2020年7月27日月曜日

T150故障疑惑と次期ハンコン候補

GT5・GT6の時に使っていたDFGTがPS4に対応していなかったので、やむなく購入したのがスラストマスター・T150。ロジクールのG29が5万円近くだったので、比較的安価(3万円ほど)だったT150にした、という、本当にそれだけの理由でした。ロジクールとスラストマスターのどちらがいいか、は正直良くわかりません。ネットで調べる範囲では・・・どっちもどっち、ですかね。故障率とか諸々含め。

で、そのT150の調子があまりよくありません。どうも接点不良らしい症状が2、3年前から出ているんですが、症状に再現性がないために根本的な原因もわからず、かといって完全に使えないわけでもないのでごまかしつつ使っていて、気づいたら数年経っていた、といった嫌な状態なんですよね。

ちなみに症状としては、大きくハンドルを切った際に□ボタンやPSボタン、シェアボタンが暴走するというもの。これがGTSportのレース中に発生すると非常に厄介。いわゆる電装系のトラブルでスローダウン、みたいな状況でしょうか。レース中にPSボタンを押すとゲーム的にはポーズがかかった状態になるようなのですが、オンラインレースでは時は止まらないので、オートドライブの状態になります。当然レーシングスピードではないので順位は悲惨な状態に。

急にPS4のホーム画面が出てきて写真撮影されます。なんか馬鹿にされたみたいですし、この症状が頻発するとレースどころじゃないですよ。

Dirtなら走ってるのは自分一人だけなので、例の症状が出ても一時停止するだけなのですが、「症状が出やすい、大きくハンドルを切った時」というのは、ラリーではヘアピンか1、2のコーナーを走行中の時。こんなシビアなところで一時停止されると、復帰の瞬間がものすごく大変なんですよね。ちょっとミスったら崖の下に一直線・・・だったりするので。

ま、T150は3万円するとはいえ、全体的には安物の分類です。ファナテックみたいな超高級品とは違うので、ある程度は消耗品か入門用として買う心構えのほうが良いと思います。あまり期待するなよと。


G29も使っているうちに誤作動が出るらしいですし、電子機器である以上は消耗して壊れるのが世の常。どうせ5年くらい経ったらPS5みたいな未来のゲーム機が出てきますし、PS3→PS4の時みたいについでに買い替えてしまうのもいいかな、とも考えます。ちょうどいい時期です。



で、何にするか。実は次はT300RSと決めています。これにはいくつか理由があるんですが、本体自体の性能はどうでもよくて、追加できる周辺機器で選びました。

T300は5万円ほど。やっぱりG29とカブる価格帯なんですよね。なのでお財布的にはどちらを選んでも似たようなもの。どちらにもオプションでマニュアル操作ができるシフトレバーが設定されているので、そういう操作がしたい人は追加でパーツを買えばいい。パドルシフトで十分なら買わなくてよし。

ロジクールはサポートが良いと聞きますが、今でも同じなんでしょうか。DFGTが初期不良だった際には即交換対応してくれました。


ちなみに、私のT150は2ペダルなので、何をどうやってもMT操作はできません。クラッチペダルがないから、シフターを付けても意味がないんです。現在では3ペダルのT150が売っているので、シフターを追加するだけでMT操作を手軽にできるようになりました。
G29もT300RSも標準で3ペダルなので、あとはシフターを買うだけ。

ただし、ロジクールとスラストマスターでは周辺機器の価格がかなり違う。これが結構厄介。


スラストマスターは2万円、対するロジクールは6千円。何故こんなに違うのか。

ロジクールのシフターは軽いらしい、と聞きます。しかしこの価格差はデカイですよね。1万円以上浮いてしまう。多少操作感が物足りないだけならG29+シフターを選んでしまいたくなります。

しかし、それでもT300を選ぶ理由は「ハンドブレーキ」。ハンドブレーキ用の部品はロジクールにはありません。まぁあくまで「正規品では」の話なので、ゴニョゴニョできる人には無関係なのかもしれませんが。

なんか大層な部品ですけどね。要するに手前に引いたらサイドブレーキが効くってだけの単純なパーツです。4万円もするけど。
角度を変えるとシーケンシャルシフトにも使えるようですが・・・どちらにしても4万はすごい。

こんな意味わからん部品の存在意義はもちろんDirt。ラリーにはこれが要る。シフターよりもサイドブレーキが欲しい。もしかしたらシフターを買ってサイドブレーキの代わりに出来ればそっちのほうが安いのかもしれませんけどね。

このおねえさんのドライビングは上手すぎて逆に参考にならないので横に置いといて。(どうやら本職の方のようです。)

PC環境で色々な部品を組み合わせているようですが、とにかくこのサイドブレーキが欲しい。PCでは色んなMODがありそうですし、ハンコン用の部品もPC用だとちょっと安いみたいですし、マルチモニターも使えるし、DirtやるならPCの方が良いのかもしれませんねぇ・・・なんて、Z貯金も中途半端なのに、ハンコン周りに散財してどうするの?って話です。嫁がいたらキレられそう。

横に棒があるだけでどれだけ違うのか?とも思いますが、ハンコンのボタン配置ではサイドブレーキはやや押しにくい位置にあります。そもそもGTSportのようなロードレースではサイドブレーキは使わないので当然なんですけどね。


標準のボタン配置ではR2がサイドブレーキ。しかし「サイドブレーキを使いたい場面」はヘアピンや直角コーナーのような急カーブなわけで、ハンドルを大きく切っている真っ最中に、こんな小さなボタンを正しく押すというのはかなり無茶。たぶん「サイドブレーキがないとどうしようもない」というわけでもないんですが、まぁ雰囲気ですよね。ラリーっぽくしたいじゃない。

前作のDirt Rallyでは、サイドブレーキを使ったコーナリングが今ほど難しくなかったような気がするんですよね。Dirt4→Dirt Rally 2.0にかけて、操作がシビアになったような。リアルといえば確かにそうなんでしょうけど。

あと、T150はサイドブレーキシフターに非対応です。外付けのサイドブレーキを使いたいならT300以上は必須。これも買い替え理由です。


加えて、現在使っているモニターは22型。少し小さい。PS5以降の4K対応も見据えて、モニターも大画面化したいですよねぇ。



・・・とか言っていると、ハンコン周りの環境を一新するためには、軽く15万円くらいの出費が見込まれます。ファナテックで全部揃えたらもっと掛かるだろうことを考えると、実はこれでも安く済んでいる?という恐ろしさも感じます。

プレイングシートを持っていてもこの状態。まさに沼!底なしのハンコン沼!


実車の改造よりは安いってだけで、趣味の範疇としてはやっぱり高額だと思います。サイドブレーキをかっこよく使いたいだけで4万円ですからね。

とにかくこんな理由から、次のハンコンはT300RSになりそうです。もしかするとシフターは後回しで、サイドブレーキ+モニターあたりから揃えることになると思います。


PS5も出るようですし、スマホも5年目に突入して電池が死にかけですし、パソコンも買い替えたいし、イヤホンも電池が限界・・・と避けられない出費がたくさん控えていて、ただでさえZ35貯金もしなければならない状態ですので、当分は倹約生活が続きそうです。ああ、お金が欲しい・・・。




2020年7月26日日曜日

ついに出た、E12改用NISMO製ECM・・・などなど

出る出ると言われて出ずじまいだったNISMO製のパーツがついに発売。お待たせしすぎですね。




今回新発売されたのは、E12改用のECMとカーボンパイプなどの吸気系パーツ。ECMだけを入れることはできなくて、やるなら両方セットらしいです。ECM自体が吸気系を強化している前提なんでしょう。

お値段はセットで27万円+工賃・税。まぁまぁの値段です。これで何馬力くらい上がるんでしょうか。マフラー込みで160馬力くらい出てるといいなー・・・。(根拠なし)


実はこれまでにもE12改用のECMはありました。「Type-1」がそれなんですが、リミッター解除のみしか効果がないものでした。そのくせ10万円くらいする・・・。
「Type-3」はいわゆるCPUチューンなので、パワーはかなり違うと思うんですけどねぇ。もうちょっと早く出てほしかったかな?というのが正直なところ。
ノートニスモSは初期型発売からもう少しで6年。R32→R33のモデルチェンジが約6年弱なので、クルマのライフサイクル的に今更感が出ちゃうのは仕方ないと思うんです。

マインズなど外品メーカーからは結構前にCPU関係のパーツが発売されていたので、ニスモは時間がかかりました。まぁ純正部品として色々とクリアしないといけない部分があったらしいので、仕方ないところもあるんですけどね。

ちなみに、マーチニスモS用も同時発売されていますが、こちらは30万円。何故ノートニスモS用より少し高いんでしょう。謎です。


また、オイルクーラーと牽引フックも新発売。牽引フックはこれまでもラインナップされていたので、リニューアルでパワーアップ!!(主に値段が)ってやつですかね。例えば牽引フックはリアが10,000円だそうなので、2,000円くらい値上がりしております。



フロント側もこれまで同様の布製。何か変わった部分があるようには見えませんが・・・これも謎。

あえて言うなら、リアの牽引フックの前バージョンは、刻印が「OMORI FACTORY」だったと思うんですが、新発売されたものには「NISMO」と入っています。もしかして「NISMOからは新発売」という意味なんでしょうか。



オイルクーラーは空冷式で12万円(E12改用)と比較的安価。ただ、これまで何度かサーキット走行をした際に、オーバーヒートまでしたことはないんですよね。エンジンオイルについては冷えすぎもよくないそうなので、全体のバランスを見て手を入れる方が無難だと思います。例えばECMチューンで発熱が増えたとか、耐久レースに出るとか、そんな人には良いかも。




オイルクーラーはマーチニスモS用の方がちょっと安い。(10万円)


これ、実はまだ噂に聞いている新パーツ?は残っているんですが、この後はどうなんでしょうね。まだまだ発売されるんでしょうか。そもそも、言ってる間にノートが新型になりそうな雰囲気ですし、マーチに至ってはそのまま消滅も辞さないような状態なんですが・・・。

GT-Rみたいに、20年経っても新パーツが出るようなことはちょっと望めませんが、貴重なMT車ですし、選択肢が増えるのはいいことです。特にノートニスモSは、乗っているとパワーがもっと欲しくなります。サーキットに行かない人でも、チタンマフラー+ECMチューンは良いカスタマイズかもしれません。


私は・・・ちょっと前なら考えたかもしれませんが、デフやマフラーに加えてECMまでやっちゃうと、いくら掛かるかわからないんでね。改造計画は完全に凍結しちゃったんですよ。エンジンマウントまで入れたのに。



2020年7月21日火曜日

今日のミシュランPS4(2020年7月)


3月付近の17,315円よりは微減。私がこれを購入したときには瞬間風速的に14,000円台にまで下がったんですが、ちょうど下がり始めたのが6月〜7月くらい。今年は現時点ではあまり下がっていないようです。残念。



2020年7月20日月曜日

やっぱり大丈夫じゃなかった日産(2020 SUPER GT 第1戦・富士)

予選Q2の動画ですが、既にGT-Rが1台しかいない。ナンテコッタ・・・。

先日のテストでもプロペラシャフトを折りまくり、速さもイマイチだったGT500日産勢ですが、案の定本戦でもパッとしない結果に終わってしまいました。もしかしたら何か隠してる?みたいな扱いもされていましたが、苦しんでいるのは間違いないです。それだったら「超速いけど壊れやすい」の方がインパクトがあっていいかもしれない。
スープラは上位5位までを独占。圧倒的でした。NSXも速いと言われていましたが、スープラは安定してますね。まぁ予想通りでした。今年はトヨタかな?これにホンダがどこまで付いていけるか。日産は・・・うん。
どうせならちゃんとレースしてほしいですからね。どこかが圧倒的に強いとか弱いとか、そういうのはつまらない。さて復活の目はあるのかどうか。

GT300でもスープラが優勝したので、第1戦は本当にトヨタの宣伝みたいなレースになってしまいました。とにかく強い。一発の速さはNSXにもあるようですが、トータルの強さはスープラに分があると感じます。


日産の中で唯一ちょっとだけ速かったのは3号車・クラフトスポーツ。エースのはずのニスモなど3台はQ1落ち。あげく、インパルは決勝開始早々にぶつけられ大破してリタイア。散々です。

決勝では7位のクラフトスポーツが最上位。今年1年は厳しいかも・・・とか考えちゃいます。


GT-Rだけ遅い理由は不明ですが、今回のレースではプロペラシャフトが折れていなかったので、壊さないためにエンジン出力を落としたのかな?というのが私の勝手な推測。
ただ、クラフトスポーツ”だけ”がちょっと速かったのが謎です。各車に何か違いがあるとして、速くするならニスモだと思うんで、これがよくわかりません。
タイヤのせいだとしたらブリヂストンのカルソニックが速くても良いはず。何故?



そういえば。今年度のGT500は全車が新車ですが、GT-RとNSXはベース車両が継続な一方で、トヨタは復活したA90スープラ。車体が小さく、解説の由良さん曰く「GT500のために作ったみたい」ってくらい理想的とのこと。クラス1規定ではベース車両のデザインがかなり重要になってくるので、大柄なGT-Rは少し不利なのかもしれません。
で、その話題の中で、「ベース車両でいうなら今度出るらしいZの新型の方が合ってる」と話されていました。そんなことがあったら私は喜びますが・・・。

まぁ日産は「レース=GT-R」は絶対事項なので、そうなる可能性はかなり少ないと思うんですけどね。あるとすれば、R34型の生産終了後のZ33型みたいに、GT-Rが売ってないからZのパターン。次期GT-Rの開発状況は不明ですが、既にモデルサイクルからすればかなり熟成してしまっているので、R35型がここから更に進化することは難しい気もします。R36?型の話があるとすればそう遠くないはず。ただ、個人的には次期GT-Rはハイブリッドか完全電気のどちらかだと思っていますが。


次は2週間後。GT-R奇跡の復活に期待!



2020年7月7日火曜日

フリーじゃないパブリックドメインなんか無いハズだけど・・・

訳あってネット上で虫の鳴き声とかを探してるんですけどね。あるにはあるんですが、権利関係が完全にフリーかというとそうでもないんです。非商用ならOKと書いてる、でも「何かあったら怖い」・・・らしいです。それで使うなとのお達し。訴訟のリスクとかそういうのが心配なんだそう。ああそうですか。(もちろん用途はバリバリの非商用なんですけどね)

じゃあパブリックドメインなら良いのか?と考えるんですが、たぶんそう書いてあってもこう言われるんです。権利関係がよくわかっていないのが原因なんでしょうけど。
もうやってらんね、じゃあ自分で撮ってくるか!・・・って、今はコオロギの季節じゃないし。あんだけリンリン鳴いてて録音し放題だったのはいつの日だったか、欲しいときにはいないもんです。残念。



逆に言えば、そういう需要ってあるんですかね。何がなんでも著作権フリーでパブリックドメイン。どう使おうが自由。地球のコアが停止しても訴えませんよ!って宣言して公開する、そういう音源。作曲はできませんが、素材集めならできなくはない。



ま、やってみる価値はありそうですね。一番良いのはイラストなんですが・・・せっかく買ったApple Pencilですが、巨匠クラスのお絵かき才能をもつ私にすれば、無駄も良いところです。(ほぼメモ用)

とはいえ素材があったとしても、今持ってる録音機材は普通のiPhone。カメラは良くてもマイクは普通なはず。ちょっと工夫する必要がありそうです。リニアレコーダーを買うとかね。


前向きに検討してみましょうそうしましょう。

2020年7月6日月曜日

ハイオクのインチキがバレたらしいけど

スポーツカーや高級車はハイオクガソリンを使います。ノートニスモSもハイオク指定。性能重視の車はどうしてもハイオク指定になってしまいます。

そのハイオクガソリンで、一部の会社がちょっとアレなことをしていたらしい、という報道がありました。まぁ少し今更な感じもありますが。

具体的には、一部の会社は配送前のタンクを共有していて、レギュラーガソリンはそこから配送をしているけども、ハイオクでも同じことをやっている、ということらしいです。なので会社ごとのハイオクガソリンの違いがなかった、と。各社でガソリンの品質が違うような宣伝もされていて、人によっては給油する油種を決めている人も多いですから、これが本当なら「騙された」と思うのも無理はないですね。
しかし、各社は「ハイオクガソリンの品質は満たしているから問題ない」と回答しているとか。確かにハイオクガソリンの基準は満たしている。なので車が壊れることはない。

私はエネオスを使っていますが、これは別に油種にこだわるがあるわけではなくて、Tポイントの関係でそうしているだけ。なので正直なところあまり驚きもないんですよね。ただ、良いことではないよなぁと。

逆に言えば、ガソリンはどこで買っても”ほぼ”同じということなんですが、どうやらシェルだけは例外らしく、ちゃんと独自の製品らしいです。
まぁそんな気はしてましたけどね。フェラーリはシェル指定らしいですし、確かにちょっと高いですが、品質はちゃんとしている印象でした。


もし機会があったらシェルで給油してみて、吹け具合の違いを確かめてみたいですね。一応オクタン価が高いほうが良いらしいですし、サーキット走行をするなら吹けが良いガソリンを入れたくなります。サーキット周辺にシェルがあるかどうかが問題なんですが。ガソリンスタンド自体が減っているのに、その中でシェルをわざわざ探すのはかなり難しい気もします。

これでもし本当にシェルのハイオクガソリンが良い製品なら、シェルのガソリンを選ぶ人も増えそうですね。ちなみに、レギュラーガソリンは規格が決められているために、どこで買っても同じガソリンが出てくるそうですが。あくまでハイオクガソリンだけに関係する話なので、お間違えないように。

2020年7月4日土曜日

2020 SUPER GT開幕前テスト(富士)の話

無観客で、富士と鈴鹿と茂木のみの8戦のみで開催される2020年のSUPER GT。最終戦はもしかするとタイ。そんな変則的なシーズンのテストが行われましたが・・・大丈夫か日産。

日産ユーザーでありながら特別日産を応援しているわけではない私ですが、ここ数年のGT-Rはパッとしない印象なのが正直なところです。2014・2015の連勝が嘘のよう。


テストではトヨタのスープラが非常に安定していて、NSXもFR化初年度にしてはかなり速く、テストとはいえトップタイムを出していることもありました。まぁスープラが手を抜いている可能性もありますが・・・。


で、日産。速さが今ひとつなことよりも、プロペラシャフトをバキバキ折ってましたね。トータルで6本も折ったとか。何故か23号車だけは折れなかったそうですが、そういえば昨年辺りから「日産だけプロペラシャフトがよく折れる」という謎の現象が出ていたんですよね。これがいよいよ深刻化してきた、あるいは相変わらず解決していない、ということなんでしょう。
今のGT500は車両の構造が基本的に全車共通なので、部品の問題ではないと思うんです。トヨタもホンダも折れてない。日産だけがこうなる理由。これが「わからない」ってのも不思議なもんです。(わかってるけど内緒にしてるだけだと思いますけどね。)

昨年の(もしかしたら最初で最後の)DTMとの交流戦でも、ドイツへ殴り込んだ23号車(松田選手)のGT-Rがスタート直後にプロペラシャフトを折っていました。そして今回のテストでも、同じ車で3回もプロペラシャフトを折っていたりと、単純に長期間走ったから折れた、というわけでもないようです。1レースも走れないようじゃ交換も何もないですからねぇ。


ここ数年のGT-Rはパワー不足でした。私は細かい技術についてよく知らないんですが、他社では導入されている「プレチャンバー」が日産のエンジンには導入されていないとかで、この差が結果の差に繋がっているのでは、みたいな指摘もありました。

元々日産だけはスーパーフォーミュラに出ていないので、トヨタ・ホンダと違ってエンジン開発にハンデがあります。今年からは日産もエンジンをかなり強化してきたという話もあるなかで、一方でこの結果。しかも開幕直前。かなり怖い。

23号車だけはプロペラシャフトを折らなかったものの、とはいえタイムが良かったわけでもなく、例えば初日はレイブリックNSXの1秒落ちでした。うーん?



どうせなら3社でレースしてほしいですからね。さてここから日産が巻き返すことがあるのかどうか。まぁ仮に速さが少し足りなかったとしても、プロペラシャフト破損からのリタイアばっかりだとつまらないですよ。

すべては初戦でわかるはず。私は・・・やっぱりトヨタかなぁ。ZENT(というか立川選手)が結果を出しそうな予感。