2020年7月20日月曜日

やっぱり大丈夫じゃなかった日産(2020 SUPER GT 第1戦・富士)

予選Q2の動画ですが、既にGT-Rが1台しかいない。ナンテコッタ・・・。

先日のテストでもプロペラシャフトを折りまくり、速さもイマイチだったGT500日産勢ですが、案の定本戦でもパッとしない結果に終わってしまいました。もしかしたら何か隠してる?みたいな扱いもされていましたが、苦しんでいるのは間違いないです。それだったら「超速いけど壊れやすい」の方がインパクトがあっていいかもしれない。
スープラは上位5位までを独占。圧倒的でした。NSXも速いと言われていましたが、スープラは安定してますね。まぁ予想通りでした。今年はトヨタかな?これにホンダがどこまで付いていけるか。日産は・・・うん。
どうせならちゃんとレースしてほしいですからね。どこかが圧倒的に強いとか弱いとか、そういうのはつまらない。さて復活の目はあるのかどうか。

GT300でもスープラが優勝したので、第1戦は本当にトヨタの宣伝みたいなレースになってしまいました。とにかく強い。一発の速さはNSXにもあるようですが、トータルの強さはスープラに分があると感じます。


日産の中で唯一ちょっとだけ速かったのは3号車・クラフトスポーツ。エースのはずのニスモなど3台はQ1落ち。あげく、インパルは決勝開始早々にぶつけられ大破してリタイア。散々です。

決勝では7位のクラフトスポーツが最上位。今年1年は厳しいかも・・・とか考えちゃいます。


GT-Rだけ遅い理由は不明ですが、今回のレースではプロペラシャフトが折れていなかったので、壊さないためにエンジン出力を落としたのかな?というのが私の勝手な推測。
ただ、クラフトスポーツ”だけ”がちょっと速かったのが謎です。各車に何か違いがあるとして、速くするならニスモだと思うんで、これがよくわかりません。
タイヤのせいだとしたらブリヂストンのカルソニックが速くても良いはず。何故?



そういえば。今年度のGT500は全車が新車ですが、GT-RとNSXはベース車両が継続な一方で、トヨタは復活したA90スープラ。車体が小さく、解説の由良さん曰く「GT500のために作ったみたい」ってくらい理想的とのこと。クラス1規定ではベース車両のデザインがかなり重要になってくるので、大柄なGT-Rは少し不利なのかもしれません。
で、その話題の中で、「ベース車両でいうなら今度出るらしいZの新型の方が合ってる」と話されていました。そんなことがあったら私は喜びますが・・・。

まぁ日産は「レース=GT-R」は絶対事項なので、そうなる可能性はかなり少ないと思うんですけどね。あるとすれば、R34型の生産終了後のZ33型みたいに、GT-Rが売ってないからZのパターン。次期GT-Rの開発状況は不明ですが、既にモデルサイクルからすればかなり熟成してしまっているので、R35型がここから更に進化することは難しい気もします。R36?型の話があるとすればそう遠くないはず。ただ、個人的には次期GT-Rはハイブリッドか完全電気のどちらかだと思っていますが。


次は2週間後。GT-R奇跡の復活に期待!