といっても、もう選定は終わってたんですけどね。やっぱりミシュランのパイロットスポーツ4（PS4）にしました。ネット上での評判より、実際に使っている人の意見が大きかったです。自分と同じ3回のサーキット走行での摩耗具合が・・・全然減ってないんですよね。ヒビ割れもなし、きれいに溶けているだけ。バキバキに割れてしまっているポテンザS007と比べてしまうと、ここでわざわざまたポテンザにしよう！・・・とはならないです。ブリジストンには申し訳ないけど。
ポテンザは、全体的にグリップが強く、その分削れやすい、みたいな特性があるようで、S007よりも上のRE-71だと、もう消しゴムか！ってくらい減るそうです。金持ちならそれでいいんですよ。また替えればいい。あるいはスポンサーが付いてるとか。でも普通はそうじゃないですからね。
街乗りだけならまた違うのかもしれません。本格的に熱を入れるようなサーキット走行もあって、その上でタイヤライフを長めに取りたいなら、私が聞いた限りだとミシュラン・PS4が良さそうです。
ということで、ミシュランのPS4を4本。1本16000円ほど。トータルで、タイヤ交換込みで7万円ほどでしょうか。ディーラーでタイヤ取り寄せ込みの見積だと1◯万円！とのことだったので、随分とお安く買えました。タイヤはネットで買うのが良いですね。値段が全然違う。
ずっと買うタイミングを考えていたんですが、どういうわけか瞬間風速的に1000円ほど安くなっていたのを見てしまいまして、思わず買ってしまった、というのがひとつ。それに、ちょうどディーラーへ行く用事ができたこともあって、そのタイミングで交換してもらおうと、こういうことです。いいタイミングってのはちゃんとあるんですね〜。
ただ、結構迷いました。家庭の事情やらでアホほどお金を持って行かれたのもあって、もっと安いのでもいいんじゃね？と思ったこともしばしば。私の場合はサーキット走行があるので中途半端なタイヤを選べない、という事情もありましたが、街乗りだけならもっと別の選択肢もあります。
まず、ダンロップ。最後まで悩んだのがダンロップとミシュランで、DIREZZAはDZ102とZⅢの2つが候補でした。サーキット走行を考えるならZⅢが良いんですが、こちらは値段が高め。DZ102ならミシュラン・PS4よりも安価に抑えられるかも・・・というのが悩んでいた理由です。
しかし、「ミシュラン・PS4ならほぼ間違いないよ」と周りに言われている中で、わざわざダンロップを試すほどの価格差かというと、実はそうでもなかったり。ノートニスモSのサイズ（１７インチ）ではどれもだいたい同じか、ちょっと安い程度です。そのちょっと安いの一つがダンロップ・DS102。ZⅢはちょっとやり過ぎかな、ということで除外しました。サーキットはまだまだヒヨッコなのに、道具ばっかり良くしても意味ない気がするんです。
値段とグリップのバランス、サーキット走行の頻度を考えて、スポーツタイヤではないタイヤを選ぶことも考えました。ダンロップならルマンⅤとか。でも、これも値段がミシュランとあまり変わらないんですよね。大体1万4千円前後。17インチあたりから途端に高くなるので、選択肢が少なくて困りました。
次、ヨコハマ。ヨコハマならADVANのNEOVAかFLEVAが選択肢になります。ストリート寄りならフレバ、サーキットならネオバ、ですね。これも実は値段的にはミシュランPS4と同じくらい。フレバなら最安で15000円前後から、でも実際は胡散臭い業者を除外したりするので、もうちょっと上乗せになります。これだとミシュランを選ばない理由がないんですよね、やっぱり。トータルで7,8万円の出費の話ですから、「ちょっと失敗した」ですら冗談じゃないんですよ。
で。実はサーキットで他の車のタイヤを偵察していた中で、フレバの人もいたんですよね。参考までに聞いてみたところ・・・まぁ、あまり良くないとのこと。少し物足りないみたいですね。かなり速い人（つまり限界までタイヤを使ってる）なので、タイヤが良かったら！みたいな感覚もあるんだと思います。私みたいな初心者レベルでは違和感ない高レベルかもしれません。
ネオバなら完全にサーキット向け。サーキット用で一台持ってる人なら良さそうですけどね。あるいは、現地でタイヤを交換できる人か。公道で使うには不安なタイヤパターンです。私がもっと上手くなったらそういうタイヤも考えましょうか・・・。
こんな感じで、「悩む」というより「ミシュランにする理由を探す」といった検討になっていました。実際に使っている人の声と、その中で不満が一切ない（敢えて言うならちょっと高いこと）のが決め手になりました。それに、本当だったら高いはずのミシュラン・PS4が、ネットでは安く買えたんですよね。それもアマゾンで。まさかアマゾンでタイヤを買うことになるとは思わんかった・・・。（届いたタイヤはかなりいいものでした。詳しくはこちらから。）
もうひとつ。そもそも今の私の経済状況では不可能な話ですが、「サーキット用のタイヤを16インチにする」ことが、ノートニスモ乗りの中で流行っているそうです。要するにインチダウン。この方が踏ん張りが効くとか、タイヤが安くなるとか、まぁ色々と理由はあるそうですがね。
普段は１７インチの純正ホイール、サーキットではハイグリップタイヤを履いた16インチ。非常に贅沢ですが、合理的だと思います。それに掛かる手間（タイヤなんか替えたことないです。雪国なら自分で交換するそうですが。）と、何よりもホイール代が捻出できません。みんなお金があっていいなあ・・・。
そこまでノートにお金を掛けるならZが欲しいんで、私は１７インチのまま、ストリートとサーキットを両立させた形で乗ることにします。16インチ化はニスモの松田選手もやるそうなので、今後色々と情報が得られそうです。サーキットでも偵察予定。
個人的には、やっぱり１７インチの方が格好いいんですよ。なのでホイール一式とタイヤを揃えて、サーキットに行く時だけ交換する・・・なら16インチ化も良いと思います。あとWedsportとミシュランがスポンサーになってくれたら？、なんてね。
ついでにもうひとつ。ブレーキパッドが残り6mmだったらしいので、タイヤ交換と一緒にパッドの交換も予定しています。タイヤとブレーキをリフレッシュ。早くも楽しみです。