2021年1月29日金曜日

ラスト・モンテ?(2021・WRC第1戦)


2021のモンテカルロはオジェ。やっぱりオジェはハマると速い。昨年の後半辺りから強さが増しました。地元ってこともありますけど、途中から「これはオジェが勝つな」と感じていました。ライバルが自爆していたこともありますが、エバンスですら全力出しても敵わない感じ。これぞオジェ。

しかし、今年のオジェの公式写真は大人しめですね。2020年のやつは全然キャラに合ってなくて好きだったんですが。


いや、あんた誰だよ・・・。


元々オジェは去年で引退すると発表していました。でもコロナ云々でもう1年やることにしたそう。元チームメイトのラトバラがボスになったりしていますが、まぁ来年は順当に勝田選手が昇格してオジェが引退するんじゃないですかね。


つまり、これが現役最後のモンテカルロ。今年はオマケの一年みたいなものですが、それでも優勝しちゃうのがスゴイですね。

今年はフォードのスニネンが前転してコースアウト。去年はタナックが大クラッシュしていました。やっぱりモンテはやばい。ゲームですらうんざりするくらい難しいステージです。ゲームで比較するのもおこがましいですが。



2021年のモンテは、ちょうどフランスの”本気の”緊急事態宣言下で行われていたので、外出禁止になる18時までにレースを終わらせるために超早朝からのスタート(ナイトレースではないけど真っ暗)になったり、無観客で行われたり(でも普通に観客いましたけど)、相変わらず制限の多いレースになっていましたが、無事終了したようでよかったです。

まぁラリーはどうせ何もないところをぶっ飛ばしているだけなんで、クローズド・サーキットよりは密集率は低いと思うんです。だから今年こそは是非ともラリー・ジャパンをやってほしいものです。

本当は去年ラリー・ジャパンに行く予定だったんですよ。それが誰かがコウモリなんか食ったせいで全部パーになってしまいました。オジェは昨年の時点で引退するとの話だったので、せっかくのチャンスを逃した!、と思っていたんですがね。

でもオジェは引退を1年延ばした。なので、もし今年のラリー・ジャパンが開催されたなら、本当に最後のチャンスということになります。絶対サインをもらおう。

何にサインしてもらおう。ちゃんと今から考えておきましょうか・・・。





2021年1月20日水曜日

2021年もGT-R!【SUPER GT】

 2021年もGT-RでGT500クラスに参戦する日産。ホンダからF2上がりの松下選手を引っ張って来ましたが、そんなことより今年もGT-Rだった。もしかしたらいつかのNSXみたいに「コンセプト GT」とか名乗ってZを投入してくるんじゃないか?(というか、投入してきたらいいな!)とか妄想していたんですが、まぁ当然のようにR35続投。そんなもん期待するほうがどうかしてる。


23号車はドライバーも続投。松田・ロニー組は8年目だそうですよ。なかなかの年齢になってきましたが、昨年も(運もあったとはいえ)GT-R勢の中で一番の好成績でしたし、2勝もしてたら変えようがないですね。

3号車も千代・平手組で続投。こちらは23号車と同じパッケージングながら勝てなかったので、今年は活躍に期待したいものです。トヨタやホンダは各社それぞれで調子が良かったのに、日産は23号車だけで戦ってましたからね。チャンピオンになるためにはメーカー内での援護も重要だと思います。


で、12号車にはホンダから松下選手が加入。去年までF2で走ってたバリバリのフォーミュラ上がり。一時期は”次にホンダのF1に乗る人”の雰囲気でしたが、角田選手がF1のシートを取っちゃいましたからね。しかも、ホンダはセナが生きていた時からすぐ撤退するクセは変わらないようで、今回のF1も2021年までとのこと。道は険しいです。

松下選手はもちろんまだまだこれからの選手であることは間違いないので、ここで一発インパルで活躍して、さらなるステップアップに期待したいですね。インパルもここ最近元気がないので、チームも底上げにも期待。もしかするとスーパーフォーミュラにもエントリーするのかもですね。

パートナーは平峰選手。鈴鹿でのブロックには色々意見があるようですが・・・。


24号車は12号車から佐々木選手が移り、高星選手と組みます。ここは選手よりも監督の行く末が気になるんですが、どうなるんですかね。



肝心のGT-Rはどうなんでしょうね。2020シーズンはとにかく苦戦。23号車の2勝も、何故勝てたのかサッパリわからない。まぁそれが23号車の意地といえばそれまでなんでしょうけど、普通なら0勝でもおかしくない、厳しいシーズンだったと思います。

例年、こうやって追い詰められた次の年の日産は強くなるように思うんですが・・・しかしコロナウイルスの件も引きずってますし、日程変更など振り回される可能性が大いにありえる2021シーズン。


何事もなければ岡山から。でも開催されるか正直微妙。できたとしても無観客は覚悟しといたほうが良さそうですね。


とはいえGTの開幕は少し先の話。私はWRCの開幕待ちが気になっています。しれっとチャンピオンに返り咲いていたオジェが2021シーズンも続投とのことで安心しました。

実は2020のジャパンラリーに観戦で行く予定だったんですよ。その時にオジェのサインをもらいたいと思っていたので、中止になってがっかりしていました。オジェは、例年のことですが「今年で引退する」と言いまくる人なんですよ。

でも少なくとも2021シーズンも走ってくれる。実力は十分。絶対ジャパンラリーには行きたいので、コロナウイルスの方々には死滅していただく必要があります。がんばれ、ワクチン。


・・・というわけで、今年もGT-Rな日産のGT500。今年こそ、ですよね。

そして有終の美を飾ってZへ・・・なんつって。


2021年1月19日火曜日

TS060・・・じゃなくて「GR010」【WEC】

TS030から再開したトヨタのWECでの活動ですが、2021シーズンからLMP1クラスは「ハイパーカー規定」でのレースへ変わりトヨタも参戦継続、新車はTS050の次だからTS060・・・ではなく、心機一転「GR010」という名称になりました。本当に「ガズー」という名称がお気に入りのようですね・・・。

とはいっても中身はTS050からの正常進化らしく、見た目もこれまでのプロトタイプと大きく変わらないように見えます。細かい部分で、例えば車体が大きくなっているとか、そういう違いはあるらしい。そのほか、よく見るとサイドミラーがフェンダーとの一体型ではなくなっています。


さてこのGR010、「ハイパーカー」です。一応市販車ベース・・・というより、厳密には「市販車と共通性が多い」車らしいです。ベース車ではなく、兄弟車とかそれくらいの近さだそう。GR010は分類的にはプロトタイプ。ハイパーカークラスへの参戦という意味では変わっていないようですが、いつの間にか市販車ベースではなくなっていました。

とはいえ、この手の「ロードカー」は何だかんだで売られないことが多いです。後に「かなりズルかった」ことで伝説となっているTS020も一応ロードカーベースでしたが、本当に売られることはありませんでした。日産のR390も同じ。たまにイベントで公開されるだけ。「市販車」と言いながら本当に売る気はなかったんですよね。スーパーGTのHSV-010も同じ。

でもGR010は、一応本当に売られるらしい。売るとしても数はしれていますが、まぁ1台1億円くらいはするでしょう。
これが金額的にびっくり・・・でもないのが悲しいところ。ヴェイロンが1億超えだったのは有名ですが、ケーニグセグの新車・ジェスコは3億超えらしいですし、もう金額が高いこと自体には何も感じなくなりました。今更1億だから何だって話ですよね。金額的なインパクトはあまりないと思います。

最近のスーパーカーやハイパーカーはもれなくチリトリみたいな形状で個人的には好きではないですし、高いだけで本当にハイスペックなのかよくわかんないんですよ。まんまプロトタイプみたいな車がロードカーとして買えるなら、非常に魅力的な車だと個人的には思います。私には永遠に縁のない車なのが非常に残念ですが。


さて、WECのLMP1は、ハイブリッド規定ができた最初こそかなりの盛り上がりを見せたものの、2016年のノーパワー事件を経て、2018年にはトヨタ以外のワークスが撤退してしまったので、新たな規定として「ハイパーカー規定」をブチ上げました。世界中でハイパーカーが増えていましたし、参戦するメーカーも多いんじゃないか?という期待はあったと思います。

が、意外と参戦するメーカーは少なく、参戦する風を吹かせていたアストンマーティンはいつの間にか参戦しないことになり(しかもF1の方に参戦するとか)、元々トヨタの参戦は確実としても、プジョーは参戦する気があるようなないような微妙な状態で、他には「グリッケンハウス」がプライベーターとして参戦予定とのことですが、既にプロジェクトには遅れが見られるようで、早くも不安です。

そもそもグリッケンハウスは、端的に言うと「超クルマ好きで金持ちのオッチャン」のチームですからね。メーカーの支援を受けずに自分でレースカーを作ってしまう情熱は本当にスゴイ、しかし本当にハイパーカー規定のレースカーを作り上げて、しかもレースになるほどのマシンを作れるのかどうか。いつかの日産みたいにならなければいいですが。

まぁグリッケンハウスは、私の好きな「フェラーリ・P4/5」の作成元ですし、P4/5はNur24hで上位争いもしていましたから、レーシングチームとしては意外と有力なのは間違いないんですけどね。


新しいLMP1クラスには、先述のハイパーカーの他に、いくつかのメーカーの作ったシャシーを使う「LMDh」という規定もあります。こちらは何よりも市販車ではなく共通シャシーを使っているために価格が安く、デイトナ24時間にも参戦できるのが強み。ポルシェはこちらの規定でWECに参戦するとか言われていますね。またハシゴを外されなければいいですが・・・。

ただ、LMDhは要するにこれまでのLMP2ですからねぇ。これまでのLMP2にハイブリッドシステムをポン付けしたような感じです。4社が供給するシャシーを使う、など、まさにLMP2。でもコスト的には間違いなく安いでしょうし、戦力が非常に均衡していて面白いクラスだったのも確かなんですよ。
ただ、このLMDhとハイパーカーとが同じLMP1になるので、その間のバランスをどう取るのかが難しそうです。予定としてはハイパーカーの方を遅くして、あとはBoPで上手く調整するらしいですが、さてちゃんとレースになるのか。タイム的にもLMP2なLMP1。これが次世代のル・マンです。


いずれにしても、滑り出しを見る限りだと、LMP1クラスに昔ほどの勢いはないですね。まぁ実際に始まってみると面白いのかもしれませんが。少なくともトヨタしかいない、大ハンデでどうにかレベリオンが戦えているだけだったここ数年のWECよりはマシだと思いますけどね。レベリオンなんか参戦終了しちゃったし。かわいそうに。


WECの勢いがなくなってきましたが、フォーミュラEも怪しい雰囲気が漂ってるみたいですね。アウディは今年で撤退、日産も撤退の可能性があるとか、そんなニュースが出ていました。

なんでも、フォーミュラEからは技術的なフィードバックが少ないそうな。これって結構致命的ですよね。参戦する意味がない。アウディは電気自動車でダカールラリーに出るそうです。

レースの電動化方面も苦戦するのかもしれませんね。フォーミュラEも中々楽しめたレースなので、今シーズンも見るつもりなんですが、続々と撤退表明!みたいなシーズンは勘弁してほしいものです。



WECについては、新規定のレースに、プジョーやグリッケンハウス、ポルシェなどが本格的に参戦するのは少し先の話。ハイパーカーのガチバトルが見られるまでには時間がかかりそうです。










・余談?

しかし、「ハイパーカー規定」は厄介なことになりましたね。参戦車が思いの外集まらない。世界中にハイパーカーは溢れているので、そういったメーカーが続々と参戦するかも?という思惑はあったと思うんですよ。
でもガチなのはトヨタだけ。トヨタについては、恐らくノーパワーの恨みが原動力です。あれで優勝していたら2018辺りで撤退していてもおかしくないですよ。

なんでかなーと考えて思いつくこととしては、結局ハイパーカーって、超金持ちのマウント取りの材料みたいなところがあるじゃないですか。「俺があのすげぇの持ってるんだぜ?」って言いたいだけのやつ。


売る方もそういうド金持ちをターゲットにしているので、車の金額も中身もどんどん先鋭化しちゃってて、なんだかよくわからない世界になりつつあります。スゲェ見た目とか、ワケワカラン素材とか、時速400キロ、シンジラレナイ未来システムとか。一定のルールの中で競うレースの雰囲気とはまるで合っていない。全体的にびっくり人間コンテストに近いですかね。


マクラーレン・F1はF1マニファクチャーだけあってサーキットでの性能にも気合が入っていたそうですが、ゾンダで有名になったパガーニは、レース活動をする気はないらしいです。オーナーからワンオフで「ゾンダのレースカー欲しい」と言われたら作る、そんな感じ。特定のルールに則ったグループGT3のような世界で戦う気は全くなし。

世界中にハイパーカーが溢れているのに、「ハイパーカーのレース」にはトヨタしかいないってのも寂しい話。しかしこのあたりにハイパーカーの本質があるような気がします。「○億円!」「へぇ!」・・・で終わっちゃう感じ。
億単位の車なんか、今後何をどうやっても買えない(買わない)ので、大多数の人にとっては遠い宇宙の話くらいどうでも良くなっちゃいませんかね。スーパーカーくらいの方が現実味があってちょうど良いと思うんですよ。

私は、クルマは乗ってナンボだと思ってるんで、どうせならハイパーカーもガンガンレースしてほしなぁと思うんですけど、実際に走らせてオカネ・クバルさんこと前澤氏みたいにゾンダで事故っちゃうのも困りますしね。どうしましょう。


金額については、最近はハイパーカーでも3億超えが当たり前になってきましたが、3億円ならレオパルドみたいな戦車が良いですね。絶対に煽られなさそう・・・。



2021年1月2日土曜日

2021年抱負

今年の目標

・タッチタイピングをマスターする
・英検取る
・今年こそWRCジャパンに行く
・GTとDirtに復帰
・(発売されてたら)例の車を買う


こんなところですかね。あくまで目標なので完遂できるかどうか。


タッチタイピングは、別にできないわけじゃないんですよ。ただ独学なせいで変なクセが付いちゃってて、これを矯正したいんです。多分1月中にできます。目標というか業務改善の一環ですね。


英検は、元々「取ってみたい」のまま7年くらい経っているので、ここらへんで一発ちゃんと経歴書に書けるようにしたいなぁと。多分やろうと思ったらすぐ取れるんです。TOEICも800点相当くらいの実力はあるらしいんで。(本当?と自分でも疑ってますが)


実は2020年にWRCジャパンへ行く予定だったんですが、コロナ云々のせいで全部パー。コウモリなんか食ったせいでこうなったんだとしたら、原因になったやつをぶっ飛ばしてやりたいですね。
2021年も開催予定ではあるらしいので「行きたい」とは考えています。しかし実施されるかどうかは完全に地球次第なので、私にはどうにもできません。オジェのサインが欲しいんですよねぇ。


ゲーム関連の活動も再開したいと思っています。最近は精神的な不調が続いており、レースができる状態ではなかったりします。レーシングドライバーのメンタルケアは本当に大事だなぁ、とプロでもないのに考えてしまいますね。
GT7?は発売までどうせ当分掛かるんで、PS5を買うほどではないでしょう。PS5ではDirt5も発売されそうなんですが、PVを見る限りだと自分の好きな方向性ではない(バトルがメインみたいな構成ですよね)ので、現時点では買うかどうか不明です。別にオフロードならどこでも良いわけじゃないんですよね。ラリーが好きなんです。ココ重要。





で、車ですよね。発売が2021年中なのか怪しいですが、できれば欲しいですね、Z35。もう改造とかできなくてもいいです。Zが欲しい、これだけです。

他の2つは自分の実力の問題ですが、Zについては完全に資金力の問題です。コロナ云々で給料も削られつつある中で、果たして車を買うほどのお金が貯まるのかどうか。完全にロト7頼りです。


別に年明けだからって抱負を作る必要はないと思うんですよ。ただ、ふと自分のここ5年くらいを振り返ってみると、何だかんだで毎年初めに何となく定めたその年の目標が、ちゃんと達成できてるんですよね。全体的にヤケクソで散財した結果だったりもしたんですが・・・。




なので、自分を追い詰めるためにも目標を立てることにしました。案外言ってると叶うのかもしれませんよ?