はボロボロのままで、12号車は序盤から謎のスローダウンで戦線離脱してしまい、24号車はボンネットが吹っ飛んでしまうトラブル。今年の鈴鹿は何故かよくボンネットが飛ぶレースでしたが・・・。

12号車は最近いいとこないですね。いつもレース前には「調子良さそう」と言われつつ、レースではトラブル続きで完走すらできないレースがほとんど。今回のレースも再開スタートでした。いつだったかの、JPがうっかりフィルム剥がしてペナルティ食らったタイのレース(Wedsが優勝したレース)あたりから噛み合ってないのが個人的な印象。

3号車クラフトスポーツは6位。悪くはない順位ですが、恐らくこちらは何もしていないハズなので、その割にはかなり健闘したのでは。しかしパッとしなかったのも確かなので、例えば優勝するような速さはなかったのかもしれません。


さて、23号車に施した”何か”は他にも波及するんでしょうか。今年はスープラがかなり速く、ポイント的には36号車が少し抜けてしまった感もありますが・・・最後までわかりませんけどね。


他メーカーはというと、スープラは間違いなく速さがある一方で、ZENTのギアが壊れたりサードはARTAにミサイル食らったりと、3戦目はやたらとトラブルに見舞われて減速気味。まぁ本質的な速さに疑いはないんで、36号車を筆頭に今年度の最有力だと思います。


NSXは100号車レイブリックがいい感じ。今回も23号車に続く2位でした。また8号車ケイヒンも前戦優勝の勢いで今回も飛ばしていましたが、中盤から減速してしまいました。

ARTAは散々。前回はスピンして走行不能になり、今回はミサイル発射でクラッシュ。GT300のNSXもミサイル発射でリタイアだったので、レースの全体的にARTAがぶっ壊していたような感もあります。あとJP。

ポールの64号車は最終的には4位。レース序盤は1位から一気に7位まで落ちるなどなかなか苦労していたんですが、いつの間にか復活していたんですね。



次はもてぎ。スケジュールがタイトです。いつもSUPER GTのレースは楽しみにしていますが、すぐに次のレースが見られるのは良いですね。まぁ未曾有の感染症騒ぎの結果そうなっているので、あまり喜べないのも確かなんですけど。



2020年8月17日月曜日

Type-3のノートニスモSに”乗ってみた”話

 発売から5年弱経ってようやく発売されたNISMO純正ECM。どれだけ速いの?って気になるじゃないですか。


だから乗ってみたんですよ。そう、「乗ってみた」。

・・・自分のに取り付けるほどのお金はミジンコほどもないんですよね。実は悲しいことに、金欠過ぎてクルマを手放そうかと本気で悩んでいるくらいだったりします。もうちょっと踏ん張ってみますがね。


まぁ自分はそんな有様なんですが、既に取り付けちゃってる人が知り合いにいたんで、ちょっと乗せてもらったんですね。しかも全開走行許可。ステキ。


実際にType-3装着車に乗ってみた感想は・・・

・音は良い。間違いなくレスポンスは上がっている。

・でも速さに直結しているかはわからなかった。


自分のクルマじゃないので多少遠慮したんですかね。いわゆる「タイム」的な部分にはつながってなかったんです。困ったことに、これは自分だけではなく他の人も同じ感想。

まぁ私の場合はクルマが自分のものとは全く別物で、しかもECMだけじゃなくその他諸々もフルチューンのカスタムカーだったんで、慣れとかそういう部分もあるんだと思います。なんだかんだ、自分のクルマの感触が一番しっくりくるんですよね。


加速音を外から聞いていても、Type-3装着車の音は標準車とは全く異なります。ECMだけじゃなくてドライカーボン製サクションパイプとΦ60スロットルチャンバーがついているので、単にこれだけでも吸気系を大幅に強化しているわけで・・・とはいえ、数字で見られるような速さにつながらなかったのは不思議です。


可能性としては、3〜4速で長い直線を全開で走れるようなコースなら、Type-3の実力をもっと引き出せるのかもしれません。それこそ100km/hを超えた辺りから真価を発揮する・・・とすると、サーキットに行かない人には無用の長物になってしまいますが。リミッター解除とセットですし、ある程度は対象を選ぶパーツなのかもしれませんね。


少なくとも、もし私がノートニスモSに手を入れるなら、の優先度としてはあまり高くないかな、という印象でした。それよりもデフとかサスとか、サーキット的な方向ならそっちが優先でしょう。


というわけで、ご参考までに。







2020年8月9日日曜日

「Lightning to Digital AV Adapter」で見れるやつ・見られないやつ

 iPadのLightningからHDMIで出力したいだけ。それだけで6,000円以上するという、全く持って値段不相応なオプションパーツです。おのれApple。

こんなもの買うつもりは少し前まで全く無かったのですが、ウチから「テレビ」を排除する方針となったので、これまでのテレビはただのモニター扱いとなりました。(要するにNHKの受信料をケチるためです)

しかしゲーム専用とするにはちょっともったいない。オンデマンドでTV番組的なものは見ているのですが、パソコンやタブレットの画面が小さいことは否めない。じゃあデカく見るにはHDMIでモニターに出力してしまえばいい。


iPadからのHDMI出力を仕事でちょっと使いたい用事もあり・・・とはいえ6,000円はどうかと思うんですがね。まぁ買っちゃったものは仕方がない。3,000円くらいが妥当だと思うんですが、どうでしょうか。


ただ、ちょっと予定外のこともありました。iPadで表示される全部がモニターに映せるわけじゃないようです。通常はiPadの画面がそのままモニターに映るだけなんですがね。内部的にいろいろあるようで、オンデマンドサービスによっては制限されていて上手くいかないことも。完全にアテが外れましたでございます。


せっかくなのでいろいろ試してみたんですが、オンデマンドサービスを全部試したわけではないので、そこはご注意を。


・Youtube・・・◎

普通に表示されます。それどころかモニターとHDMI接続中はAirPlay扱いとなるようで、iPad側では動画は再生されず、動画のコントローラーとして機能するようになります。専用画面まで用意するとは、気が効いてますね。


・PrimeVideo・・・◎

こちらもYoutubeと同じく、iPad側では動画が再生されなくなります。外部出力に完全対応しています。


・DAZN・・・◎

会員じゃないので手元では確認できず、しかしネット情報では完全に対応しているようです。


・Netflix・・・◎

NetflixはAirPlayの対応を打ち切ったらしく、両者の関係が少し悪いようなのですが、HDMIで出力をする分には問題がないようです。(これも私は非会員なのでネット情報)


海外系のサービスはちゃんと対応している感じです。ここからは国産アプリ。



・TVer・・・○

まぁ映りはしますが、YoutubeやPrimeVideoとは違い、単にiPadの画面を映しているだけなので、モニターの全画面を使って動画を再生した状態にはなりません。

実際の寸法でいうと、ウチのモニターは40型なので対角は100cm。Youtubeなどの完全対応アプリは、この画面いっぱいに動画が表示されます。

しかしTVerの場合、iPad→HDMIで出力すると対角70cmの大きさに目減り。3割引きってところですかね。残りの部分はただのフレームと化しています。実に惜しい。極太ベゼルさえ消してくれたら完璧なのに・・・。


・ニコ生・・・◎(?)

意外なことに、ニコ生はちゃんとしてました。ちょっと信じられないので?が付いていますが・・・ただ、ニコ生は画質がちょっと悪いので、モニターが大きいと動画が荒く感じます。


・ニコニコ・・・○?

画面をそのまま表示しているだけなので、タテ表示だと見れたもんじゃないですが、全画面表示(ヨコ)ならかなり大きくモニターに表示されるので、○と◎の中間くらいの感じです。

ただ、こちらも元の動画の画質次第なところがあって、特に昔の動画だと見れたもんじゃないです。


・GYAO・・・×

録画中やHDMI出力中は再生できない・・・らしいですよ。大人の事情ですかね。


・ABEMA・・・○

表示はされる。ただ、TVerと同じく極太ベゼル付きで画面サイズが3割減です。


・J SPORTSオンデマンド・・・×

実はこれが本命だったんですけどね。SUPER GTのレースを40型の大画面で見たかった。でもダメ。「外部出力は許可されていない」らしいですよ。

しかしPCからのHDMI出力はOKなんですよねぇ。だからiPadのアプリ経由でのモニタ出力ができないってだけ。本当に意味のない制限です。馬鹿だなぁ。


どうせ大人の権利関係で縛りがあるだけなんでしょうけど、どうせ回避方法なんかいくらでもあるんだから、そんな小細工をする暇があるなら他のことをやるべきだと思うんですけどね。

別にYoutubeがOKなんだからええやろ、みたいな話じゃないですよ? 利用者に不便を押し付けといて、その結果が虚無ですからね。生産性皆無。素晴らしき日本文化。


そういえば、地デジ化の時に「録画されるとコピーが蔓延するからコピー回数に制限をかけよう」とか、「録画機器から料金を取ろう」とか、日本だけそんな仕組みにされてましたよね。

でも結局動画サイトにはTV番組のコピーがたくさんある。多分色んな規制に人もカネもたくさん使ったろうに、その結果何もできていない。結果ゼロ。


各サービスの対応状況はこんな感じでした。残念ながら本命のJ SPORTSオンデマンドが非対応でガッカリなんですが・・・まぁそのうち対応することに期待しましょうか。そんな未来はなさそうですが。


ちなみに、PCからならJ SPORTSオンデマンドでも外部出力ができます。問題はウチのPCがポンコツだってこと。これでも魔改造をしてそれなりのスペックだと思うんですが、それでも足りません。動画はカクつくし、CPU使用率が高めになり、ファンが高速回転してちょっと怖い。


ま、全く何もないよりはマシなので、いつかPCを買い替えた時には大画面で快適に見れるハズ、ということで楽しみにしておきましょうか。