2018年9月24日月曜日

ブレーキパッドを替えてみて

ノートのブレーキパッドを、エンドレス製「Super Street-S sport」(通称SSS)に交換して1ヶ月ほど。有名なエンドレス製のそこそこ良いブレーキパッドですから、その効果とやらが気になるわけです。ただ、困ったことに今のところはピンと来ません。

理由は簡単。すごく単純な話なんですけどね。元々公道でブレーキ性能の違いが分かるような場面がなかった!!! これですよ。




エンドレス・SSSの場合は「安心して踏める」「ストリート性能重視」が売り文句。しかし、そもそも「ストリート向けのブレーキ」ってなんじゃい、と思ってましたし、加えて「安心して踏めない状況って何?」というのも正直な感想だったりします。踏んでも効かねぇってそんな恐ろしい・・・。

安定したブレーキ性能も何も、公道でガツガツとブレーキを掛ける機会がそもそもないんです。
それに、例えブレーキの効きが思ったほど良くなかったとしても、それが直に致命的な状態になるような運転をしないように心がけよう、とか考えてるんですが。

急な飛び出しでもない限り急ブレーキを使うことなんか無いはずですし、どんな車でも最低限のブレーキ力はあるはず。普段車に乗っててブレーキ力が不足している!と感じたことはないんですが、良いブレーキパッドに交換した場合、一体どこが良くなったと感じるべきなんでしょう。例えば制動力に関して言うなら、それこそ過積載とかフェードしちゃったとか、そういう場面じゃないと「ブレーキが効かない」なんてことは無いんじゃないかなぁ、と思うんです。普通ならね。あるいは荷物も人も満載したミニバンなら・・・とか。


多分、運転の仕方が人それぞれな部分もあるんで、一概には言えないんでしょうけどね。私は減速Gを感じるほどのブレーキを掛けることが嫌なんですよ。止まる瞬間のカックンとか論外。だから自ずとふ〜んわりした減速になります。
信号待ち中に横目で見てて、助手席の人が"つんのめる"ほどのブレーキで止まる車が信じられないくらい。気持ち悪くならないんですかね。

まぁ乗り心地については好みの話ですし、ふんわり止まることに関しては単なる自己満足。私は車の運転に関して、カックンなしで停止することを常に心がけているわけです。エンドレスのブレーキパッドを入れときながら。完全に矛盾していますね、はい。


そんな運転手が乗る車で、エンドレスの良いブレーキパッドを入れたからって、その違いがどうとかなんか分かるわけがない!と、パッドを交換して100kmほど走ってから気が付きました。気が付くのが遅いですね。(100kmくらいは慣らし運転の為に急ブレーキ厳禁だそうです)



元々私はサーキットでのブレーキ性能がいくらか良くなることを狙ってSSSを選びました。その際に「適正温度」が高めなもの、でもサーキット向けのパッドほど本格的ではないもの、ということでエンドレス・SSSという選択になりました。
が、公道での性能も意識した割に、ストリート性能とやらはさっぱりわからずじまい。ガッカリというか、何となく期待はずれ?なのは確かです。

逆に言えば、サーキットに行かない限りはブレーキを改造する意味なんか無いってことですね。公道で急加速・急減速は必要ないですから、その性能を追求する必要もなし。ミニバンみたいに重い車なら・・・という感じです。


ということで、エンドレスSSSの本領発揮はしばらく先になりそうです。そもそも公道でブレーキパッドの違いを感じようとすること自体が無茶だったかも。そうなると余計に次の走行会(時期不明)が楽しみです。サーキットなら「安心して踏める」は重要ですからね。岡山の時は不安しかなかったですから。




そういえば、ブレーキパッド交換って高いんですね。前後の交換費用だけでタイヤ交換の倍くらい(2万ほど)かかりました。でも自分でやるわけにもいかないし。困ったものです。